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【映画音楽】洋画のテーマ曲。心に残るあの名曲・人気曲

サイレント映画などを除いて、映画に欠かせない要素の1つと言えばやはり音楽ですよね。

名場面に流れるスコアの素晴らしさが、そのまま映画の思い出となって心に残り続けているという映画ファンも多くいらっしゃるでしょう。

そこで今回の記事では、映画史を彩った洋画のメイン・テーマを中心とした名曲の数々を集めてみました!

歌手やバンドによる主題歌ではなく、映画のスコアを担当した作曲者によるメイン・テーマという観点で、時代やジャンルを問わず有名な作品を多く取り上げていますから、映画ファンも音楽ファンも楽しめる内容となっていますよ。

【映画音楽】洋画のテーマ曲。心に残るあの名曲・人気曲(41〜50)

ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還

Into the WestAnnie Lennox

優雅なメロディと深い余韻を残す壮大なバラードが、ファンタジー映画の感動的なエンディングを美しく彩ります。

神秘的な歌声とオーケストラの調べが織りなす本作は、旅の終わりと新たな始まりをテーマに、聴く人の心に静かな感動を届けます。

2003年11月にリリースされた本作は、J.R.R.トールキンの小説を原作としたピーター・ジャクソン監督作品『ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還』のエンドクレジットで使用され、第76回アカデミー賞で歌曲賞を受賞。

アニー・レノックスさんの透明感のある歌声が物語の余韻を引き立てています。

穏やかな気持ちで心を癒したい時や、大切な人との別れを前向きに受け止めたい時におすすめの一曲です。

映画のストーリーを知らない方でも、心に響く普遍的な魅力を感じられるはずです。

Love Me Like You DoEllie Goulding

Ellie Goulding – Love Me Like You Do (Official Video)
Love Me Like You DoEllie Goulding

壮大なシンセサイザーと力強いドラムが特徴的なミッドテンポのエレクトロポップ・パワーバラードです。

恋に落ちた時の抑えきれない感情や、相手を完全に信頼して身を委ねる心情を優しく歌い上げており、聴く人の心に深く染み入る1曲となっています。

エリー・ゴールディングさんが2015年1月に発表した本作は、映画『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』のサウンドトラックとして制作され、アルバム『Delirium』にも収録されました。

英国のチャートで4週連続1位を獲得し、世界的な人気を集めています。

大切な人との愛を深めたい時や、心温まる映画の余韻に浸りたい時にぴったりの楽曲です。

透き通るような歌声と印象的なメロディーラインが、聴く人の記憶に優しく寄り添います。

スノーホワイト

Breath Of LifeFlorence & The Machine

壮大なオーケストラと60人編成の合唱団が織りなす圧倒的なサウンドスケープに、フローレンス・アンド・ザ・マシーンのボーカリストが魂を込めて歌い上げる神秘的な一曲。

映画『スノーホワイト』のダークファンタジーな世界観を見事に表現し、2012年4月にリリースされると同時に大きな話題を呼びました。

本作は、悪の女王ラヴェンナの複雑な内面をインスピレーション源に持ち、力強さと切なさが交錯する印象的な楽曲に仕上がっています。

アビー・ロード・スタジオでレコーディングされた本作は、映画のエンドクレジットを飾るにふさわしい荘厳な雰囲気を醸し出しています。

映画の余韻に浸りながら心に深く染み入る壮大な音楽体験を求める方におすすめの一曲です。

スター・トレック

Main ThemeJerry Goldsmith

Star Trek: The Motion Picture • Main Theme • Jerry Goldsmith
Main ThemeJerry Goldsmith

SF映画といえば『スター・ウォーズ』派と『スター・トレック』派に分かれますよね!

実はこの両作は1作目の公開年が1年しか違わないんですよ。

ちなみに後から公開されたのが『スター・トレック』です。

そんな本作で物語を盛り上げているのが、壮大な雰囲気のメインテーマ。

このメインテーマを作曲したのは映画音楽の専門家ジェリー・ゴールドスミスさん。

彼は生涯を通して76本もの映画の音楽を手掛け、アカデミー作曲賞に18回もノミネートされたんですよ。

アラビアのロレンス

Main ThemeMaurice Jarre

Lawrence of Arabia – Main Theme – Maurice Jarre
Main ThemeMaurice Jarre

『アラビアのロレンス』は第一次大戦中のアラブを舞台にした戦争映画。

イギリス兵の主人公ロレンスがアラブ民族をまとめあげ、トルコ兵と戦うというお話です。

この映画が公開された1962年当時、作品冒頭には映像が映らず音楽が流れるというスタイルが主流となっていました。

そこで流れたのがモーリス・ジャールさん作曲のメインテーマです。

この曲を聴きながら、どんな映画が始まるのかとワクワクする。

そんな気持ちで聴いてみてもらいたい一曲です!

シャフト

Theme From ShaftIsaac Hayes

映画『Shaft』の世界観を見事に表現した、この独特のグルーヴに満ちたメロディ。

年齢を問わず一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。

1971年にリリースされたアイザック・ヘイズさんによる本作は、重厚なファンクのリズムとクールなストリングスが特徴的です。

アカデミー賞とグラミー賞を受賞し、Billboard Hot 100で1位を獲得するなど、映画音楽の金字塔として君臨しています。

映画の主人公であるShaftの魅力を歌い上げた歌詞は、当時としては大胆な内容でしたが、その斬新さゆえに人々の心を掴みました。

映画ファンはもちろん、ソウルやファンクの愛好家にもおすすめの一曲です。

Deborah’s ThemeEnnio Morricone

Deborah’s Theme (Once Upon a Time in America)—Ennio Morricone
Deborah's ThemeEnnio Morricone

優雅なオーケストレーションと美しい旋律が織りなす感動的な楽曲です。

モリコーネさんが1984年6月に発表したサウンドトラックに収録された本作は、映画『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ』の中で、女性主人公の繊細な感情を見事に表現しています。

Eメジャーのゆったりとしたメロディラインが印象的で、エッダ・デッロルソさんの歌声がさらなる深みを与えています。

映画音楽の歴史に輝く名作として、数々の賞を受賞し、ヨーヨー・マさんなど著名なアーティストたちにも愛され続けています。

静かな夜や心を落ち着かせたい時に聴きたい、心温まる楽曲としておすすめです。