怖くて美しい名曲~恐怖の映画音楽・テーマ曲
ホラー映画やサスペンス・ドラマなどで音楽が果たしている役割は、非常に大きく重要ですよね。
無音で恐怖を演出する方法もありますが、やはり象徴的なテーマ曲は旋律だけで恐怖を感じたり、まざまざと映画の一場面を思い浮かべるほどの作用を持ち合わせています。
今回紹介するのは、名作ホラー映画を中心とした恐ろしくも美しい名曲たち。
映画のテーマ曲といった枠内を飛びこえて、さまざまな場面で使われている楽曲も多く、一度は耳にしたことがあると感じる楽曲も多いはず。
この映画の曲だったのか、といった新たな発見もあるかも?
ぜひ、部屋を暗くしてヘッドホンでお楽しみください!
怖くて美しい名曲~恐怖の映画音楽・テーマ曲(21〜40)
容疑者X 天才数学者のアリバイShin Yi-kyeong

映画「容疑者X天才数学者のアリバイ」は2012年にパン・ウンジン監督にる韓国映画。
数学教師のアパートの隣の部屋の異変に気づく。
隣人という身近なテーマが恐怖をより身近に連想させます。
ダイナミックなオペラ音楽はドラマ性を盛り上げますね。
Self/lessアントニオ・ピント

2016年に公開されたSF映画「セルフレス・覚醒した記憶」に使用されたBGM。
この映画の常人には理解不能な、SFの世界の中に放り込まれた主人公の身におこるパニックが表現されています。
ぜひヘッドホンなどステレオを感じられる環境で、低音を強調して聴きたい、直感的に恐怖や不安を感じさせられる立体感のあるBGMです。
ローズマリーの赤ちゃんのテーマ曲Krzysztof Komeda

小説を元に作られたホラー映画『ローズマリーの赤ちゃん』、悪魔崇拝を描いたこの作品は、インスト曲が多いホラーソングの中、なんとボーカルがあります。
それが本当に怖い1曲で、作品を知らなくても恐怖感を味わえる間違いない名曲です。
どこか悲しい雰囲気も美しささえもただよう、奇妙な楽曲です。
スリーピング ビューティー/禁断の悦びベン・フロスト

映画「スリーピング ビューティー/禁断の悦び」のサウンドトラックには、クラシックピアノをやっている人には有名な名曲、ショパンの「ワルツ第14番ホ短調遺作」が使われています。
この映画はホラーというよりも文学作品に近いのですが、独特な気持ち悪さをこの曲が強化しているように感じますよね。
ちなみにこの映画は川端康成の名作「眠れる美女」が原作になっています。
本当にあった怖い話 メインテーマ水谷広実

こちらも日本のテレビ番組『本当にあった怖い話』のテーマソングです。
ホラーに特化した番組ですので、やはりそのテーマソングも恐怖に特化されています。
この口笛のようなメロディやぞわぞわとバックで鳴る音も怖いですね。
聴いていると部屋の電気がチカチカしてくる、かもしれませんよ。