【映画音楽】洋画のテーマ曲。心に残るあの名曲・人気曲
サイレント映画などを除いて、映画に欠かせない要素の1つと言えばやはり音楽ですよね。
名場面に流れるスコアの素晴らしさが、そのまま映画の思い出となって心に残り続けているという映画ファンも多くいらっしゃるでしょう。
そこで今回の記事では、映画史を彩った洋画のメイン・テーマを中心とした名曲の数々を集めてみました!
歌手やバンドによる主題歌ではなく、映画のスコアを担当した作曲者によるメイン・テーマという観点で、時代やジャンルを問わず有名な作品を多く取り上げていますから、映画ファンも音楽ファンも楽しめる内容となっていますよ。
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【映画音楽】洋画のテーマ曲。心に残るあの名曲・人気曲(61〜70)
TimeHans Zimmer

レオナルド・ディカプリオさんや渡辺謙さんが出演した2010年のアメリカ映画『インセプション』。
音楽は名匠ハンス・ジマーさんが担当しています。
映画のコンセプトである「夢と時間」に関心を持った彼が作り出したテーマソングが『Time』なんですよね。
後半に向かってじわじわと壮大に広がっていくサウンドが印象的です。
『インセプション』はストーリーと同様、音楽でもさまざまな科学的・数学的なアプローチが施された作品なので、ぜひご覧になってみてください!
Why So Serious?Hans Zimmer

アメコミ映画の傑作『ダークナイト』。
2008年に亡くなったヒース・レジャーさんがジョーカー役を怪演したことでも有名ですよね。
タイトル通りアメコミが原作とは思えぬ、ダークな世界観が魅力の本作。
その世界観がぎゅと詰め込まれているのが『Why So Serious?』という曲です。
この曲はジョーカーが登場するシーンで使用されています。
曲中にずっとひびく時計のチクタクが、焦そう感と不気味な雰囲気をかもし出しています。
タイトルは日本語訳すると「なぜ、そんな顔をしているんだ」という意味。
映画を見るとタイトルに込められた意味にも気が付くはずです!
The Bridge of Khazad DumHoward Shore

映画『ロード・オブ・ザ・リング』は、一つの指輪をめぐり戦いや冒険が繰り広げられるファンタジー映画の金字塔です。
その作中で幾度となく流れるのがメインテーマの『The Bridge of Khazad Dum』。
この曲はカナダの作曲家ハワード・ショアさんが手掛けたものです。
彼はこの曲でアカデミー作曲賞を受賞。
シリーズの三作目『ロード・オブ・ザ・リング王の帰還』では同じ曲でアカデミー歌曲賞を受賞しました。
Betrayal (Sorcerer Theme)Tangerine Dream

1953年のフランス映画をリメイクし1977年に公開されたアメリカのサスペンス映画が『恐怖の報酬』です。
テーマソングを担当したのはドイツの電子音楽グループであるタンジェリン・ドリーム。
テーマソングである『Betrayal』はシンセサイザーによるベースラインから始まる楽曲で、サイケデリックなサウンドは不気味で映画のハラハラするストーリーにもピッタリなんですよね。
タンジェリン・ドリームはこの作品をきっかけに、30作品近くのサントラを手掛けているんです。
The Untouchables ThemeEnnio Morricone

アメリカのギャングであるアル・カポネを追った捜査官を描いた映画『アンタッチャブル』。
ケヴィン・コスナーさん、ショーン・コネリーさんが好演した傑作です。
音楽を担当したのはイタリアの作曲家で多くの映画音楽を作曲したエンニオ・モリコーネさん。
第60回アカデミー賞ではこの作品で作曲賞にノミネートされています。
エンドタイトルである『The Untouchables Theme』では、壮大で美しいメロディラインに聴きほれてしまうんですよね。
Hand Covers BruiseTrent Reznor, Atticus Ross

Facebookの創業者であるマーク・ザッカーバーグさんの伝記映画『ソーシャル・ネットワーク』。
レディオヘッドやビートルズの楽曲が劇中やエンディングに使用されていますが、映画の冒頭に流れるテーマソングがピアノの音色が美しい『Hand Covers Bruise』です。
音楽を担当したのはアメリカのロックバンドであるナイン・インチ・ネイルズのリーダーのトレント・レズナーさんと、イングランドの作曲家アッティカス・ロスさん。
アンビエントな雰囲気にノイズとピアノの音色が重なるサウンドは唯一無二なんですよね。
Shazam! Fury of the Gods(Main Title Theme)Christophe Beck

アメリカのコミックスを原作としたスーパーヒーロー映画『シャザム!』。
その続編である『シャザム!〜神々の怒り〜』が2023年3月に公開されました。
映画の音楽を担当したのはカナダ出身の作曲家であるクリストフ・ベックさんで、『アントマン』や『アナと雪の女王2』などの大ヒット映画でも作曲を務めた人物です。
『シャザム!〜神々の怒り〜』のメインテーマではスーパーヒーローの持つ正義の力を感じさせる、力強いトロンボーンの音色がかっこいいんですよね。
おわりに
どの曲を聴いても映画史に残る名スコアばかりで、聴いているだけでその映画の名場面が脳裏に浮かぶ……という方も多かったのではないでしょうか。
映画を見ていないという方でも、聴いたことのある曲ばかりだったのではないでしょうか。
有名な映画のテーマ曲はまだまだ多く存在していますし、今後もこちらの記事で随時追加していきますのでどうぞお楽しみに!