【群馬の歌】群馬の自然や人々の心意気を歌った珠玉の名曲たち
群馬の地名を耳にすると、懐かしいメロディと歌詞が自然と浮かんでくる方もいらっしゃるのではないでしょうか?
群馬県をテーマにした歌は、童謡唱歌から演歌、J-POP、アニソンまで、実に多彩!
温泉街の情緒や雄大な山々の風景、そして人々の暮らしが情感豊かに描かれた名曲も多く、耳にするだけで群馬の地を訪れたくなるようなステキな作品であふれています。
本記事では、そんな群馬県にまつわる歌を集めました。
音楽を通して、群馬の知られざる魅力に触れてみませんか?
【群馬の歌】群馬の自然や人々の心意気を歌った珠玉の名曲たち(31〜40)
しのぶの渡り鳥音羽しのぶ

わたり鳥としての旅歌ですが、ご当地ソング的な感じもしますね。
1番の詞は信濃や沓掛と登場し、長野県をさしていて、2番の詞は上州路や月夜野群馬県を歌っており、3番は佐渡や寺泊で新潟県が出てきます。
音羽しのぶさんは山口県下関市出身で、何度かの芸名を改名し、神田うのさんデザインの衣装で、ワイドショーに出演したりで、その甲斐あってか第43回レコード大賞新人賞を受賞されています。
好きです前橋サザンクロス

サザンクロスはタイトルにご当地を入れて「好きです・サッポロ」なども有名です。
札幌はかなりの都心のイメージなのでご当地ソングでキャンペーンまで考えなくてもとは思うのですが、やはり歌に取り入れると何となくその街を旅したくなる雰囲気がでますね。
「好きです前橋」も詞に多くは語られていないのですが、心の故郷とか、水と緑とか想像させてくれる歌です。
女国定二葉百合子

1972年に岸壁の母を大ヒットさせ、表舞台で精力的に活躍されていましたが、2010年に引退を発表された二葉百合子さんですが、お弟子さんとの稽古は非常に熱心です。
1~2年ほどまでに藤あや子さんとの発声練習をテレビで見た時はとても80を過ぎた声量とは思えませんでした。
望郷おとこ笠三門忠治

流れ者の旅鴉を秋の落葉のふきだまりと表現しているのは、股旅シリーズの詞の中でもなんとなくおしゃれですね。
男一匹旅鴉はどこでどうして、道を外したか、手のひらの母に何度詫びただろうという詞にはジーンときますね。
三門忠治さんは大阪府和泉市出身で、1984年には日本放送有線大賞の優秀新人賞を受賞されています。
木枯し紋次郎大川栄作

木枯し紋次郎のオープニングテーマといえば上條恒彦さんの「誰かが風の中で」しか頭になく、時代劇の曲とはかけ離れた壮大なイメージの曲だったのですが、大川栄作さんの木枯紋次郎はゆく末を歌っているのでしょうか?
紋次郎の生まれは上州新田郡三日月村となっており、地元では紋次郎のふる里として記念館などがあります。
【群馬の歌】群馬の自然や人々の心意気を歌った珠玉の名曲たち(41〜50)
おぼろ月夜の上州路森山愛子

若い女性が男一匹の股旅者を歌うのもおもしろいですね。
どうしても上州というと旅鴉や、任侠という世界が非常に多く、ラブソングもご当地ソングとして非常に多いのも確かなんですが、極端ですね。
森山愛子さん自身は栃木県出身の演歌歌手です。
月の渡り鳥青島りつ子

詞の中に出てくる松井田は群馬県安中市松田町で、中山道六十九次のうち江戸から数えて16番目の宿です。
映画の「弥太郎笠」を松井田宿を舞台にして歌われています。
姿かたちはやくざでも、恋心は純情で、義理と人情は忘れないとかっこいい歌なんです。