女性におすすめのクラシックの名曲
女性におすすめなクラシックの名曲をまとめてご紹介します。
思い返せば昔のクラシック音楽家は作曲家も演奏家も男性ばかりでした。
近年では女性指揮者や演奏家も大幅に増えて、テレビや動画サイトで演奏動画を見ると今は女性も多く活躍しているのがわかります。
クラシックでは珍しい女性作曲家テクラ・バダジェフスカが作曲した『乙女の祈り』や愛する妻に送ったエルガーの『愛の挨拶』など女性のための曲も多く存在します。
今回はクラシック音楽の入門編、と思っていただければ幸いです。
聴きなじみのある曲もたくさん用意しましたので、これを機会にあなたもクラシック音楽を趣味にするのはいかがでしょうか。
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もくじ
- 女性におすすめのクラシックの名曲
- カルメン幻想曲Pablo de Sarasate
- ラ・カンパネラFranz Liszt
- 森にてAlbert Ketèlbey
- 海辺の夕暮れ H.128 第3曲「嵐の海辺」Bohuslav Martinů
- 乙女の祈りTekla Bądarzewska
- 動物の謝肉祭 第13曲「白鳥」Camille Saint-Saëns
- 動物の謝肉祭 第14曲「フィナーレ」Camille Saint-Saëns
- 夢Claude Debussy
- 組曲「鏡」:洋上の小舟Claude Debussy
- 静かな潟Eric Coates
- 夏の朝Heino Kasuki
- ErlkönigFranz Schubert
- ラプソディ・イン・ブルーGeorge Gershwin
- 愛の喜びFritz Kreisler
- 亜麻色の髪の乙女Claude Debussy
- あなたが欲しい(ジュ・トゥ・ヴー)Eric Satie
- ノクターンOp.9-2Frederic Chopin
- アルルの女:メヌエットGeorges Bizet
- 管弦楽組曲第3番BWV1068(G線上のアリア)J.S.Bach
- ピアノ協奏曲2番ハ長調op.18Sergei Rachmaninov
- リベルタンゴÁstor Pantaleón Piazzolla
- 愛の挨拶Edward Elgar
- 「ゴッド・ファーザー」 愛のテーマNino Rota
- 歌劇《魔笛》より「夜の女王のアリア」Wolfgang Amadeus Mozart
- トゥーランドット:誰も寝てはならぬGiacomo Puccini
- 水の戯れMaurice Ravel
- 「ロメオとジュリエット」組曲第1番 第2番Sergei Prokofiev
- 仔犬のワルツFrederic Chopin
- ロマンティックな情景 『エピローグ』Enric Granados
- 弦楽四重奏曲第2番 1楽章Alexander Borodin
- 生まれたばかりの王女のためのパヴァーヌCharles-Henry
- EARTH村松崇継
- 交響曲第5番Gustav Mahler
- ジムノペディEric Satie
- 水上の音楽Georg Friedrich Händel
- 新世界よりAnton Dvorak
- 動物の謝肉祭より「白鳥」Camille Saint-Saëns
- カルメンGeorges Bizet
- レクイエムGiuseppe Verdi
- そりすべりLeroy Anderson
- 四季より「春」Antonio Vivaldi
- 剣の舞Aram Khachaturian
- 結婚行進曲Felix Mendelssohn
- トランペット協奏曲Franz Joseph Haydn
- 蝶々夫人より ある晴れた日にGiacomo Puccini
- くるみ割り人形より、花のワルツPyotr Tchaikovsky
- 結婚行進曲Richard Wagner
- キラキラ星変奏曲Wolfgang Amadeus Mozart
- ウィリアムテル序曲Gioachino Rossini
- 交響曲第1番Johannes Brahms
- 春Robert Schumann
- 月光Claude Debussy
- 無伴奏チェロ組曲J.S.Bach
- 月光Ludwig van Beethoven
- ルーマニア民俗舞曲Bartók Béla
女性におすすめのクラシックの名曲(1〜20)
夏の朝NEW!Heino Kasuki

フィンランドの作曲家ヘイノ・カスキの手による、作品番号Op. 35-1「夏の朝」として知られるピアノ曲です。
本作は、北欧の澄み切った朝の空気をそのまま音にしたような、透明感があふれる旋律がとても美しい曲です。
繊細なトリルは木漏れ日のきらめきを思わせ、穏やかながらも徐々に広がる明るさが、聴く人の心を爽やかに満たしてくれるでしょう。
ジメジメとした暑さを忘れさせてくれるような清涼感があり、静かに音楽を楽しみたい時にぴったりです。
1920年代初頭に作られたとされ、ピアニスト舘野泉による名盤『Piano Works』にも収録されています。
ErlkönigFranz Schubert

オーストリアが生んだ天才作曲家フランツ・シューベルトの代表作です。
18歳の時に書いた本作は、ゲーテの詩に基づいた物語性豊かな歌曲で、父と息子が夜の森を馬で駆け抜ける様子を描いています。
ピアノ伴奏が馬の疾走感を表現し、父親や息子、魔王の声を一人の歌手が歌い分ける高度な技巧が特徴です。
緊迫感があふれる曲調と劇的な展開は、聴く人の心を掴んで離しません。
クラシック音楽に興味のある女性の方にぜひおすすめしたい一曲です。
ラプソディ・イン・ブルーGeorge Gershwin

テレビドラマ『のだめカンタービレ』のエンディングテーマと言えば思い出す人も多いかもしれません。
近代音楽の巨匠といわれる、アメリカの作曲家ジョージ・ガーシュウィンが生み出した、クラシックとモダンな音楽が入り混じったとてもオシャレな曲です。
冒頭のクラリネットのグリッサンドはとても印象的で、出だしから『ラプソディ・イン・ブルー』だと分かる人も多いはず。
この曲の特徴は何よりゴージャズです。
ピアノソロもオーケストラで出るところも派手かつ豪華な雰囲気で、ジャズとオーケストラの良さが混じっています。
後半のオーケストラとピアノで歌い上げるところはドラマのエンディングのような感じで、ジャズ風味の国家といってもいいようないかにもアメリカらしい曲になっています。
ピアノも美しくて泣けます。
愛の喜びFritz Kreisler

ウィーン出身のヴァイオリニスト、フリッツ・クライスラーが作曲した本作は、女性にぴったりの優雅なクラシック曲です。
1910年5月13日にニューヨークで初録音された本作は、愛する妻ハリエットとの出会いを彷彿とさせる、喜びに満ちた美しいメロディが特徴です。
ハ長調で始まり、中間部ではヘ長調へと移行する曲調の変化も魅力的です。
クライスラーの演奏スタイルを反映した、表現が豊かなフレージングとビブラートが心に響きます。
クラシック音楽に興味のある方や、癒しの音楽を求めている方におすすめの一曲です。
亜麻色の髪の乙女Claude Debussy

フランスの作曲家クロード・ドビュッシーによる印象派音楽の代表作です。
ドビュッシーは1862年に生まれ、10歳でパリ音楽院に入学するなど幼少期から才能を発揮しました。
本作は1910年に発表された『前奏曲集第1巻』の第8曲目で、詩的な雰囲気が特徴です。
変ト長調で書かれた3/4拍子の穏やかなリズムが、朝の爽やかな時間に歌う美しい乙女の姿を描き出しています。
静かで優雅な旋律は、ムラサキウマゴヤシの花畑に座る乙女の情景を想像させ、聴く人の心を癒してくれます。
クラシック音楽に興味のある方や、心を落ち着かせたい方におすすめの一曲です。