【映画音楽】洋画のテーマ曲。心に残るあの名曲・人気曲
サイレント映画などを除いて、映画に欠かせない要素の1つと言えばやはり音楽ですよね。
名場面に流れるスコアの素晴らしさが、そのまま映画の思い出となって心に残り続けているという映画ファンも多くいらっしゃるでしょう。
そこで今回の記事では、映画史を彩った洋画のメイン・テーマを中心とした名曲の数々を集めてみました!
歌手やバンドによる主題歌ではなく、映画のスコアを担当した作曲者によるメイン・テーマという観点で、時代やジャンルを問わず有名な作品を多く取り上げていますから、映画ファンも音楽ファンも楽しめる内容となっていますよ。
【映画音楽】洋画のテーマ曲。心に残るあの名曲・人気曲(1〜20)
Let It GoIdina Menzel

ディズニー映画『アナと雪の女王』のテーマソングは、自己解放と自己受容のメッセージを力強く伝える楽曲です。
主人公エルサの内なる葛藤と成長を描き、社会の期待に縛られず、真の自分を受け入れる勇気を歌い上げています。
イディナ・メンゼルさんの圧倒的な歌唱力が、曲の感動を更に引き立てています。
2013年の公開以来、世界中で大ヒットを記録し、25言語に翻訳されました。
2014年には10.9万枚を売り上げ、その年の世界第5位の売上を達成。
本作は、自分らしさを大切にしたい人や、新たな一歩を踏み出そうとしている人にぴったりの一曲です。
Halloween Theme – Main TitleJohn Carpenter

『13日の金曜日』、『エルム街の悪夢』などスプラッター映画には名作がおおいですよね。
とくに1980年代には一大ブームが巻き起こり、似たような作品が大量に制作されました。
そんなスプラッター映画の先駆け的存在が、1978年公開の『ハロウィン』。
本作は低予算にもかかわらず歴史的なヒットを記録、続編も制作されました。
そんな『ハロウィン』で見る人の恐怖心をこれでもかとあおっているのがメインテーマ『Halloween Theme – Main Title』。
実はこの曲も映画を監督したジョン・カーペンターさんが作曲したんですよ!
Main Title (Theme From ‘Jaws’)John Williams

映画『ジョーズ』といえば何を思い浮かべますか?
多くの方は、デーデン、デーデンというあの曲を連想するのではないでしょうか。
この有名な曲のタイトルは『Main Title (Theme From ‘Jaws’)』です。
作中では3度このメインテーマが使用されているのですが、冒頭では普通のバージョン、人とサメが戦うシーンでは激しめのアレンジバージョンが、エンドクレジットでは穏やかなアレンジバージョンが流れます。
手掛けたのはジョン・ウィリアムズさん。
彼は他にも『インディ・ジョーンズ』や『ハリー・ポッター』のメインテーマも手掛けています。
Merry Christmas Mr. Lawrence坂本龍一

東洋と西洋の音楽的要素が見事に融合した名曲が、坂本龍一さんの手によって1983年に生み出された映画音楽で、英国アカデミー賞音楽賞を獲得した傑作です。
優美なペンタトニック・スケールの旋律に、シンセサイザーとグラスハープの繊細な音色が溶け込み、穏やかな心の広がりをもたらしてくれます。
本作はピアノソロによるアルバム『コーダ』として再編曲され、映画『戦場のメリークリスマス』のサウンドトラックとしても各国で高い評価を受けました。
宇多田ヒカルさんやサラ・ブライトマンさんなど、多くのアーティストに愛され続けているこの珠玉の作品は、静かな夜のリラックスタイムや、心を落ち着かせたい時の癒やしのBGMとして、心に染み入る深い感動を与えてくれることでしょう。
Main Title (I Had A Farm In Africa)John Barry

第58回アカデミー賞で7部門受賞を果たした映画『愛と哀しみの果て』。
アフリカに魅せられた女性実業家の半生を描いた伝記映画です。
『007』のテーマソングでも知られる作曲家ジョン・バリーさんによるメインタイトルは、アフリカの大地をイメージさせる壮大なオーケストラ曲。
ストリングスの暖かい音色によるメロディが、聴いていると心に染みるんですよね。
アカデミー賞では作曲賞を受賞しています。
他にも数々のクラシック曲が使用されているので、ぜひご覧になってみてください!