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ガブリエル・フォーレ|名曲、代表曲をご紹介

さまざまな音楽の新しい形式が生まれた19~20世紀に、多くの作曲家に影響を与えたフランスの作曲家ガブリエル・フォーレ。

同年代に発表された数々の新しい様式に影響を受けながらも傾倒せず、絶妙なバランス感覚で自分なりの変化を重ねた彼の作品は、派手さよりも純度の高い静謐さが感じられます。

そんなフォーレの名曲や代表曲は、管弦楽曲から室内楽曲、ピアノ曲や歌曲と、幅広く存在します。

フォーレにしかない美しい旋律とハーモニーを、ぜひお楽しみください。

ガブリエル・フォーレ|名曲、代表曲をご紹介(21〜30)

ピアノとオーケストラのための幻想曲 Op.111Gabriel Fauré

「ピアノとオーケストラのための幻想曲ト長調作品111」。

この作品は、ピアニストのアルフレッド・コルトーに献呈されました。

ピアノ演奏はデイビッド・アブラモヴィッツさんと、オーケストラはバルセロナ交響楽団、サルバドール・ブロトンスさんの指揮です。

シチリアーナGabriel Urbain Fauré

フランスの作曲家フォーレによる室内楽曲で、後に戯曲『ペレアスとメリザンド』第5曲として転用されました。

「シチリアーナ」とはイタリアのシチリア島に起源を持つ17・18世紀の舞曲で、ゆるやかな8分の6拍子か8分の12拍子で構成されます。

もともとはフォーレがチェロとピアノのために書いた作品ですが、今日ではフルートやトランペットなどさまざまな楽器で演奏されています。

切なさを含む美しい旋律が特徴的で、シンプルな旋律にもかかわらず深みのある一曲です。

舟歌 第1番Gabriel Urbain Fauré

フォーレ/舟歌 第1番 :Faure/Barcarolle No.1,Op.26 佐藤展子
舟歌 第1番Gabriel Urbain Fauré

カミーユ・サン=サーンスの弟子として知られているフランス出身の作曲家、ガブリエル・フォーレ。

ロマン派音楽を主体とした音楽性で現在にいたるまで世界中で愛されている作曲家です。

こちらの『舟歌 第1番』は彼の代表的な作品の一つで、ピアノ曲としては、『夜想曲』や『幻想曲』とならぶ、難しい課題として知られています。

前半は切ないメロディーに仕上げられているのですが、海をテーマにしているということもあり、後半は美しく壮大なメロディーに仕上げられています。

ピアノ四重奏曲 第2番 Op.45Gabriel Fauré

Faure Piano Quartet #2, Kyoko Takezawa, Paul Neubauer, Carter Brey, Shai Wosner
ピアノ四重奏曲 第2番 Op.45Gabriel Fauré

「ピアノ四重奏曲第2番ト短調作品45」第1楽章:アレグロ・モルト・モデラート、第2楽章:アレグロ・モルト、第3楽章:アダージョ・ノン・トロッポ、第4楽章:アレグロ・モルト。

演奏はピアノ:シャイ・ボスナーさん、ヴァイオリン:竹澤恭子さん。

子守歌(フォーレ)BerceuseGabriel Urbain Fauré

フォーレ:子守歌 G.Fauré Berceuse フルート神田勇哉
子守歌(フォーレ)BerceuseGabriel Urbain Fauré

ガブリエル・フォーレが作曲した、ピアノ連弾のための6曲からなる組曲「ドリー」作品56の第1曲。

ドリーとは、知人の銀行家の孫であるエレーヌの愛称で、彼女の成長にあわせて毎年のように贈られた曲が組曲を構成しています。

穏やかで祝福にあふれた曲です。

シシリエンヌGabriel Urbain Fauré

フォーレ「シシリアンヌ」 Fl:パトリック・ガロワ
シシリエンヌGabriel Urbain Fauré

1898年にフォーレによって作曲された室内楽曲。

曲名のシシリエンヌとは、17-18世紀イタリアのシチリア島起源の舞曲のことです。

美しい旋律を持つだけでなく、付点のリズムを多く用いたリズミカルな曲となっています。

この曲は後に、戯曲『ペレアスとメリザンド』の一部として管弦楽曲に編曲されており、2人の主人公が噴水のもとで愛を語り合うときの伴奏音楽として使われています。

ラシーヌ賛歌Gabriel Urbain Fauré

フランスの作曲家、Gabriel Urbain Fauréによってつくられた「ラシーヌ賛歌」です。

この曲はリードを使ったオルガンのハーモニウム(リード・オルガン)またはピアノを伴奏に使用する合唱曲で、「ラシーヌ雅歌」とも呼ばれています。