【高齢者向け】楽しい工作レクを始めよう
高齢者施設やデイサービスの現場では、工作レクリエーションは欠かせませんね。
手先の細やかな動きが必要なので、リハビリや脳の活性化につながります。
そこでこの記事では、高齢者の方が手軽に作れて楽しい工作アイデアを集めました。
工作をしたことがなくて自信がないという方でも始めやすいですよ。
材料は自宅にあるものや、100均ですぐに手に入るものばかり。
「工作に興味がある」という方は、ぜひ挑戦してみてくださいね。
【高齢者向け】楽しい工作レクを始めよう(71〜80)
ガムテープ薔薇

ガムテープを使って作る、立体感も魅力的な鮮やかなバラの花です。
花びらを作ってからそれを組み合わせるという細かい作業で作っていくので、手元への集中力が試されますね。
花びらや茎のパーツに貼りつく部分を残しているのも大切なポイントで、ここをそろえつつ竹ぐしに巻きつけていくことで、自然なバラの形に整っていきますよ。
力を込めて巻きつけるだけでなく、花びらの広がりも意識しつつ巻きつけるという工夫も集中力を高める大切な要素ですよ。
クラフトかご

温かみを感じる作風のクラフトバンド作品。
クラフトバンドとは、牛乳パックや古紙を再生して作った手芸用のヒモのことです。
今回はクラフトバンドを編み込んだバッグをご紹介します。
サイズの違うクラフトバンドを、数本用意して編んでいきますよ。
柔らかく薄く幅の広いクラフトバンドは、高齢者の方にも扱いやすいので制作も取り組みやすいのではないでしょうか。
編み進めて、だんだんと形になってくると高齢者の方もワクワクした気持ちになりそうですね。
クラフトバンドの編み方や色を変えるなどすると、さまざまな作風のものが作れます。
高齢者の方と一緒にすてきな作品をつくってくださいね。
皿立てでマフラー

お皿を立てる棒状のスタンドで、編み物ができますよ。
お皿を立てるスタンドにある棒に、毛糸を順番に巻き付けていきしょう。
巻きつけた毛糸の上に毛糸を置いて、下の毛糸を引っ掛けていきます。
これを繰り返していくと、マフラーが作れます。
指編みにも似たような編み方があるので、高齢者の方の中には指で作ったことがある方もいらっしゃるかもしれませんね。
お皿立てと毛糸も100均で販売しているので、気軽に作れます。
指をたくさん使うので、脳トレ効果にも期待ができますね。
簡単もこもこ手袋

毛糸を使って簡単な手袋を作りましょう。
毛糸の作品には、編み棒や編み針を使う作品が多いですよね。
「編み物は苦手です」という高齢者の方もいらっしゃるのではないでしょうか?
複雑な作り方なものも編み物には多いようです。
ですが、段ボールとアイスの棒のような木製のスティックがあればできてしまう、編み物の手袋をご紹介します。
段ボールに手を置いて、一回りくらい大きく下絵を描きましょう。
下絵を切り取ったら、切り取った縁に1センチメートル間隔で切込みを入れていきます。
段ボール全体の切込みに毛糸を巻いていき、巻いたら木製のスティックに毛糸を付けて編んでください。
ぎゅっと編んだ間を詰めるようにすることがポイントですよ。
編んだら毛糸の端を結んで、段ボールから外して完成です。
手編みの手袋が簡単に作れる方法に、高齢者の方も楽しんでいただけそうですね。
ミニバスケット

牛乳パックを使ったバスケットをご紹介します。
用意するものは牛乳パック1つ、包装紙2種類、レース、接着剤です。
牛乳パックは十分に乾かしておき、折り目の少ない3面を使います。
両面に包装紙を貼り、組み立てる際の目印線を引き、切り込みを入れていきます。
内側から順に折り、接着剤で固定しながら形作っていきましょう。
かごの形が整ったら、周りにレースを貼って完成です。
包装紙を変えるとまた違った雰囲気になるので、楽しみながら作っていただけますよ。
ぜひ作ってみてくださいね。
ちょうちょ
手軽に準備でき、簡単な作業だけでできる「ちょうちょ」をご紹介します。
まず折り紙を3枚用意します。
羽根に2枚、胴に1枚使いますよ。
羽根用の2枚には色鉛筆で好きなように線を引いてください。
完成した時の華やかさがぐんと増しますよ。
線を引いたら、折り紙をじゃばらに折り、くの字へ折り曲げます。
次に、もう一つの折りをちょうちょの胴体の形に切り取ります。
胴に羽根を対になるように貼りつけたら完成です。
さまざまいろのちょうちょを作って飾ると、幻想的な雰囲気の壁飾りにもなりますよ。
指先を使う作業は脳への刺激にもなるため、高齢者施設のレクリエーションとしてもオススメです。
フォークと毛糸で作るお花

フォークと毛糸だけで作れるお花の手芸をご紹介します。
フォークの歯の部分に毛糸を12回巻きつけ、指で軽く押さえながら固定します。
巻き終えたら毛糸を長めに残してカットし、裏側にまわして上下から通しましょう。
この作業を内側に向かって繰り返し、形を整えながら固定していくのがポイント。
2か所をカットしてフォークから外し、毛糸を輪っか状に広げれば、ふんわりとした花の形が出来上がります。
最後に中心部分にパールを結びつけることで華やかさが増し、アクセントのある作品に。
手軽に作れるうえに、指先を動かすことで脳の活性化にもつながるため、高齢者の方におすすめの手芸です。