RAG MusicHouse-Techno
おすすめのハウス・テクノ
search

【4つ打ちの魅力】ハウス・ミュージックの名盤。基本の1枚

ハウス・ミュージック、省略して「ハウス」とも呼ばれる音楽は、1970年代のディスコ・ミュージックを起源としてクラブ・ミュージックのみならずポップスなどのポピュラー音楽にまで影響を与え続けているジャンルです。

ハウス特有のいわゆる「4つ打ち」と呼ばれる1小節ごとに4回のキック・ドラムが鳴らされるビート・スタイルは、意識せずとも一度は耳にしているはずです。

その定義や歴史などを短い文章で語ることは困難ではありますが、今回の記事ではそんなハウス・ミュージックの基本的かつ王道の名盤をピックアップ。

これからハウス・ミュージックを聴いてみたい、という方に向けたラインアップでお届けします!

【4つ打ちの魅力】ハウス・ミュージックの名盤。基本の1枚(21〜30)

En-Tact

HyperrealThe Shamen

1980年代後半のアシッドハウスのムーブメントに影響を受け、独自のエレクトロニック・サウンドで人気を博したバンドがスコットランド出身のザ・シェイメンです。

もともとはギターが主体のサイケデリック・ロック風のサウンドを指向していたのですが、前述したようにアシッドハウスの洗礼を受けて音楽性をシフト、1992年にリリースされたアルバム『Boss Drum』は全英チャート3位を記録するなどのヒットを飛ばしました。

大ヒットを記録したシングル曲『Ebeneezer Goode』で彼らの存在を知った、というリアルタイム世代の方々も多いのでは?

本稿では、彼らが大ブレイクを遂げる以前、転換期と言える1990年のアルバム『En-Tact』を取り上げます。

不幸にもMV撮影時の事故でこの世を去ってしまった中心人物の1人、ウィル・シノットさんが在籍していた最後の作品でもある本作では、ネオサイケ時代とアシッドハウスからの影響を融合させた独自のダンスミュージックを提示、高い評価を得た作品です。

後のテックハウスへとつながる音作りの新鮮さはもちろん、1990年初頭の英国インディーズ・シーンの空気感をたっぷり味わえますね。

余談ですが、オリジナルのUK盤と前述したシノットさんが亡くなった後にリリースされたUS版では曲順だけではなくリミックスもかなり違ったものですから、可能であれば2バージョンとも聴き比べてみることをオススメします!

Free YourselfVirgo

壮大なサウンドがふつふつと何かをこみ上げさせるような名盤の名曲。

Merwyn SandersとEric Lewisがによるユニット、VIRGOがTRAX Recordsから1986年に発表した名盤です。

ディープハウスここにありといったトラックです。

Precious HallKuniyuki Takahashi

日本は北海道、札幌を拠点に活動し、世界中のDJやクリエーターから絶大な支持を得る、Kuniyuki Takahashiこと高橋クニユキさんがNatural Resourceからリリースした名曲。

札幌の超名クラブである「Precious Hall」をタイトルにした名曲。

precious hallの夜が目の裏に浮かんできます。

EquationPalms Trax

ベルリンを拠点とするプロデューサー、Palm Traxが、2013年に、ロゴがめちゃめちゃ可愛いレーベル、Lobster Thereminからリリースした名盤の名曲。

Palm Traxというアーティスト名から連想する要素が少し感じられます。

Afro GenteGlenn Underground

タイトル通り、アフリカの風を感じるハウス名曲。

2009年にSuperb Entertainment Recordsからリリースされ、しばらくは中古市場で1万円以上の高値がつけられで取り引きされていたという話が名盤さを物語っています。

Sky HighFreeTempo

DJ・クリエイターである半沢武志によるソロユニット、FreeTempoが2003年にリリースされた名盤「The World Is Echoed」に収録されている名曲です。

ピアノの美しいリフとマイルドに歌われるメインメロディがなんとも切なく胸を締め付ける名曲です。

Disko PoloBOBO

ヨーロッパはオランダの良質なハウスばっかりリリースしていたレーベル、Fresh Fruits Recordsから1990年代にリリースされていた素晴らしい名曲。

アメリカのハウスにはない独特のグルーヴがもう最高です。