ガブリエル・フォーレ|名曲、代表曲をご紹介
さまざまな音楽の新しい形式が生まれた19~20世紀に、多くの作曲家に影響を与えたフランスの作曲家ガブリエル・フォーレ。
同年代に発表された数々の新しい様式に影響を受けながらも傾倒せず、絶妙なバランス感覚で自分なりの変化を重ねた彼の作品は、派手さよりも純度の高い静謐さが感じられます。
そんなフォーレの名曲や代表曲は、管弦楽曲から室内楽曲、ピアノ曲や歌曲と、幅広く存在します。
フォーレにしかない美しい旋律とハーモニーを、ぜひお楽しみください。
ガブリエル・フォーレ|名曲、代表曲をご紹介(31〜40)
シシリエンヌ 作品78Gabriel Urbain Fauré

休日の朝。
本当は起きなくても良いのに、つい平日のクセで目が覚めてしまうということがありますよね。
そんな時にオススメしたいのが、こちらの『シシリエンヌ 作品78』。
本作は偉大な作曲家、ガブリエル・フォーレの名作で、日本でも多くのメディアで使用されています。
ややミステリアスで空虚なイメージを感じさせる本作ですが、二度寝をするにはうってつけの心地良さだと思います。
早くに目が覚めて困っている方は、ぜひこの曲を聴いて二度寝を試みてください。
シチリアーノGabriel Urbain Fauré

ガブリエル・フォーレは、19世紀後半に活躍したフランスの作曲家です。
当時フランスには、フランス独自の音楽を生みだそうという風潮がありました。
そこで作曲家達は、バロック時代の要素を作品に取り入れ新しい響きを生みだそうとしました。
この『シチリアーノ』もそのような時勢の中で生まれています。
「シチリアーノ」とは、17世紀から18世紀に流行した牧歌的で独特のリズムが特徴の音楽です。
バロック時代の音楽の特徴を生かすことで新しい響きを作り出し、魅惑的で幻想的な雰囲気に仕立て上げられたのがこの曲です。
ノクターン第6番 変ニ長調 作品63Gabriel Urbain Fauré

サン=サーンスに師事し、教会のオルガン奏者をつとめながら作曲を続けたのが、フォーレです。
教会音楽を演奏していたためか、彼は長調にも短調にも属さない古い教会音楽の旋法を使った音楽も作り、次の時代を用意しましたが、夜想曲や舟唄では実に美しい後期ロマン派音楽を奏でました。
子守唄Gabriel Urbain Fauré

フランスの音楽家で幼少期に教会のリードオルガンに触れることでその才能を開花させました。
ドリーという組曲の中の一つでドリーは彼が可愛がっていた子供の名前であり、その子に送られた曲の中の一つです。
子守唄という題名の通りとても安らぎ愛情を感じます。
組曲ドリーより「子守唄」Gabriel Urbain Fauré


イチローさんが出演、地球のエネルギー資源やエコロジーなどの話題に興味を持った宇宙人の質問攻めに合う姿が、何とも楽しいCMを覚えている方も多いでしょう。
このCMで使われているピアノ曲は、フランスの作曲家であり『レクイエム』などで知られるガブリエル・フォーレが手掛けた『ドリー』の第1曲目『子守歌』です。
知人に娘さんが生まれたことを記念して作曲されたピアノ連弾のための6曲から構成された楽曲で、フルートのやチェロなどがメインの旋律を奏でるバージョンもありますよ。
どの楽器で弾いても、上品で美しいメロディを味わえますね。
ガブリエル・フォーレ|名曲、代表曲をご紹介(41〜50)
子守歌(フォーレ)BerceuseGabriel Urbain Fauré

ガブリエル・フォーレが作曲した、ピアノ連弾のための6曲からなる組曲「ドリー」作品56の第1曲。
ドリーとは、知人の銀行家の孫であるエレーヌの愛称で、彼女の成長にあわせて毎年のように贈られた曲が組曲を構成しています。
穏やかで祝福にあふれた曲です。
チェロと管弦楽のためのエレジーGabriel Fauré

「チェロと管弦楽のためのエレジーハ短調作品24」。
演奏は、オランダ生れのチェロ奏者ハリエット・クリーフさん、オーケストラは、ドイツ・ラインラント – プファルツ州立フィルハーモニー管弦楽団、スペインのグスターボ・ヒメノさんの指揮です。
おわりに
フォーレの名曲、代表曲をご紹介しました。
美しいだけでなく、すこし独特な響きや、つかみどころのない曲調を感じた方もいらっしゃるのではないでしょうか?
音楽は絵画と似ているところがあり、20世紀のフランスの絵画が好きな方は、フォーレの作品にも惹かれるかもしれません。
この記事をとおして、フォーレの魅力が伝わりましたら幸いです。


