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女性におすすめのクラシックの名曲

女性におすすめなクラシックの名曲をまとめてご紹介します。

思い返せば昔のクラシック音楽家は作曲家も演奏家も男性ばかりでした。

近年では女性指揮者や演奏家も大幅に増えて、テレビや動画サイトで演奏動画を見ると今は女性も多く活躍しているのがわかります。

クラシックでは珍しい女性作曲家テクラ・バダジェフスカが作曲した『乙女の祈り』や愛する妻に送ったエルガーの『愛の挨拶』など女性のための曲も多く存在します。

今回はクラシック音楽の入門編、と思っていただければ幸いです。

聴きなじみのある曲もたくさん用意しましたので、これを機会にあなたもクラシック音楽を趣味にするのはいかがでしょうか。

女性におすすめのクラシックの名曲(21〜30)

夏の朝Heino Kasuki

夏の朝(カスキ作曲) ピュアニスト・石原可奈子:Sommermorgen(Kaski)/Kanako Ishihara -Purenist-
夏の朝Heino Kasuki

フィンランドの作曲家ヘイノ・カスキの手による、作品番号Op. 35-1「夏の朝」として知られるピアノ曲です。

本作は、北欧の澄み切った朝の空気をそのまま音にしたような、透明感があふれる旋律がとても美しい曲です。

繊細なトリルは木漏れ日のきらめきを思わせ、穏やかながらも徐々に広がる明るさが、聴く人の心を爽やかに満たしてくれるでしょう。

ジメジメとした暑さを忘れさせてくれるような清涼感があり、静かに音楽を楽しみたい時にぴったりです。

1920年代初頭に作られたとされ、ピアニスト舘野泉による名盤『Piano Works』にも収録されています。

四季より「春」Antonio Vivaldi

ヴィヴァルディ 「四季」より「春」 高音質 FULL
四季より「春」Antonio Vivaldi

言わずと知れた、クラシック中でも超ポピュラーな名曲ですね。

四季は組曲となっており、春、夏、秋、冬いずれもありますが、クラシックはあまり得意ではないという人には「春」をおすすめします。

弦楽から始まる「春」は、季節の始まり、花が咲く風景、小鳥のさえずっている様子などが想像しやすいのでぜひ一度、全編聴いてみてください。

女性におすすめのクラシックの名曲(31〜40)

剣の舞Aram Khachaturian

クラシックにしてはとても短い曲の「剣の舞」。

とても激しくテンポの速い曲なので、演奏者の息遣いが伝わってくるような気にさせてくれる曲です。

短い曲なので、演奏会ではアンコール曲としてよく使われている有名な曲なので、一度聴いてみてください。

ジムノペディEric Satie

近代音楽の巨匠、サティのピアノ音楽、「ジムノペディ」です。

聴いたこともあるし、演奏したこともあるという人も多いと思います。

そのくらいに身近な曲になっているのです。

ゆったりとしたテンポは、とてもヒーリング感があって、四季を問わず、リラックスできる曲です。

水上の音楽Georg Friedrich Händel

流れる広い川を思い描けるような、おおらかな音楽が、心にすっと染み込むような感じで、心地よくなるようなヘンデルの曲です。

これぞクラシック音楽といっても過言ではありません。

すこしバロック調な感じがとても素敵ですね。

ロマンティックな情景 『エピローグ』Enric Granados

グラナドス : ロマンティックな情景 『エピローグ』【15_結婚式で弾きたいロマンチックなピアノ曲】
ロマンティックな情景 『エピローグ』Enric Granados

ロマン派音楽とスペインの民族音楽が織りなす優美な調べは、結婚式の厳かな瞬間を彩るのにふさわしい気品を備えています。

エンリケ・グラナドスが1904年に作曲したピアノ曲集『ロマンティックな情景』の締めくくりとなる本作は、右手の甘美なメロディーと左手のアルペジオが見事な調和を生み出しています。

変ホ長調の穏やかな旋律は、新郎新婦の未来への想いを優しく包み込むかのよう。

フランスのレジオンドヌール勲章も受賞したグラナドスの繊細な感性が存分に発揮された珠玉の一曲です。

指輪の交換やケーキカットなど、大切な瞬間の伴奏として、まさに理想的な雰囲気を演出してくれることでしょう。

弦楽四重奏曲第2番 1楽章Alexander Borodin

Borodin: Quartet No. 2 in D major for Strings, I. Allegro moderato
弦楽四重奏曲第2番 1楽章Alexander Borodin

叙情美があふれる名曲として知られるこの弦楽四重奏は、恋に落ちたかのような甘美なメロディと儚さが魅力です。

チェロのソロから始まり第1ヴァイオリンへと受け継がれる旋律、各楽器の掛け合いが聴きどころ。

演奏する側にとっても非常にやりがいのある曲といえるでしょう。

1881年7月に着手し9月に完成という異例の速さで書き上げられたこの作品には、愛に満ちた温かな響きが溢れています。

美しい旋律と豊かな表現力を味わいたい方におすすめの一曲です。