【群馬の歌】群馬の自然や人々の心意気を歌った珠玉の名曲たち
群馬の地名を耳にすると、懐かしいメロディと歌詞が自然と浮かんでくる方もいらっしゃるのではないでしょうか?
群馬県をテーマにした歌は、童謡唱歌から演歌、J-POP、アニソンまで、実に多彩!
温泉街の情緒や雄大な山々の風景、そして人々の暮らしが情感豊かに描かれた名曲も多く、耳にするだけで群馬の地を訪れたくなるようなステキな作品であふれています。
本記事では、そんな群馬県にまつわる歌を集めました。
音楽を通して、群馬の知られざる魅力に触れてみませんか?
【群馬の歌】群馬の自然や人々の心意気を歌った珠玉の名曲たち(11〜20)
むすめ上州鴉NEW!瀬川瑛子

上州、現在の群馬県を舞台に、親から子へと受け継がれる旅人の心意気を情感豊かに歌った1曲です。
風の冷たさや揺れる振り分け荷物の情景が、人生の厳しさと、それでも前を向く主人公の覚悟を映しているかのよう。
曲中に語られる口上のようなセリフが、世代を越えて歌い継ぐ物語に深みを与えています。
瀬川瑛子さんにより1999年8月に発売された本作は、ベスト盤『瀬川瑛子全曲集』にも収録されています。
人生の新たな門出を迎えた方や、故郷を離れて頑張る人々の心を、そっと支えてくれる楽曲です。
いい湯だなデューク・エイセス

ザ・ドリフターズの『8時だヨ!
全員集合』のエンディングテーマとして知られている『いい湯だな』。
元は、1965年から1969年にかけて、永六輔さん作詞、いずみたくさん作曲、デューク・エイセス歌唱というスタイルで、47都道府県を題材に制作された52曲の内の1曲であることをご存じでしたか?
本作では、群馬県が誇る温泉地「草津」が、全国各地に点在する「いい湯」の一つとして取り上げられています。
娘道中伊達姿美空ひばり

美空ひばりさんが、おしゃれもせず一人旅をする女の様子を歌い上げる『娘道中伊達姿』。
ひばりさんの歌唱力に圧倒されるとともに、「女だと思ってなめたらあかんぜよ!」とどこかで聴いたようなセリフが聴こえてきそうな、勇ましい女性の姿が目に浮かぶ1曲です。
榛名山水森かおり

「ご当地ソングの女王」と称される水森かおりさんによる、群馬県のご当地ソング。
群馬県の榛名山は、古来から山岳信仰を受けてきた山で、南西の麓にはパワースポットとしても有名な榛名神社があります。
傷心の女性を群馬の名所を背景に歌い上げる本作を聴きながら、群馬の地に思いをはせてみてはいかがでしょうか。
夏の思い出作詞:江間章子/作曲:中田喜直

日本の原風景を描いた歌としてあまりにも有名な『夏の思い出』。
この曲に出てくる「尾瀬」は、福島県、新潟県、そして群馬県の3県にまたがる高地にある湿原を指しているとされています。
群馬に残る自然の雄大な姿を思い浮かべながら聴くと、「唱歌」として聴くのとは一味違う感動を味わえるかもしれませんね。
高崎の女峰たかし(ロス・プリモス)

ムード歌謡で有名なロス・プリモスのメンバー、峰たかしさんのソロ曲である『高崎の女』。
2006年リリースのシングル『フォーエバー東京』のB面に収録されており、作詞は峰さんの奥様の聖蓮さんが手がけています。
そして、作曲は峰さんご本人。
夫婦の共作だと知って改めて聴くと、「高崎の女とは一体誰のこと……」と想像がふくらんでしまう方もいるのでは?
【群馬の歌】群馬の自然や人々の心意気を歌った珠玉の名曲たち(21〜30)
街MAY’S

May’sは男女2人のグループで、ボーカルの片桐舞子さんは群馬県桐生市出身で、この「街」を作詞されています。
国道50号や赤城山はある程度の具体性があるのですが、岡公園はきっと地元の人しか知らない小さな公園なのだと思います。
ひとつひとつに故郷の愛着が感じられる歌です。