【2025】インストゥルメンタルの名曲。おすすめのインスト曲
ボーカルの入っていない音楽、いわゆる「インストゥルメンタル」、日本においては「インスト」という略語でも知られているジャンルには、映画のサウンドトラックからクラシック音楽、15秒の短いCM音楽に至るまで、さまざまな楽曲が含まれます。
本記事では、誰もが知っている有名なサントラ曲から、熱いギターインスト、いやしのラウンジ・ミュージックまで、オススメのインストゥルメンタルの名曲を幅広くセレクトしました。
「歌詞がない曲も、意外にいいかも!」と、新たな感覚への気づきにつながれば幸いです。
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【2025】インストゥルメンタルの名曲。おすすめのインスト曲(1〜10)
RydeenYellow Magic Orchestra

日本が世界に誇る名グループ、YMOことイエロー・マジック・オーケストラが世に送り出した大名曲にして代表曲の1つです。
あまりにも有名なメインのフレーズを聴けば、誰もが「ああこの曲か」となることでしょう。
テクノポップの歴史においても重要な楽曲ですし、緩急をつけたパートごとに盛り上がりを見せる楽曲展開は、詳しくない方にとっては無機質とも思われがちなテクノというサウンドのイメージとは違う、キャッチーな作りが素晴らしいですよね。
作曲を手がけたのは、YMOではドラマーを担当しており2023年の1月に惜しくも亡くなられた高橋幸宏さん。
CM曲やゲームのテーマ曲、アニメ作品の劇中音楽としても起用され、多くのカバー・バージョンも存在しています。
この楽曲には誕生までにさまざまな逸話がありますから、興味を持たれた方はご自身で調べてみることをオススメします!
Summer久石譲

爽やかな夏の光と心の成長を映し出すピアノ主体のインストゥルメンタル。
映画『菊次郎の夏』の物語に寄り添い、北野武監督との入念な打ち合わせを重ねて生まれた久石譲さんの傑作です。
シンプルで親しみやすいメロディは、心に染み入るような切なさと温かさを感じさせます。
本作は1999年5月にサウンドトラックとしてリリースされ、映画音楽賞を受賞。
その後トヨタ・カローラのCMにも起用され、多くの人の記憶に刻まれました。
心が洗われるような透明感のある響きが、あなたを穏やかな気持ちへと導いてくれることでしょう。
エトピリカ葉加瀬太郎

大空を舞うエトピリカの姿をイメージして作られた美しいインストゥルメンタル曲。
葉加瀬太郎さんの情感豊かなバイオリンが奏でる壮大なメロディは、自然の息吹や命の躍動を見事に表現しています。
MBS/TBS系『情熱大陸』のエンディングテーマとしても使用され、多くの人々の心に深く刻まれています。
本作は、朝の静けさから始まり、力強く羽ばたく様子を描くように展開していく構成が印象的です。
新たな一歩を踏み出そうとしているとき、また勇気が必要なときに聴いていただきたい1曲です。
【2025】インストゥルメンタルの名曲。おすすめのインスト曲(11〜20)
彼こそが海賊Klaus Badelt/Hans Zimmer

壮大なオーケストラが奏でる勇壮なメロディが、冒険心をかき立てる映画の世界へと誘います。
クラウス・バデルトさんとハンス・ジマーさんが紡ぎ出すサウンドは、海賊たちの自由ほん放な生きざまと大海原をかけめぐる興奮を見事に表現。
2003年7月に公開された『パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち』のエンディングテーマとして使用され、以降のシリーズを象徴する楽曲として愛され続けています。
躍動感あふれる弦楽器と力強い金管楽器の響きを持つ本作は、熱い情熱を秘めた方に心からオススメしたい1曲です。
戦場のメリークリスマス坂本龍一

世界のサカモトこと坂本龍一さんにとって代表的な楽曲の1つであり、世界中のアーティストから好んでカバーされているこの曲は、坂本さん自身が出演した1983年の映画『戦場のメリークリスマス』のサウンドトラックとして作曲されたものです。
巨匠、大島渚さんが監督を務め、あのデヴィッド・ボウイさんが主演してビートたけしさんが重要な役割を担うなど、異色の戦争映画として知られる本作で、坂本さんはキャリア初となる映画音楽を手がけました。
映画本編の高い評価もさることながら、英国アカデミー賞の作曲賞を受賞、坂本さんの名前を世界的なものとした重要な楽曲と言えましょう。
どこか異国情緒を感じさせるメロディの素晴らしさは、それこそどこから来たのか分からないほどの美しさでもって、いつ聴いても不思議な感動を呼び起こします。
SpainChick Corea

ジャズの歴史に大きな影響を与えたピアニストのチック・コリアさんが、スペインの伝統音楽とジャズを絶妙にブレンドした、抜群のセンスが光る名曲。
1972年にアルバム『Light as a Feather』の収録曲としてリリースされ、グラミー賞の最優秀インストゥルメンタル編曲賞を受賞しました。
アフロ・キューバンのリズムに乗せた華麗なピアノの旋律は、まるでスペインの情熱的な舞踏を見ているかのよう。
ドライブ中やリラックスしたいときに聴くと、爽やかな風を感じるような心地よさを味わえる1曲です。
SigneEric Clapton

インストゥルメンタルの傑作として名高い、エリック・クラプトンさんの『Signe』は、心穏やかになるアコースティックギターの音色が魅力的です。
アルバム『アンプラグド』からの1992年リリースという時を経ても色褪せないその魅力は、リスナーの心に静けさと安らぎをもたらしてくれます。
アルバムのオープニングを飾るこの楽曲は、フィンガーピッキングの技術をしのばせながら、澄んだメロディーを奏でます。
リラックスタイムや静かなひとときを過ごしたいとき、または穏やかな気持ちに浸りたいときにオススメの曲です。
この上なく優しく、それでいて深い印象を残す本作。
ぜひ耳を傾けてみてくださいね。