【高齢者向け】楽しい工作レクを始めよう
高齢者施設やデイサービスの現場では、工作レクリエーションは欠かせませんね。
手先の細やかな動きが必要なので、リハビリや脳の活性化につながります。
そこでこの記事では、高齢者の方が手軽に作れて楽しい工作アイデアを集めました。
工作をしたことがなくて自信がないという方でも始めやすいですよ。
材料は自宅にあるものや、100均ですぐに手に入るものばかり。
「工作に興味がある」という方は、ぜひ挑戦してみてくださいね。
【高齢者向け】楽しい工作レクを始めよう(41〜50)
ロケット

紙コップを重ねるだけで、上空へ飛びあがる、楽しいロケットの作り方をご紹介します。
用意するものは紙コップ2つと輪ゴム、画用紙です。
まず、1つの紙コップの底に4つ、等間隔に印をつけ、切り込みを入れます。
続いて画用紙でロケットのパーツを作り、高く飛び立つように願いを込めてデコレーションしましょう。
輪ゴムをつなげ、紙コップの切り込みにいれたら準備完了。
もう1つの紙コップに重ねたら、下までぐっと下げましょう。
手を離すと、すごい勢いでロケットが飛び出しますよ。
飛距離を競うゲームをしても楽しいですよ。
【高齢者向け】楽しい工作レクを始めよう(51〜60)
動く扇風機

手はさまざまなセンサーが備わっている「第二の脳」と言われています。
手先を使うことで得られる刺激が脳へ伝わり、脳の血流の増加や、活性化がされることで、認知機能の低下予防に効果期待できるという研究結果があります。
そこで今回は、手指を使う工作「うごく扇風機」のアイディアをご紹介します。
まずは紙コップの一部を切り取り、プロペラと胴体を作ります。
ペットボトルキャップに穴をあけ、つまようじと輪ゴム、ビーズを使ってとめましょう。
胴体とくっつけ、ゴムとつなげたつまようじをねじると、弾性が働きプロペラがまわる扇風機の完成です。
糸電話

スマートフォンなど、携帯できる電子機器が当たり前な現代において、アナログな道具で遊ぶ機会はずいぶんと減ったように思います。
そこで今回は、紙コップで作る、糸電話のアイディアをご紹介します。
用意するものは紙コップとタコ糸、ビーズです。
紙コップの底に小さな穴をあけ、タコ糸を通してビーズで固定します。
反対も同様にタコ糸を通したら、ピンと糸が張るようにして紙コップを持って、紙コップに向かって話をしてみましょう。
声が振動となって糸から伝わり、反対側のコップに聞こえる不思議な体験ができますよ。
簡単に作れるので、お孫さんにプレゼントすると喜ばれるかもしれませんね。
100均素材でマカロンキーホルダー

ころんとかわいいマカロンキーホルダーの作り方を紹介します。
くるみボタン、タッセル、生地、江戸打ちひも、マルカン、キーホルダーパーツ、接着剤を準備して作っていきましょう。
キャップに生地を入れてボタンをセットし打ち具で押し込みくるみボタンを作っていきましょう。
2個作ったら、ボタンの輪っか部分を折り曲げて接着剤を使い貼り合わせます。
貼り合わせたボタンのナスカンに江戸打ちひもを貼り合わせていき、途中でボタンのマルカンに通しながら周りに巻いていきます。
マルカンにタッセルを通したものを、同様に江戸打ちひもに通しさらに巻いていきましょう。
しっかりと接着剤で貼り合わせ全体のバランスを見て完成です。
リボンのミニトレー

あめや印鑑といった、ちょっとしたものを置くトレーがあると便利ですよね。
そこで今回は、縫わずに作れるフェルトのミニトレーをご紹介します。
正方形のフェルトと同じサイズの木綿布を貼り合わせて、制作しますよ。
手芸用の接着剤を使用するので、ミシンや針は使いません。
高齢者の方も、気軽に作れそうですね。
生地の間に、リボンを入れて接着しましょう。
トレーが完成したときに、リボンを結ぶとかわいいミニトレーが完成しますよ。
自分で作った作品を、自宅に持ち帰って使用するのも高齢者の方に、達成感を感じていただけそうですね。
簡単しおり

本を読まれる高齢者の方に、作っていただきたいしおりの作品です。
ちりめん生地を用意し、裏側に両面テープを貼って、半分に折ります。
ヒモを針で通しましょう。
ヒモには、手芸用の丸形の発泡スチロールに、ちりめんを貼ったものや、ちりめん細工でつくった作品も付けてもすてきです。
簡単に作れるしおりに、高齢者の方も制作に取り組みやすいのではないでしょうか?
自分で作ったしおりがあると、読書もさらに楽しくなりますね。
ちりめん生地は、100均で販売しているところもあるので準備も楽ですよ。
はぎれで作る小物入れ

小さくてかわいい、はぎれで作った小物入れをご紹介します。
型紙を使って2枚の生地をカットしていきましょう。
型紙は、サイトでダウンロードすると楽に作れますよ。
ミシンを使って縫いますが、小物入れなので縫う長さも短めです。
手芸のお好きな高齢者の方であれば、手縫いでも大丈夫です。
アイロンをかけたり、2枚を縫い合わせて作っていきますよ。
形を整えてると、小物入れが完成します。
作品の制作で余った生地を活用して作れます。
100均の手芸用品売り場でも、はぎれを販売しているところがあるようです。
お好きな生地のはぎれを選んで作れますね。