【映画音楽】洋画のテーマ曲。心に残るあの名曲・人気曲
サイレント映画などを除いて、映画に欠かせない要素の1つと言えばやはり音楽ですよね。
名場面に流れるスコアの素晴らしさが、そのまま映画の思い出となって心に残り続けているという映画ファンも多くいらっしゃるでしょう。
そこで今回の記事では、映画史を彩った洋画のメイン・テーマを中心とした名曲の数々を集めてみました!
歌手やバンドによる主題歌ではなく、映画のスコアを担当した作曲者によるメイン・テーマという観点で、時代やジャンルを問わず有名な作品を多く取り上げていますから、映画ファンも音楽ファンも楽しめる内容となっていますよ。
【映画音楽】洋画のテーマ曲。心に残るあの名曲・人気曲(41〜60)
Main TitleMax Steiner

アメリカ映画協会が選ぶ「アメリカ映画ベスト100」の6位に選ばれているのが『風と共に去りぬ』。
公開されたのは1939年。
つまり70年以上もの間、この作品は支持され続けてきたのです。
本作は女性の社会進出や人種差別をテーマとした作品で、現代を生きる私たちでも共感できる部分が多くありますよ。
この映画のメインテーマを手掛けたのは作曲家のマックス・スタイナーさん。
彼は他にも『キング・コング』などの有名映画の楽曲を手掛けています。
Main ThemeMaurice Jarre

『アラビアのロレンス』は第一次大戦中のアラブを舞台にした戦争映画。
イギリス兵の主人公ロレンスがアラブ民族をまとめあげ、トルコ兵と戦うというお話です。
この映画が公開された1962年当時、作品冒頭には映像が映らず音楽が流れるというスタイルが主流となっていました。
そこで流れたのがモーリス・ジャールさん作曲のメインテーマです。
この曲を聴きながら、どんな映画が始まるのかとワクワクする。
そんな気持ちで聴いてみてもらいたい一曲です!
Main TitleBrad Fiedel

アーノルド・シュワルツェネッガーさんの代表作である『ターミネーター2』。
機械であるターミネーター同士が激しく戦うシーンは見る人すべてを興奮させたはずです!
本作ではメインテーマも印象に残るものでしたよね。
実はメインテーマのダダンダンダダンという打楽器風のカ所は、ターミネーターの鼓動をイメージしているのだそうです。
もちろん作中では、機械のターミネーターに鼓動は存在しません。
しかし映画のラストを知っている方なら、その理由に気づき、グッとくるのではないでしょうか。
Theme From ShaftIsaac Hayes

映画『Shaft』の世界観を見事に表現した、この独特のグルーヴに満ちたメロディ。
年齢を問わず一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。
1971年にリリースされたアイザック・ヘイズさんによる本作は、重厚なファンクのリズムとクールなストリングスが特徴的です。
アカデミー賞とグラミー賞を受賞し、Billboard Hot 100で1位を獲得するなど、映画音楽の金字塔として君臨しています。
映画の主人公であるShaftの魅力を歌い上げた歌詞は、当時としては大胆な内容でしたが、その斬新さゆえに人々の心を掴みました。
映画ファンはもちろん、ソウルやファンクの愛好家にもおすすめの一曲です。
James Bond ThemeMonty Norman

007シリーズをみたことがありますか?
007シリーズとは、イギリス秘密情報部員のジェームズ・ボンドが世界を救う大人気スパイ映画シリーズです。
1962年にシリーズ一作目が公開されて以来、数々の名曲が作中で使用されてきました。
その中で最も有名なのが、モンティ・ノーマンさん作曲の『James Bond Theme』です。
今でこそ名曲として知られていますが、もともとはある舞台のために書き下ろした楽曲でした。
しかもその舞台はお蔵入りすることに。
もしかしたらこの曲が世に出なかった可能性もあると思うと、驚きですね。