RAG Musicmovie
素敵な映画音楽
search

【映画音楽】洋画のテーマ曲。心に残るあの名曲・人気曲

サイレント映画などを除いて、映画に欠かせない要素の1つと言えばやはり音楽ですよね。

名場面に流れるスコアの素晴らしさが、そのまま映画の思い出となって心に残り続けているという映画ファンも多くいらっしゃるでしょう。

そこで今回の記事では、映画史を彩った洋画のメイン・テーマを中心とした名曲の数々を集めてみました!

歌手やバンドによる主題歌ではなく、映画のスコアを担当した作曲者によるメイン・テーマという観点で、時代やジャンルを問わず有名な作品を多く取り上げていますから、映画ファンも音楽ファンも楽しめる内容となっていますよ。

【映画音楽】洋画のテーマ曲。心に残るあの名曲・人気曲(31〜40)

ムーンライト・セレナーデグレン・ミラー・オーケストラ

ムーンライト・セレナーデ  Moonlight Serenade グレン・ミラー
ムーンライト・セレナーデグレン・ミラー・オーケストラ

ビッグバンドならではの優雅な音色と、独特のアレンジが心を癒やしてくれる名曲です。

グレン・ミラー・オーケストラが1939年5月に公開した本作は、クラリネットが奏でる穏やかな旋律とサクソフォンの繊細なハーモニーが溶け合い、まるで月の光に包まれるような静かな安らぎを届けてくれます。

CBSラジオの番組『チェスターフィールド・ムーンライト・セレナーデ』でテーマ曲として使用され、1954年には映画『グレン・ミラー物語』でも重要な楽曲として取り上げられました。

デスクワークの合間や、読書のお供として流しておくと、心地よいムードを作り出してくれるオススメのイージーリスニングです。

LaendlerIrwin Kostal

オーストリアの伝統的なワルツをベースにした3拍子の優雅な舞曲が、映画『The Sound of Music』の中で重要なシーンを彩ります。

物語の転換点となる舞踏会で使用され、マリアさんとトラップ大佐さんの間に芽生える感情を象徴する印象的な一曲です。

アーウィン・コスタルさんによる繊細な編曲は、民族舞踊の素朴さとロマンティックな雰囲気を見事に融合させています。

1965年3月にRCAレコードから映画のサウンドトラックとして収録された本作は、その後も50周年記念盤やスーパーデラックスエディションなど、様々な形で音楽ファンに愛され続けています。

ゆったりとした優美な曲調は、心を落ち着かせたい時や、大切な人との優雅なひとときを過ごしたい時におすすめです。

Love Me Like You DoEllie Goulding

Ellie Goulding – Love Me Like You Do (Official Video)
Love Me Like You DoEllie Goulding

壮大なシンセサイザーと力強いドラムが特徴的なミッドテンポのエレクトロポップ・パワーバラードです。

恋に落ちた時の抑えきれない感情や、相手を完全に信頼して身を委ねる心情を優しく歌い上げており、聴く人の心に深く染み入る1曲となっています。

エリー・ゴールディングさんが2015年1月に発表した本作は、映画『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』のサウンドトラックとして制作され、アルバム『Delirium』にも収録されました。

英国のチャートで4週連続1位を獲得し、世界的な人気を集めています。

大切な人との愛を深めたい時や、心温まる映画の余韻に浸りたい時にぴったりの楽曲です。

透き通るような歌声と印象的なメロディーラインが、聴く人の記憶に優しく寄り添います。

Hide And SeekImogen Heap

Imogen Heap – Hide And Seek (Official Video)
Hide And SeekImogen Heap

ボーカルとハーモナイザーが織りなす幻想的なサウンドスケープは、聴く人の心を静かに揺さぶります。

イモージェン・ヒープさんの透明感のある歌声が、別れや喪失の感情を繊細に表現し、まるで空中に浮かぶように漂う独特な音響効果と溶け合っていきます。

2005年5月に公開された本作は、アルバム『Speak for Yourself』の収録曲として、多くのリスナーの心を捉えました。

人気ドラマ『The O.C.』のシーズン2最終話での印象的な使用を皮切りに、『Normal People』や『ハリー・ポッターと呪いの子』など、数々の映像作品で重要なシーンを彩ってきました。

静かな夜に一人で過ごす時間や、大切な人との別れを考える瞬間に寄り添う、心に響く一曲です。

Shape of My HeartSting

謎めいたカードプレイヤーの物語を描いた珠玉のメロディーは、哀愁漂うギターリフとハーモニカの音色が印象的です。

運命や偶然の神秘的な論理を理解しようとする主人公の心情が、スティングさんの艶のある歌声で丁寧に紡がれていきます。

映画『レオン』のエンディングで流れる本作は、感動的なラストシーンに彩りを添え、物語の余韻を深めています。

1993年にリリースされたアルバム『Ten Summoner’s Tales』収録曲で、静かに心に染み入るサウンドは、大切な人との別れや人生の岐路に立ったときに聴きたくなる一曲です。

物思いにふける夜や心を落ち着かせたいときにぴったりの楽曲といえるでしょう。

【映画音楽】洋画のテーマ曲。心に残るあの名曲・人気曲(41〜50)

ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還

Into the WestAnnie Lennox

優雅なメロディと深い余韻を残す壮大なバラードが、ファンタジー映画の感動的なエンディングを美しく彩ります。

神秘的な歌声とオーケストラの調べが織りなす本作は、旅の終わりと新たな始まりをテーマに、聴く人の心に静かな感動を届けます。

2003年11月にリリースされた本作は、J.R.R.トールキンの小説を原作としたピーター・ジャクソン監督作品『ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還』のエンドクレジットで使用され、第76回アカデミー賞で歌曲賞を受賞。

アニー・レノックスさんの透明感のある歌声が物語の余韻を引き立てています。

穏やかな気持ちで心を癒したい時や、大切な人との別れを前向きに受け止めたい時におすすめの一曲です。

映画のストーリーを知らない方でも、心に響く普遍的な魅力を感じられるはずです。

AngelSarah McLachlan

Sarah McLachlan – Angel [Official Music Video]
AngelSarah McLachlan

深い感情と透き通るような歌声で、心に染み入るメロディーを紡ぎ出すサラ・マクラクランさん。

ドラッグによって命を落としたミュージシャンへの鎮魂と慰めの思いを込めて生み出された本作は、孤独や苦悩に寄り添う魂の歌として多くの人々の心を打ちました。

1997年7月にリリースされたアルバム『Surfacing』に収録され、ビルボード・ホット100で4位を記録。

映画『シティ・オブ・エンジェル』のサウンドトラックにも採用され、静謐な雰囲気とピアノの調べが映画の世界観を見事に表現しています。

優しく包み込むような歌声と、心を癒す美しい旋律は、日々の生活で疲れを感じている方や、心に潤いを求めている方におすすめの一曲です。