2020年代に入ってから日本の音楽シーンで求められるボーカルスキルは飛躍的に向上し、ヒット曲の大半が難しい楽曲になりました。
カラオケで上手いと思われたくても、なかなか良い楽曲に出会えないという方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は……、カラオケが上手く聞こえる楽曲をピックアップいたしました!
邦楽を中心に定番の楽曲から最新の楽曲まで、幅広くピックアップしております。
上手く聞こえるという特性上、歌いやすい楽曲を中心にピックアップしているので、歌唱力に自信がない方でも必見です。
カラオケが上手く聞こえる曲(1〜10)
Bunny GirlAKASAKI

2024年にバズった曲として、こちらの『Bunny Girl』を思い出す方はきっと多いでしょう。
高校生という若さでこの曲を生み出したAKASAKIさんのシンガーソングライターとしての才能は本当にすごいですし、そんな若きアーティストが生み出した名曲をカラオケのレパートリーに加えるべく練習しているという方もいるはず。
随所に登場する7thコードの使い方もおしゃれで、さらりと聴くと淡々としているようで実は非常に覚えやすくキャッチーなメロディラインは極端な高音も登場しないですし、高い音が苦手という方でも歌いやすいはず。
少しだけかっこつけてきざな感じで歌うくらいの気持ちでカラオケに臨んでみるといいですよ!
イニミニマイニモ平手友梨奈

欅坂46脱退後はソロアーティストとして音楽や俳優活動など独自の路線で活躍、その一挙手一投足が注目を集める存在の平手友梨奈さん。
2025年3月に公開された『イニミニマイニモ』はテックハウス的な要素を全面に押し出しつつ、クールさとポップさとが絶妙にブレンドされた楽曲となっており、MVで魅せた平手さんの強烈なビジュアルイメージも注目を集めましたね。
メロディラインという点においては特に難しいものではなく、男性でも歌える音域ですが、こういうタイプの曲は単に歌うだけでは淡々としすぎてしまいますから、平手さんになりきるくらいの気持ちで曲の世界に入り込んで歌うといいですよ。
APT.ROSÉ & Bruno Mars

2024年を代表する世界的な大ヒット曲といえば、ブラックピンクのロゼさんとブルーノ・マーズさんが組んだ『APT.』でしょう。
一度聴いたら頭から離れない例のフレーズを聴けば、「あの曲か」となるくらいに日本でも多くの世代に広まった久々の「洋楽」のヒット曲とも言えそうですね。
カラオケで歌う方も多いかとは思いますが、注意すべきパートはいかにもブルーノ・マーズさんらしいメロディアスなメロディラインが登場するパートくらいで、ハイトーンも登場しないですから歌詞さえ覚えてしまえばカラオケでの盛り上がりも間違いないでしょう!
怪獣サカナクション

『チ。
―地球の運動について―』のオープニングテーマとしても話題を集め、2025年2月に発表されたサカナクションにとっては約3年ぶりの新曲となった『怪獣』。
オリコンチャート1位を獲得、早くも2025年を代表する曲としての地位を確立した感もありますよね。
王道のJ-POPらしいシンプルな構成を持ちながらも、アレンジの妙でドラマチックかつ複雑にも聴こえるという高度なテクニックを感じさせる楽曲ですが、メロディラインとしてはそこまで難しいものではないですし、極端なハイトーンなども登場しないため比較的歌いやすいと言えそうです。
リズミカルな部分と伸びやかな部分とのコントラストを意識して歌うことで、より「歌の上手さ」を強調できますよ!
騙シ愛tuki.

大ヒット曲『晩餐歌』がさまざまな記録を打ち立て、15歳という若さで人気シンガーソングライターとしての地位を確立したtuki.さん。
近年のトレンドとも言える素顔を出さないで活動するアーティストですが、だからこそ楽曲と歌声の圧倒的な魅力だけで十分勝負できるという凄みを感じさせますよね。
そんなtukiさんが2025年4月に公開した『騙シ愛』は、彼女にとって初めてのドラマ主題歌として起用されたことでも話題の楽曲です。
落ち着いたAメロから耳残るサビへの展開が往年のJ-POP的で、音域は比較的広いながらも複雑なメロディラインではないですから、30代や40代の方にとってもなじみがあって歌いやすいと感じるはず。
はねたリズムを意識しつつ、はきはきとした発声を心がけて歌ってみるといいですよ!
MIRRORAdo

ファンキーなベースラインが先導する、ダンサンブルでしゃれたグルーヴがAdoさんの新たな面を引き出すクールな楽曲ですね!
こちらの『MIRROR』は2024年5月に公開されたAdoさんの楽曲で、人気シンガーソングライターでAdoさんとは同い年という共通点もあるなとりさんが楽曲提供したナンバー。
一般的なJ-POPとはやや趣が異なるリズム感、メロディラインは決して簡単なものではないのですが、楽曲の持つグルーヴさえつかんでしまえば意外とうまく歌えてしまいますよ。
抑制の効いた前半部分も淡々となりすぎないようにAdoさんのような艶っぽさを意識して、ラストのサビ前の転調や力強いファルセットなどばっちり決めてもらえればその日のカラオケの主役はあなたのものでしょう!
DRESSING ROOMなとり

2003年生まれのなとりさんは10代の頃から楽曲をTikTokを通じて投稿し、2022年に発表した『Overdose』が特大のバイラルヒットを記録して一躍知名度を上げた期待のシンガーソングライターです。
しゃれたシティポップ風の楽曲であってもロック調の激しいナンバーであっても、独特の色気を漂わせる低音が魅力的ななとりさんの歌声とメロディラインが軸となって彼ならではの世界観を作り上げていますよね。
そんななとりさんのように歌てみたい、という方におすすめな楽曲として2025年2月に公開された『DRESSING ROOM』を紹介します。
なとりさんらしいダンサンブルでグルーヴィな音作りと艶っぽいメロディ、まさに夜のドライブなんかにもぴったりのおしゃれなナンバーですが、音程が低いため特に高音が苦手な方にはぜひ挑戦してもらいたいですね。
やや早口でメロディに対する歌詞の当てはめ方、リズム取りは正直簡単なものではないですが、原曲を繰り返し聴いてメロディもリズムもしっかり体に染み込ませた上で本番に臨むといいですよ!