カラオケが上手く聞こえる曲
2020年代に入ってから日本の音楽シーンで求められるボーカルスキルは飛躍的に向上し、ヒット曲の大半が難しい楽曲になりました。
カラオケで上手いと思われたくても、なかなか良い楽曲に出会えないという方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は……、カラオケが上手く聞こえる楽曲をピックアップいたしました!
邦楽を中心に定番の楽曲から最新の楽曲まで、幅広くピックアップしております。
上手く聞こえるという特性上、歌いやすい楽曲を中心にピックアップしているので、歌唱力に自信がない方でも必見です。
カラオケが上手く聞こえる曲(11〜20)
HeavenRei

卓越したギタリストとしてのスキルとシンガーソングライターとしての才能を併せ持ち、独自の立ち位置で活躍しているReiさん。
2024年8月に発表された『Heaven』は、縦横無尽に弾きまくりタッピングも飛び出すギタープレイと耳に残るキャッチーなメロディ、ダンサンブルで踊れるグルーヴが絶妙なバランスで同居する新たなキラーチューン。
カラオケなどで歌う際にはコード感に頼るのではなくベースやドラムのリズムをよく聴いて、J-POP的な歌と伴奏といったものとは違ったイメージを念頭に置いて歌ってみてほしいですね。
Mermaid由薫

2024年にはアメリカの有名な音楽フェスティバル「SXSW Music Festival 2024」にも出演するなど、日本国内にとどまらないグローバルな活動を展開しているシンガーソングライターの由薫さん。
幼少期を海外で過ごし、バイリンガルでもある彼女は洋楽や邦楽といったジャンルの垣根などは軽々と飛び越えた楽曲を生み出しており、本稿で取り上げる『Mermaid』もまさにそういったタイプの曲ですね。
ミニマルなトラックとアンニュイさが漂うメロディライン、独特の言葉選びは一般的なJ-POPとは一線を画すものですが、こういう曲をさらりとカラオケで歌えれば上手い人だなと思われることは間違いないでしょう。
大きな変化がないまま展開していく楽曲のため、淡々となりすぎないように歌で変化がつけられるように原曲をよく聴いて練習してみてくださいね。
ヒーローズシンドロームNEW!Sochic

東京を拠点に活動する男性シンガーソングライター Sochicさんの2025年7月2日にリリースした楽曲です。
ミドルテンポ~アップテンポでメリハリがある曲なので加点がしやすい曲かなと思います。
アップテンポと高音曲がお好きな方にはオススメ曲です!
AメロとBメロは音程が中音域で落ち着いているので、ピッチが喉に落ちすぎないように気を付けたいですね。
基本的に声帯と眉間を意識して歌いたいので、声帯から前にゆっくり声を出すイメージで歌ってみてください。
また、サビは言葉数が多く音が高くなるので、丁寧に一つずつ歌うと音程もリズムもハマリやすいと思います。
声帯から遠くに向かって思いっきり声を出すと気持ちよく歌えますよ!
鎖骨の間のくぼんでいるところを触ると振動していてわかりやすいのでぜひ意識してみてください。
ひまわりの約束秦基博

秦基博さんの名曲『ひまわりの約束』。
全国的なヒットを記録した映画「STAND BY ME ドラえもん」のテーマソングとして人気を集め、今日に至るまでカラオケの定番曲として愛されています。
そんな本作はキャッチーでありながら、上手さを強調しやすい楽曲でもあります。
その理由は、なんといってもサビの高音と歌い出しでしょう。
本作の歌い出しはいきなり情緒的な雰囲気に仕上げられているので、一気に世界観へ引き込めます。
聞き手の没入感が高まったところで、サビの高音が登場するので、バツグンの演奏効果をほこります。
また、サビの高音がギリギリファルセットではないため、地声の高さをアピールできる点も、上手く聴こえやすい要素の1つと言えるでしょう。
ナハトムジークNEW!Mrs. GREEN APPLE

音域がとっても広い『ナハトムジーク』は、ミセス好きの私の生徒さんがずっと練習していた曲で、もともと裏声が得意な方だったので「地声が出しやすくなったし裏声もスムーズに出るようになった!」と喜んでくれました!
練習曲としてもオススメです!
まず気になる音域は、G#2~G5でとても広い音域ですが、この曲の平均音はF4あたりでほぼ裏声で歌われています。
1番Aメロ部分に1オクターブ下で歌唱している箇所があるため音域が広くなっています。
息づかいが大事な曲なので腹式呼吸になるように脱力して歌いましょう!
息を吸うときに肩があがってしまうと日常生活の胸式呼吸になって思っているように息が吸えません。
肩に力が入らないように常にリラックスです!
息を吸った分、ちゃんと歌声にして吐きましょうね。
美しい音色なのでぜひ歌ってみてください!