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女性におすすめのクラシックの名曲

女性におすすめなクラシックの名曲をまとめてご紹介します。

思い返せば昔のクラシック音楽家は作曲家も演奏家も男性ばかりでした。

近年では女性指揮者や演奏家も大幅に増えて、テレビや動画サイトで演奏動画を見ると今は女性も多く活躍しているのがわかります。

クラシックでは珍しい女性作曲家テクラ・バダジェフスカが作曲した『乙女の祈り』や愛する妻に送ったエルガーの『愛の挨拶』など女性のための曲も多く存在します。

今回はクラシック音楽の入門編、と思っていただければ幸いです。

聴きなじみのある曲もたくさん用意しましたので、これを機会にあなたもクラシック音楽を趣味にするのはいかがでしょうか。

女性におすすめのクラシックの名曲(21〜30)

ロマンティックな情景 『エピローグ』Enric Granados

グラナドス : ロマンティックな情景 『エピローグ』【15_結婚式で弾きたいロマンチックなピアノ曲】
ロマンティックな情景 『エピローグ』Enric Granados

ロマン派音楽とスペインの民族音楽が織りなす優美な調べは、結婚式の厳かな瞬間を彩るのにふさわしい気品を備えています。

エンリケ・グラナドスが1904年に作曲したピアノ曲集『ロマンティックな情景』の締めくくりとなる本作は、右手の甘美なメロディーと左手のアルペジオが見事な調和を生み出しています。

変ホ長調の穏やかな旋律は、新郎新婦の未来への想いを優しく包み込むかのよう。

フランスのレジオンドヌール勲章も受賞したグラナドスの繊細な感性が存分に発揮された珠玉の一曲です。

指輪の交換やケーキカットなど、大切な瞬間の伴奏として、まさに理想的な雰囲気を演出してくれることでしょう。

交響曲第5番Gustav Mahler

Mahler: Symphony No.5 Bernard Haitink/ RCO マーラー:交響曲 第5番 ハイティンク ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団
交響曲第5番Gustav Mahler

こちらも、交響曲としては最もポピュラーな作品で、聴いたことのある人も多い曲です。

ときにやさしく、ときに力強く、音楽は生きているということを象徴してくれるような名曲ですね。

交響曲をこよなく愛する人におすすめの曲です。

女性におすすめのクラシックの名曲(31〜40)

弦楽四重奏曲第2番 1楽章Alexander Borodin

Borodin: Quartet No. 2 in D major for Strings, I. Allegro moderato
弦楽四重奏曲第2番 1楽章Alexander Borodin

叙情美があふれる名曲として知られるこの弦楽四重奏は、恋に落ちたかのような甘美なメロディと儚さが魅力です。

チェロのソロから始まり第1ヴァイオリンへと受け継がれる旋律、各楽器の掛け合いが聴きどころ。

演奏する側にとっても非常にやりがいのある曲といえるでしょう。

1881年7月に着手し9月に完成という異例の速さで書き上げられたこの作品には、愛に満ちた温かな響きが溢れています。

美しい旋律と豊かな表現力を味わいたい方におすすめの一曲です。

生まれたばかりの王女のためのパヴァーヌCharles-Henry

シャルル=アンリ / 生まれたばかりの王女のためのパヴァーヌ
生まれたばかりの王女のためのパヴァーヌCharles-Henry

優雅で穏やかな旋律が特徴の本作は、新たな生命の誕生を祝福する喜びと希望に満ちています。

約1分25秒という短い演奏時間の中に、繊細なタッチと表現力が要求される楽曲です。

フレージングやダイナミクスの微妙な変化を通じて、曲の持つ優雅さや喜びを表現することが演奏のポイントです。

ピアノ教育の現場でも取り上げられることがある本作は、表現力を養いたい方や、リサイタルのアンコールピースを探している方におすすめです。

2023年5月には、パリのコンセルヴァトワールでこの曲を含むコンサートが開催され、聴衆を魅了しました。

EARTH村松崇継

【高木綾子 earth】T.Muramatsu-“earth” by Ayako Takagi of live performance with pianist Itsuko Sakano.
EARTH村松崇継

フルートとピアノのデュオで奏でられるこの曲は、地球環境や自然の美しさをテーマにした壮大な作品です。

フルートの柔らかな旋律とピアノの豊かな響きが絶妙に絡み合い、まるで大自然の中を巡る旅をしているような感覚を与えてくれます。

曲の構成は静かな導入から始まり、次第にドラマティックな展開を迎え、最後は穏やかな終息へと向かいます。

この抑揚のある展開が、楽曲に深い感情表現をもたらし、聴く人の心を惹きつけます。

自然や地球への想いを音楽で感じたい方、フルートの魅力を堪能したい方におすすめの一曲です。

ジムノペディEric Satie

近代音楽の巨匠、サティのピアノ音楽、「ジムノペディ」です。

聴いたこともあるし、演奏したこともあるという人も多いと思います。

そのくらいに身近な曲になっているのです。

ゆったりとしたテンポは、とてもヒーリング感があって、四季を問わず、リラックスできる曲です。

水上の音楽Georg Friedrich Händel

流れる広い川を思い描けるような、おおらかな音楽が、心にすっと染み込むような感じで、心地よくなるようなヘンデルの曲です。

これぞクラシック音楽といっても過言ではありません。

すこしバロック調な感じがとても素敵ですね。