女性におすすめのクラシックの名曲
女性におすすめなクラシックの名曲をまとめてご紹介します。
思い返せば昔のクラシック音楽家は作曲家も演奏家も男性ばかりでした。
近年では女性指揮者や演奏家も大幅に増えて、テレビや動画サイトで演奏動画を見ると今は女性も多く活躍しているのがわかります。
クラシックでは珍しい女性作曲家テクラ・バダジェフスカが作曲した『乙女の祈り』や愛する妻に送ったエルガーの『愛の挨拶』など女性のための曲も多く存在します。
今回はクラシック音楽の入門編、と思っていただければ幸いです。
聴きなじみのある曲もたくさん用意しましたので、これを機会にあなたもクラシック音楽を趣味にするのはいかがでしょうか。
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女性におすすめのクラシックの名曲(1〜10)
愛の喜びFritz Kreisler

ウィーン出身のヴァイオリニスト、フリッツ・クライスラーが作曲した本作は、女性にぴったりの優雅なクラシック曲です。
1910年5月13日にニューヨークで初録音された本作は、愛する妻ハリエットとの出会いを彷彿とさせる、喜びに満ちた美しいメロディが特徴です。
ハ長調で始まり、中間部ではヘ長調へと移行する曲調の変化も魅力的です。
クライスラーの演奏スタイルを反映した、表現が豊かなフレージングとビブラートが心に響きます。
クラシック音楽に興味のある方や、癒しの音楽を求めている方におすすめの一曲です。
トゥーランドット:誰も寝てはならぬGiacomo Puccini

イタリアオペラの巨匠プッチーニが遺した最後の傑作からのアリアです。
ルッカに生まれたプッチーニは、音楽一家で育ち、ミラノ音楽院で学びました。
この曲は、姫への愛と勝利への確信を力強く表現しています。
夜明けまでに自分の名前を当てるよう姫に挑戦された王子が、誰も眠らぬ夜に歌う歌です。
1990年のFIFAワールドカップでパヴァロッティが歌い、世界中で注目を集めました。
プッチーニの美しいメロディーと壮大なオーケストラが特徴的で、愛と希望に溢れた本作は、クラシック音楽に興味がある女性にぴったりです。
亜麻色の髪の乙女Claude Debussy

フランスの作曲家クロード・ドビュッシーによる印象派音楽の代表作です。
ドビュッシーは1862年に生まれ、10歳でパリ音楽院に入学するなど幼少期から才能を発揮しました。
本作は1910年に発表された『前奏曲集第1巻』の第8曲目で、詩的な雰囲気が特徴です。
変ト長調で書かれた3/4拍子の穏やかなリズムが、朝の爽やかな時間に歌う美しい乙女の姿を描き出しています。
静かで優雅な旋律は、ムラサキウマゴヤシの花畑に座る乙女の情景を想像させ、聴く人の心を癒してくれます。
クラシック音楽に興味のある方や、心を落ち着かせたい方におすすめの一曲です。
女性におすすめのクラシックの名曲(11〜20)
仔犬のワルツFrederic Chopin

ピアノ曲の”神”的存在のショパン。
数々の名曲のなかから、女性におすすめするのは、「仔犬のワルツ」です。
かわいらしい仔犬と一緒に散歩している情景が目に映るような感じで、歩幅のせまい仔犬がチョコチョコと飛び回っている感がとても伝わってきますね。
夢Claude Debussy

ここで紹介するのは、クロード・ドビュッシーが1890年に手がけた、まるで夢の中を漂うような美しいピアノ小品です。
優しく甘美な旋律とアルペジオが織りなす幻想的な雰囲気が特徴で、聴く人を心地よいまどろみへと誘いますね!
静かに目を閉じれば、夏の日の木陰で微睡むような、涼やかで穏やかな情景が目に浮かぶことでしょう。
本作は後にラリー・クリントンによって歌詞がつけられ、「My Reverie」として1938年にヒットし、ビング・クロスビーらにも歌われました。
夏の暑さを忘れさせてくれる、そんな音楽体験を求める方や、穏やかな気分に浸りたい時に聴いてみると、きっとすてきな時間が過ごせるのでおすすめです!
ピアノ協奏曲2番ハ長調op.18Sergei Rachmaninov

ロシアが誇る作曲家ラフマニノフが作曲したこの曲は、1901年に初演された有名な作品です。
ラフマニノフは4歳でピアノを始め、モスクワ音楽院で学びました。
この曲は、作曲家が長い創作の停滞から抜け出すきっかけとなった記念碑的な作品なんです。
情熱的で豊かな旋律が特徴で、ピアノとオーケストラの対話が印象的です。
映画『ひとりの夜』でも使用されるなど、多くの人に愛されています。
クラシック音楽に興味のある方はもちろん、映画音楽が好きな方にもおすすめですよ。
愛の挨拶Edward Elgar

イギリスを代表する作曲家エドワード・エルガーが1888年に婚約者のキャロライン・アリス・ロバーツに贈った曲です。
エルガーとアリスの間には年齢差や身分の差など多くの障壁がありましたが、2人は愛を貫き結婚しました。
本作は2人の愛の証として作られ、甘美なメロディが特徴的です。
ピアノの優しい伴奏にのせてヴァイオリンが奏でる美しい旋律は、まるで2人の愛を音楽で表現したかのよう。
エルガーの妻への深い愛情が感じられる曲で、恋する人へ贈る気持ちを込めた楽曲としてもぴったりですね。
クラシック音楽に興味のある方にもおすすめの1曲です。