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【吹奏楽】女子が好きな吹奏楽曲。女性におすすめの吹奏楽の名曲

全国に約13,000団体もあるとされる吹奏楽大国である日本ですが、中学校や高校生の部活では圧倒的に女子が多く、人気が高い部活が吹奏楽部であるため、女性が吹奏楽に触れることも多いと思います。

そこで吹奏楽女子や大人になった女性のためのおすすめの吹奏楽作品を記事にしました。

吹奏楽部での思い出や今、社会人団体に入り取り組んでる方も多いかと思いますが、今回は女の子でも大人の女性でも楽しめる吹奏楽の名曲を紹介します。

【吹奏楽】女子が好きな吹奏楽曲。女性におすすめの吹奏楽の名曲(21〜30)

ニュー・シネマ・パラダイスEnnio Morricone

ニュー シネマ パラダイス Nuovo Cinema Paradiso / E.モリコーネ Ennio Morricone / 真島 俊夫 編曲 arr.Toshio Mashima
ニュー・シネマ・パラダイスEnnio Morricone

壮大なオーケストラと美しい旋律が融合した映画音楽の傑作。

1988年にイタリア映画のサウンドトラックとして、モリコーネさんが息子のアンドレアさんと共作した本作は、シンプルでありながら情緒が豊かなメロディが心に深く響きます。

アルバム『Nuovo Cinema Paradiso』として1990年にリリースされ、英国アカデミー賞作曲賞やダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞最優秀音楽賞を受賞。

クラシックとイタリアの伝統的な音楽を融合させた優美な旋律は、穏やかな時間を過ごしたいときや、吹奏楽の練習曲として取り組むのにピッタリです。

科戸の鵲巣~吹奏楽のための祝典序曲中橋愛生

【吹奏楽】 科戸の鵲巣 吹奏楽のための祝典序曲 春日部共栄高校
科戸の鵲巣~吹奏楽のための祝典序曲中橋愛生

佐賀県出身の吹奏楽作曲家、中橋愛生さんの作品です。

この曲名は「しなとのじゃくそう」と読みますが、「科戸(しなと)」は「風の起こる場所」を意味をし、「鵲巣」とはカササギの巣のことで「ファ~ン」って下がっていく音は作曲者の地元である佐賀県の県鳥である「かささぎ」の鳴き声を再現したものと言われています。

そのほか、かなり実験的なことも行っている曲で作者自身もそう語っており、現代音楽的な要素が多数盛り込んだ構成になっているのが理由のひとつです。

【吹奏楽】女子が好きな吹奏楽曲。女性におすすめの吹奏楽の名曲(31〜40)

吹奏楽のための「風之舞」福田洋介

2004年の全日本吹奏楽コンクール課題曲として発表されて以来、人気になった福田洋介さんによる吹奏楽オリジナル楽曲です。

同年の朝日賞受賞作品で、葛飾北斎を敬愛する作曲者が歌舞伎や「粋」の精神を表現するために研究されて作曲された人気の高い楽曲で、曲想もですが、作曲家が好きという女子は多いことでしょう。

クラリネットの冒頭から祭りが始まるような派手なイントロ、各楽器で紡ぐモチーフは吹いていても楽しいはず。

エンシェント・フラワー西邑由記子

西邑由記子さんが手掛けたバラード作品は、ちりゆく花の繊細な美しさを情感を豊かに描き出し、演奏者と聴衆の心を優しく包み込みます。

本作は、アメリカのアラバマ州オールステート中学校バンドの演奏で高い評価を受け、参加者からも「これまでで最も心に残る作品の一つ」との声が寄せられました。

フルートやクラリネット、トランペットなど多彩な楽器編成で構成され、豊かなハーモニーと緩やかなテンポが、演奏する人にも聴く人にも心地よい余韻を残してくれることでしょう。

音楽への情熱を大切にしながら、仲間とともに演奏を楽しみたい方にピッタリの1曲です。

吹奏楽のための第一組曲Gustav Holst

ホルストと言えばアーティスト平原綾香の「ジュピター」の原曲である「木星」をはじめとする組曲「惑星」が有名ですね。

こちらは吹奏楽オリジナル曲として作られたものです。

女性アーティストが歌ったことで女性人気が上がりました。

平和への行列戸田顕

2001年度課題曲(Ⅱ) 平和への行列
平和への行列戸田顕

穏やかで祈りに満ちた世界観が心にグッとくる、吹奏楽曲の名曲。

2001年に吹奏楽コンクールの課題曲として登場し、今では多くの団体に選ばれる定番曲となっています。

「吹奏楽部で演奏したことがある」「コンクールで聴いて感動した」など、吹奏楽ファンなら一度は耳にしたことがあるはず。

演奏しながら、平和への願いが込められたメロディーが心の奥深くにじんわりと染みてくる心地良さを感じられるでしょう。

女性の繊細な感性にもぴったりな、おだやかで美しい楽曲です。

イン・ザ・ムードGlenn Miller

Glenn Miller – In The Mood | Colorized (1941) 4K
イン・ザ・ムードGlenn Miller

サクソフォンのメロディが耳に残る明るい楽曲は、グレン・ミラーさんが1939年9月にリリースした大ヒット作品です。

サックスとトランペットの掛け合いが生み出す躍動感があふれるサウンドは、ダンスフロアの高揚感や楽しさを表現し、スウィング・ジャズの魅力を存分に伝えています。

本作は2004年の映画『スウィング・ガールズ』でも使用され、高校生たちの青春を彩る印象的なシーンを生み出しました。

吹奏楽の世界でもスタンダードナンバーとして多くのバンドに演奏されている名曲です。