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【4つ打ちの魅力】ハウス・ミュージックの名盤。基本の1枚

ハウス・ミュージック、省略して「ハウス」とも呼ばれる音楽は、1970年代のディスコ・ミュージックを起源としてクラブ・ミュージックのみならずポップスなどのポピュラー音楽にまで影響を与え続けているジャンルです。

ハウス特有のいわゆる「4つ打ち」と呼ばれる1小節ごとに4回のキック・ドラムが鳴らされるビート・スタイルは、意識せずとも一度は耳にしているはずです。

その定義や歴史などを短い文章で語ることは困難ではありますが、今回の記事ではそんなハウス・ミュージックの基本的かつ王道の名盤をピックアップ。

これからハウス・ミュージックを聴いてみたい、という方に向けたラインアップでお届けします!

【4つ打ちの魅力】ハウス・ミュージックの名盤。基本の1枚(21〜30)

Screamadelica

LoadedPrimal Scream

Primal Scream – Loaded (Official Video)
LoadedPrimal Scream

ハッピー・マンデーズと同じく、ハウスの括りでプライマル・スクリームを挙げてしまうのはテーマ違いというのを承知の上で、英国アシッドハウスの影響をロック・サイドからダイレクトに取り入れた先駆的なバンドとして、ここは取り上げさせていただきます!

そもそもプライマル・スクリームはアルバムをリリースするたびに音楽性を変えるカメレオン的なバンドとして知られているのですが、本稿で紹介している1991年リリースの大傑作『Screamadelica』は、当時のイギリスの音楽シーンを席巻していたアシッドハウス~マッドチェスターの影響を受け、ロックとアシッドハウスの融合を試みた先鋭的な作品です。

テクノ・サイドからアンドリュー・ウェザオールさんやジ・オーブ、60年代から多くの大物ロック・バンドを手掛けたジミー・ミラーさん、といった両極端なプロデューサー陣を迎え、ロックンロールのダイナミズムとアシッドハウス譲りのトリップ感が完成度の高い楽曲として成立させた手腕はやはり革新的の一言。

アルバムの中でもアシッドハウス色の濃厚な『Slip Inside This House』は、60年代のサイケデリック・バンドである13th Floor Elevatorsのカバー曲ということも踏まえて、ロックとアシッドハウスの双方が持つ幻惑のサイケデリック感を味わえる逸品とも言えるかもしれませんね。

Precious HallKuniyuki Takahashi

日本は北海道、札幌を拠点に活動し、世界中のDJやクリエーターから絶大な支持を得る、Kuniyuki Takahashiこと高橋クニユキさんがNatural Resourceからリリースした名曲。

札幌の超名クラブである「Precious Hall」をタイトルにした名曲。

precious hallの夜が目の裏に浮かんできます。

EquationPalms Trax

ベルリンを拠点とするプロデューサー、Palm Traxが、2013年に、ロゴがめちゃめちゃ可愛いレーベル、Lobster Thereminからリリースした名盤の名曲。

Palm Traxというアーティスト名から連想する要素が少し感じられます。

Free YourselfVirgo

壮大なサウンドがふつふつと何かをこみ上げさせるような名盤の名曲。

Merwyn SandersとEric Lewisがによるユニット、VIRGOがTRAX Recordsから1986年に発表した名盤です。

ディープハウスここにありといったトラックです。

Afro GenteGlenn Underground

タイトル通り、アフリカの風を感じるハウス名曲。

2009年にSuperb Entertainment Recordsからリリースされ、しばらくは中古市場で1万円以上の高値がつけられで取り引きされていたという話が名盤さを物語っています。

Sun ShoweredSoichi Terada

1989年より自身のレーベル「Far East Recording」を設立し、良質なハウスミュージックを制作し続け、近年、海外を中心に再評価の熱が高まっている寺田創一によるハウスクラシック。

ジャパニーズハウスのオリジネーターと言える方です。

Sky HighFreeTempo

DJ・クリエイターである半沢武志によるソロユニット、FreeTempoが2003年にリリースされた名盤「The World Is Echoed」に収録されている名曲です。

ピアノの美しいリフとマイルドに歌われるメインメロディがなんとも切なく胸を締め付ける名曲です。