いいちこのCM曲。人気のコマーシャルソング
大分県の麦焼酎いいちこのCMといえば、長年テレビCMが放送され続けており、世界各地の映像とともに渋い語り口が特徴的な映像が根強いファンを生んでいます。
いいちこのCMで使用されている楽曲も映像とともに注目を集めており、ビリー・バンバン、坂本冬美さんの楽曲を中心に、さまざまな曲が使用されてきました。
この記事では、これまでいいちこのCMで流れた楽曲を一挙に紹介していきますね!
聴いていると心にグッと迫って感傷に浸ってしまうような曲ばかりですので、ぜひこの機会にあらためて聴いてみてくださいね!
いいちこのCM曲。人気のコマーシャルソング(31〜40)
これが恋というならビリーバンバン


2014年にニュージーランド、ワナカで撮影されたCMです。
広く映し出される山脈と、画面いっぱいでも映しきれないようなスケールの銀世界を2人のスキーヤーが滑ります。
ビリー・バンバンの『これが恋というなら』をバックに空の青と一面純白の中を進み続けます。
哀愁漂う曲とスキー、シュールなようで妙にマッチするような不思議な光景が続く中、おなじみのサビのフレーズが流れて雪の中にたたずむ瓶のショットで締める、相変わらずの渋さです。
また君に恋してる坂本冬美


2008年に公開されたいいちこのCM「瞑想」篇にはおなじみの的場浩司さんが和装で出演しています。
まるで時代劇のように、的場浩司さんが瞑想している場面がメイン。
CM前半にはセリフがありませんが、それが逆にBGMである坂本冬美さんの『また君に恋してる』を引き立てていますよね。
的場浩司さんは座っているだけですが、その姿に力強さと説得力を感じます。
君の詩ビリーバンバン

2006年バージョンは「ボストン・ニューイングランド」篇。
青空の下、野球をプレイする男性、ホームラン級の大飛球をフェンス際でキャッチ、ショートがゲッツーをさばいたり、投手を真上から撮ってみたり……スポーツの躍動感が印象的ですね。
BGMはビリー・バンバンの『君の詩』。
アコースティックなサウンドとシンセサイザーが印象的な作品で、前半は色気のただようメロディで構成されているのが特徴。
昔、付き合っていた女性に対して「もう一度、君に会いたい」といった男性の心情が描かれた歌詞も心に染みますね。
メロディと歌詞が非常にマッチしているので、歌詞を見ながら聴くとより楽しめると思います。
片思いでいいゴールデンボンバー


下町のナポレオンこといいちこ2013年の日田全麹バージョンのCM動画です。
美しくしぶきをあげる幻想的な滝が映し出され、ゆっくりとズームしていくと滝業に励む的場浩司さんのインパクト全開の姿で始まります。
曲はゴールデンボンバーが2014年にリリースした『片思いでいい』を坂本冬美さんがカバーしたバージョン。
ミスマッチなようで見ていると不思議となじんでくる、当CMシリーズの魅力が発揮された映像作品に仕上がっています。
さよならをするためにビリーバンバン


1993年の「エーゲ海」篇では、エーゲ海の美しい海の1日が流れます。
少し白んだ朝の海から、太陽が昇り青々と輝く海、そして夕焼けに染まる海と、見ていると心がいやされるような美しい光景が目に映ります。
途中、本を読んでいる様子や、エーゲ海を走る大きな船の様子が流れたりと、ゆったりとした時の流れが描かれていますね。
このCMのBGMは、1972年に発表されて大ヒットを記録したビリー・バンバンの代表曲であり、彼らはこの曲で同年の第23回NHK紅白歌合戦に出場しています。
弟の菅原進さんはこの曲が外部の作詞家と作曲家の手によるものということで、複雑な思いを抱いていた時期もあったそうですが、色あせることのない素晴らしい名曲として、ご本人たちはもちろん多くのアーティストたちによってカバーされ、時代を超えて歌い継がれているのは当然といえるでしょう。