いいちこのCM曲。人気のコマーシャルソング
大分県の麦焼酎いいちこのCMといえば、長年テレビCMが放送され続けており、世界各地の映像とともに渋い語り口が特徴的な映像が根強いファンを生んでいます。
いいちこのCMで使用されている楽曲も映像とともに注目を集めており、ビリー・バンバン、坂本冬美さんの楽曲を中心に、さまざまな曲が使用されてきました。
この記事では、これまでいいちこのCMで流れた楽曲を一挙に紹介していきますね!
聴いていると心にグッと迫って感傷に浸ってしまうような曲ばかりですので、ぜひこの機会にあらためて聴いてみてくださいね!
いいちこのCM曲。人気のコマーシャルソング(51〜60)
遅すぎた季節ビリーバンバン


大航海時代に世界各地を支配し、海上帝国として君臨したポルトガルの海を舞台として、同時代に大活躍したキャラック船のイラストを盛り込むという技ありな展開に思わずうなってしまう映像です。
さらりといいちこのイラストも映し出され、まるで大航海時代のポルトガルで好まれていたような、そんな雰囲気を作り上げているのもスゴイですね。
いいちこの商品企画やCMを手掛けた、河北秀也さんのセンスが光ります。
「そんな昔もありました」というナレーションと、ビリー・バンバンの楽曲『遅すぎた季節』が持つ切ないメロディも相まって、なんだかとってもノスタルジックです。
愛は祈りのようだね坂本冬美


2011年に公開された、いいちこ「日田全麹」のCMには俳優の的場浩司さんが出演しています。
状況説明などは一切ありませんが、画面の中央に和装の的場浩司さんが座っているだけで、なぜか納得してしまうような説得力がありますよね。
CMソングには、おなじみの坂本冬美さんによる『愛は祈りのようだね』のカバーが使われていて、情念のこもった歌声がいいちこのイメージに合っています。
片思いでいい坂本冬美


2015年の「麹プロジェクト」篇のCMには、なんとゴールデンボンバーがメンバー全員で出演!
いつもはワチャワチャと明るい雰囲気の彼らですが、CMでは一切言葉を発することなく、どこか凛々しい顔つきでいます。
樽美酒研二さん、喜矢武豊さん、歌広場淳さん、鬼龍院翔さんの順番で映り、それぞれのそばにはiichikoのボトルが。
いつもの雰囲気とのギャップにかっこよさを感じるかもしれませんが、シュールな雰囲気に笑いがこみ上げるという方も少なくないでしょう。
他のアーティストや俳優さんでは出せない、独特のシュールさが印象的なCMです。
BGMはゴールデンボンバーの楽曲『片思いでいい』を坂本冬美さんが歌ったバージョンが起用されています。
時は今、君の中菅原進


美しい映像美で見る人の心に残り続ける、いいちこのCMは1986年から続いています。
初期のCMから知っている方であれば、ビリー・バンバンの『時は今、君の中』とともに懐かしい映像が浮かび上がってくることでしょう。
今回紹介しているのは、ヨーロッパにおいて屈指のリゾート地として人気の高い『イビザ島』を舞台とした1988年に公開されたCMです。
透き通るような海と青空の中で、いいちこの要素は……と思っていると、なんと海の中へと沈んでいくいいちこが映し出されるという大胆さ!
楽曲も含めてどちらかと言えば哀愁漂う世界観なのですが、やはり日本中が元気で活気にあふれていた1980年代後半のCM作品なのだな、と妙に納得してしまいますね。
時は今、君の中菅原進


1990年の「ユリア・パス」篇はスイスにある峠、ユリアパスが舞台。
ユリアパスという名前は、シェイクスピアの戯曲『ジュリアス・シーザー』から付けられたそうです。
車窓からユリアパスの豊かな大地を見るのですが、外は土砂降りの雨。
そんな雨の映像でも、ユリアパスの青々とした緑の美しさはよくわかりますね。
どんな天気であっても、ときには流れに身を任せて進むのもいいのかもしれないと、そんなふうに感じさせてくれます。
CMの最後には車窓に置かれたiichikoが。
美しい景色とともに電車に揺られながら飲むiichikoは、格別でしょうね。