【映画音楽】洋画のテーマ曲。心に残るあの名曲・人気曲
サイレント映画などを除いて、映画に欠かせない要素の1つと言えばやはり音楽ですよね。
名場面に流れるスコアの素晴らしさが、そのまま映画の思い出となって心に残り続けているという映画ファンも多くいらっしゃるでしょう。
そこで今回の記事では、映画史を彩った洋画のメイン・テーマを中心とした名曲の数々を集めてみました!
歌手やバンドによる主題歌ではなく、映画のスコアを担当した作曲者によるメイン・テーマという観点で、時代やジャンルを問わず有名な作品を多く取り上げていますから、映画ファンも音楽ファンも楽しめる内容となっていますよ。
【映画音楽】洋画のテーマ曲。心に残るあの名曲・人気曲(41〜60)
Theme From SupermanJohn Williams

アメリカン・コミック作品を原作とした1978年のアメリカ映画『スーパーマン』。
テーマソングは『スター・ウォーズ』でも知られる映画音楽の巨匠ジョン・ウィリアムズさんが担当しています。
吹奏楽などでもおなじみの楽曲で、多くの人が聴いたことのある有名なメロディは一度聴いたら忘れられません。
1979年度のサターン賞ではSF映画賞などとともに音楽賞も受賞しています。
勇敢なヒーローであるスーパーマンにピッタリの、壮大で迫力のあるサウンドに仕上げられています。
Vertigo (theme)Bernard Herrmann

サスペンス映画の巨匠アルフレッド・ヒッチコック監督による1958年の作品が『めまい』です。
音楽を担当したのは多くのヒッチコック作品に携わるアメリカの作曲家バーナード・ハーマンさんで、オーケストラによる不気味なメロディと不協和音を使用したサウンドが印象的なんですよね。
映画を見る視聴者の心をコントロールし、映画に引き込んでいく芸術性の高いテーマ曲です。
ぜひ映画をご覧になって、実際に体感してみてください!
The Pink Panther ThemeHenry Mancini
あなたは『The Pink Panther Theme』という曲を知っていますか?
もしかするとピンとこない方も多いのではないでしょうか。
しかしピンクパンサーのあの曲だよと言えばすぐにわかるはずです。
この楽曲はピンクパンサーシリーズの記念すべき一作目、映画『ピンクの豹』のメインテーマ。
日本ではバラエティー番組でもよく使用されていますよね!
余談ですがシリーズ一作目の時点では、クルーゾー警部はわき役にすぎなかったんですよ。
Main TitleDanny Elfman

ティム・バートン監督とジョニー・デップさんが初めてタッグを組んだのが、1990年公開の映画『シザーハンズ』です。
テーマ曲である『Main Title』はアメリカの音楽家ダニー・エルフマンさんによって作曲されました。
チェレスタによる幻想的なメロディで始まりストリングスとハープが重なり壮大になっていくサウンドが、聴いていると引き込まれるんですよね。
その後登場する女声によるハーモニーがさらに幻想的な世界観を演出していて、ティム・バートン監督の作品らしい仕上がりになっています。
Hand Covers BruiseTrent Reznor, Atticus Ross

Facebookの創業者であるマーク・ザッカーバーグさんの伝記映画『ソーシャル・ネットワーク』。
レディオヘッドやビートルズの楽曲が劇中やエンディングに使用されていますが、映画の冒頭に流れるテーマソングがピアノの音色が美しい『Hand Covers Bruise』です。
音楽を担当したのはアメリカのロックバンドであるナイン・インチ・ネイルズのリーダーのトレント・レズナーさんと、イングランドの作曲家アッティカス・ロスさん。
アンビエントな雰囲気にノイズとピアノの音色が重なるサウンドは唯一無二なんですよね。