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【映画音楽】洋画のテーマ曲。心に残るあの名曲・人気曲

サイレント映画などを除いて、映画に欠かせない要素の1つと言えばやはり音楽ですよね。

名場面に流れるスコアの素晴らしさが、そのまま映画の思い出となって心に残り続けているという映画ファンも多くいらっしゃるでしょう。

そこで今回の記事では、映画史を彩った洋画のメイン・テーマを中心とした名曲の数々を集めてみました!

歌手やバンドによる主題歌ではなく、映画のスコアを担当した作曲者によるメイン・テーマという観点で、時代やジャンルを問わず有名な作品を多く取り上げていますから、映画ファンも音楽ファンも楽しめる内容となっていますよ。

【映画音楽】洋画のテーマ曲。心に残るあの名曲・人気曲(41〜50)

The StoryNorah Jones

映画『マイ・ブルーベリー・ナイツ』を彩る珠玉のメロディは、ジャズとポップスの要素を見事に融合させた心温まる作品です。

ノラ・ジョーンズさんの透明感のある歌声と、シンプルながらも深い余韻を残すピアノの旋律が、映画の世界観を優しく包み込んでいます。

2007年に公開された本作は、ウォン・カーウァイ監督作品のオープニングとエンディングを飾り、物語に深みを与えています。

アルバム『Come Away With Me』でグラミー賞5部門を受賞したノラ・ジョーンズさんならではの表現力豊かな歌唱は、孤独や希望、再生をテーマにした映画の情感を見事に表現しています。

静かな夜に一人で聴きたい、あるいは大切な人との思い出を振り返りたい時にぴったりの一曲です。

風と共に去りぬ

Main TitleMax Steiner

アメリカ映画協会が選ぶ「アメリカ映画ベスト100」の6位に選ばれているのが『風と共に去りぬ』。

公開されたのは1939年。

つまり70年以上もの間、この作品は支持され続けてきたのです。

本作は女性の社会進出や人種差別をテーマとした作品で、現代を生きる私たちでも共感できる部分が多くありますよ。

この映画のメインテーマを手掛けたのは作曲家のマックス・スタイナーさん。

彼は他にも『キング・コング』などの有名映画の楽曲を手掛けています。

80日間世界一周Victor Young Orchestra(ヴィクター・ヤング)

壮大なオーケストラの旋律が織りなす音世界は、まるで世界一周の旅に誘われるかのような魅惑に満ちています。

ヴィクター・ヤングさんの巧みな指揮のもと、冒険とロマンスが見事に調和した本作は、1956年に公開された映画のメインテーマとして制作され、アカデミー賞音楽賞に輝きました。

優雅で広がりのあるメロディーラインは、各国の文化や風景を音楽的に描写し、聴く人の心に鮮やかな情景を描き出します。

仕事の合間のリフレッシュタイムや、ゆったりとした読書のお供として、穏やかな気分転換を求める方にオススメの一曲です。

AngelSarah McLachlan

Sarah McLachlan – Angel [Official Music Video]
AngelSarah McLachlan

深い感情と透き通るような歌声で、心に染み入るメロディーを紡ぎ出すサラ・マクラクランさん。

ドラッグによって命を落としたミュージシャンへの鎮魂と慰めの思いを込めて生み出された本作は、孤独や苦悩に寄り添う魂の歌として多くの人々の心を打ちました。

1997年7月にリリースされたアルバム『Surfacing』に収録され、ビルボード・ホット100で4位を記録。

映画『シティ・オブ・エンジェル』のサウンドトラックにも採用され、静謐な雰囲気とピアノの調べが映画の世界観を見事に表現しています。

優しく包み込むような歌声と、心を癒す美しい旋律は、日々の生活で疲れを感じている方や、心に潤いを求めている方におすすめの一曲です。

Deborah’s ThemeEnnio Morricone

Deborah’s Theme (Once Upon a Time in America)—Ennio Morricone
Deborah's ThemeEnnio Morricone

優雅なオーケストレーションと美しい旋律が織りなす感動的な楽曲です。

モリコーネさんが1984年6月に発表したサウンドトラックに収録された本作は、映画『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ』の中で、女性主人公の繊細な感情を見事に表現しています。

Eメジャーのゆったりとしたメロディラインが印象的で、エッダ・デッロルソさんの歌声がさらなる深みを与えています。

映画音楽の歴史に輝く名作として、数々の賞を受賞し、ヨーヨー・マさんなど著名なアーティストたちにも愛され続けています。

静かな夜や心を落ち着かせたい時に聴きたい、心温まる楽曲としておすすめです。

AtlasColdplay

Coldplay – Atlas (Hunger Games: Catching Fire)(Official Lyric Video)
AtlasColdplay

静寂から始まる繊細なピアノの旋律が印象的なコールドプレイの心温まるバラードです。

宇宙や星座をイメージさせる壮大なメロディーラインと、相手を支え合う気持ちを歌った感動的な歌詞が胸を打ちます。

2013年9月に発表された本作は、映画『ハンガー・ゲーム2』のサウンドトラックとして制作され、ヨーロッパの音楽チャートで高い評価を獲得。

第17回ハリウッド・フィルム・アワードでは「Hollywood Song Award」を受賞しました。

大切な人との絆を感じたい時や、自分を見つめ直したい気持ちになった時に、心に深く響く珠玉のミディアムバラードです。

ターミネーター2

Main TitleBrad Fiedel

アーノルド・シュワルツェネッガーさんの代表作である『ターミネーター2』。

機械であるターミネーター同士が激しく戦うシーンは見る人すべてを興奮させたはずです!

本作ではメインテーマも印象に残るものでしたよね。

実はメインテーマのダダンダンダダンという打楽器風のカ所は、ターミネーターの鼓動をイメージしているのだそうです。

もちろん作中では、機械のターミネーターに鼓動は存在しません。

しかし映画のラストを知っている方なら、その理由に気づき、グッとくるのではないでしょうか。