【高齢者向け】楽しい工作レクを始めよう
高齢者施設やデイサービスの現場では、工作レクリエーションは欠かせませんね。
手先の細やかな動きが必要なので、リハビリや脳の活性化につながります。
そこでこの記事では、高齢者の方が手軽に作れて楽しい工作アイデアを集めました。
工作をしたことがなくて自信がないという方でも始めやすいですよ。
材料は自宅にあるものや、100均ですぐに手に入るものばかり。
「工作に興味がある」という方は、ぜひ挑戦してみてくださいね。
【高齢者向け】楽しい工作レクを始めよう(91〜100)
バネ口ポーチ

ポーチの口がパクっと開く、バネ口ポーチのキットのご紹介です。
ポーチや巾着の口に、ヒモではなくバネ口を付けますよ。
口がきちんとしまるので、お菓子やお薬やハンコなどを入れておくのにいいかもしれませんね。
バネ口ポーチ専用の刺繍のキットで、生地に刺繍をしてポーチの形に縫っていきましょう。
最後にバネ口を取りつけて完成です。
100均で販売しているキットですが、刺繍の生地をお好みの生地にして作ってもすてきに仕上がりますよ。
高齢者の方の、ちょっとしたものを入れておくのに便利なポーチが作れますね。
パッチワーク

さまざまな生地をつなぎ合わせて作品をつくるパッチワーク。
小物からベッドカバーのような大きなものまで、作品の幅も広いですよね。
高齢者の方の中には「すてきな作品がつくれるけど、縫い物は苦手」とお思いの方もいらっしゃるかもしれません。
そこで、縫わずにパッチワーク作品がつくれるキットをご紹介します。
下絵が描かれ接着面が付いたボードに、生地を合わせてください。
生地もあらかじめ、下絵と同じ大きさにカットしておきますよ。
下絵に合った場所に、ふくらみを入れて立体感を出しましょう。
本物のパッチワークのような仕上がりに、高齢者の方にも満足していただけそうですね。
【高齢者向け】楽しい工作レクを始めよう(101〜110)
刺繍キット

最近は100均のお店では、いろいろな物が販売していますよね。
手芸品のコーナーもあり、手芸店に行かなくても手軽にできるようです。
そこで今回は100均の刺繍キットをご紹介します。
刺繍の模様が描かれた生地と縫い方や手順が書かれたレシピが付いてきます。
刺繍の模様にはお花やアルファベットなどあるので、お好みのものを選んで作ってみてくださいね。
模様に合った糸や刺繍の枠なども、100均の手芸コーナーにありますよ。
高齢者の方もちくちくと刺繍の作品を作りながら、周りの方と会話が盛り上がりそうですね。
押絵ふくろう

大きな目でふわふわとした羽毛のふくろうは、とってもかわいい鳥です。
ふくろうをモチーフにした小物も、かわいく人気があるそうです。
また、ふくろうが不苦労とも書けることから、縁起物としても捉えられています。
かわいく縁起物でもあるふくろうをモチーフにした、押絵のストラップキットのご紹介です。
キットには、ボール紙のボードや生地が入っていますよ。
生地にキーホルダーのパーツを貼り付けて、カットしていきます。
それぞれのパーツに接着剤を付けて、合わせてください。
目やヒモを付けて完成です。
縫わずに布を使った作品がつくれるので、裁縫が苦手な高齢者の方にもオススメなキットですよ。
桃太郎

「桃太郎」のお話は、おばあさんに作ってもらったきび団子を腰に下げ、「イヌ」「サル」「キジ」をおともに鬼を退治に出かける物語として、古くから親しまれています。
今回は主役の桃太郎をつくってみましょう。
ハサミで細かいパーツを切り取る作業は細かい手の動きや、「どう切ろうかな?」と考えるため、脳への良い刺激となり、認知症予防への効果が期待できますよ。
高齢者施設でおこなう場合は、あらかじめパーツを切り取っておき、貼る作業をしていただくと安全におこなえますよ。
お守り

100円ショップで手に入るプリント布テープで作れるお守りを紹介します。
布テープの両端に1cm幅の線を引き、ガイドとして活用します。
テープのサイズに合わせた紙を中央に貼り付け、しっかり固定します。
布テープを折り込んでお守りの形に整えたら、最後に二重叶結びを結んで仕上げましょう。
この結び方は「願いがかなう」という意味が込められており、お守りにぴったりです。
針を使わないため、高齢者の方も安心して作れます。
好きな柄の布テープを選べば、オリジナリティあふれるお守りに。
大切な人への贈り物にもぴったりな、心のこもった手芸です。
がまくち小物入れ

宅配や郵便物を受け取る際に、ハンコが必要なときがありますよね。
そんなハンコや小物を入れて置くのにピッタリな、がまぐち作品をご紹介します。
がま口に合う大きさに、紙に下描きをして型紙を作ります。
型紙を表地と裏地の2枚の生地に合わせて、下描きをしカットしましょう。
表地と裏地を両面テープで貼り付けたものと紙紐を、がま口の金具に差し込んで完成です。
ハンコ入れ以外にも、サイズを変えるとほかのものも作れそうですね。
がま口の小銭入れなども、高齢者の方とご一緒に作ってみてはいかがでしょうか?