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【2025】海外の人気サックス奏者まとめ。おすすめのサックス奏者

サックスはジャズに限らず、ポップスのフィールドやロック、クラシックのオーケストラでソロや吹奏楽での演奏など、多くのジャンルで耳にする楽器です。

ステージの花形としても名脇役としても活躍するサックス奏者に対して、何となくカッコいいしオシャレといった憧れを抱いている方も多くいらっしゃるかもしれませんね。

本稿は、さまざまなジャンルにおける有名な海外のサックス奏者に注目した記事となっています。

こういった記事は往年の名プレイヤーを中心の紹介となってしまいがちですが、新世代のジャズシーンやクラシックの世界、ユーチューバーとして活躍するサックス奏者まで、近年注目すべきプレイヤーたちも幅広く取り上げていますよ。

ぜひご覧ください!

もくじ

【2025】海外の人気サックス奏者まとめ。おすすめのサックス奏者(101〜120)

November Cotton FlowerMarion Brown

苛烈な演奏をくりひろげる事の多かったフリー・ジャズの中で、とても叙情的に音楽を演奏するアルト・サックス奏者がいました。

マリオン・ブラウンです。

アルバム「ノーヴェンバー・コットン・フラワー」の1曲目となったこの曲は、ジャズの原点回帰のようなムードの美しいナンバーです。

Appalachian MorningPaul Winter

1962年、アメリカ合衆国国務省派遣の文化使節として世界をまわる活動でその名を世界に知らしめます。

2007年に発表したアルバム「クレストン」は、第50回グラミー賞で最優秀ニュー・エイジ・アルバム賞を受賞しました。

この「クレストン」には日本人和太鼓奏者の中村浩二が参加しています。

Blues My Naughty Sweetie Gives To MeSidney Bechet

1920年代から、初期のジャズであるニューオーリンズ・ジャズの分野で活躍し、サックスを花形楽器に押し上げたプレイヤーがシドニー・ベシェです。

白熱した演奏は高い人気でしたが、けんかっ早い性格で、共演ミュージシャンと実弾で銃を撃ち合う決闘をしたというエピソードも残っています。

ちなみにザ・ピーナッツのデビュー曲「可愛い花」の原曲が、実は彼の作曲した「Petite Fleur」です。

When I Think of YouSteve Cole

いわゆるスムース・ジャズとされるジャンルで人気の高いサックス奏者といえば、スティーヴ・コールさんでしょう。

1998年に名盤『Stay Awhile』でデビューを果たして以来、R&Bやファンクといったジャンルからの影響を感じさせるプレイ・スタイルと、ソングライティング・センスから生まれる楽曲を武器として、熱心なジャズ好きだけでなく多くの音楽ファンの心をつかみ続けています。

メロウかつロマンティックなサックスの音色は、もう聴いているだけでうっとりしちゃいますね。

静かな夜に1人、彼のサックスの音色に耳を澄ましながらワイングラスを片手に物思いにふける……なんていうキザな時間の過ごし方、一度はしてみたいと思いませんか?

Like It IsYusef Lateef

数多くの作品を残し、サックスだけでなくフルートやオーボエ、さらに世界中の民族楽器までをジャズに取り込んだユセフ・ラティーフ。

そんな彼の作り出す音楽は、いずれも息をのむような美しさを秘めています。

1950年という黒人差別が根強い時代にイスラム教に改宗し、独自のジャズを探求する彼の音楽からは、その意志の強さが感じられます。

Killer JoeBenny Golson

ジャズサックス奏者であると同時に、優れた作編曲家でもあったベニー・ゴルソンさん。

ジャズスタンダードとして愛される「ウィスパー・ノット」の作曲者であり、また優れた編曲テクニックによって、ボビー・ティモンズが名曲「モーニン」を生み出す助けになったとも言われています。

彼の作品では、「ゴルソン・ハーモニー」とも呼ばれる独特の流麗な響きを楽しめます。