【2025】インストゥルメンタルの名曲。おすすめのインスト曲
ボーカルの入っていない音楽、いわゆる「インストゥルメンタル」、日本においては「インスト」という略語でも知られているジャンルには、映画のサウンドトラックからクラシック音楽、15秒の短いCM音楽に至るまで、さまざまな楽曲が含まれます。
本記事では、誰もが知っている有名なサントラ曲から、熱いギターインスト、いやしのラウンジ・ミュージックまで、オススメのインストゥルメンタルの名曲を幅広くセレクトしました。
「歌詞がない曲も、意外にいいかも!」と、新たな感覚への気づきにつながれば幸いです。
【2025】インストゥルメンタルの名曲。おすすめのインスト曲(41〜50)
WaveAntonio Carlos Jobim

ボサノヴァは、ブラジルを代表するポピュラー・ミュージックです。
その代表的な作曲家/アレンジャーが、アントニオ・カルロス・ジョビンです。
数々の名曲を残した彼ですが、1967年に発表した「WAVE」は、ボサノヴァの代表曲と言われる事もあるほどの名曲です。
HomesickIchika Nito

ギターインストと言えば、ひずんだ激しいサウンドでテクニカルなフレーズを奏でる……そんなイメージをもっている方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、最近はいわゆる「クリーントーン」と呼ばれる、ひずんでいない優しいサウンドがトレンドになりつつあります。
中でもIchika Nitoさんの『Homesick』は、テクニカルなフレーズが多用されている一方で、まるでヒーリングミュージックのような癒やし効果がある不思議な楽曲。
最近のギターインストのトレンドを象徴するようなサウンドは必聴ですよ!
The Sweeping Wind (Kwa Ti Feng)The Modern Lovers

アルバム「Rock ‘n’ Roll with the Modern Lovers」の1曲目に収録されている曲です。
このバンドは1970年から80年代にアメリカで活躍したパンクバンドで、ほかの曲は当時の音楽シーンを反映した歌入りの楽曲がメインです。
普段の楽曲とはまったく違う作風がおもしろいですよね。
どこか昭和歌謡のような響きのメロディが心地よいです。
残念ながらバンドは解散してしまいましたが、中心人物だったジョナサン・リッチマンはソロでの活動を続けています。
Butterfly Effectfox capture plan

コマーシャルやドラマなどの曲提供実績もある、現代版ジャズ・ロックをモットーに活動するピアノトリオ。
こちらの曲はストリングスも加わり爽やかなアップテンポナンバーとなっています。
曲が進むごとに情熱的な展開を見せ、聴く者を勇気づけてくれそうな疾走感あふれる一曲です。
Adios NoninoAstor Piazzolla

タンゴに大革命を起こしたモダン・タンゴの巨匠アストル・ピアソラは、現在のタンゴ界で今も演奏され続ける名曲を多数残しました。
この「アディオス・ノニーノ」もそのひとつで、彼が亡き父親に捧げた曲というエピソードが残っています。
Cliffs Of DoveEric Johnson

機材マニアとしても知られるエリック・ジョンソンによる名曲です。
穏やかでありながら楽し気なメロディーが魅力的です。
古い曲でありますが未だなお語り継がれるべきギターインストの一つであることはまちがいありません。
Linus and LucyVince Guaraldi Trio

タイトルだけ目にして、もしかしてと思われる方はスヌーピーで有名な『ピーナッツ』がお好きな方ですよね?
『ピーナッツ』の主要なキャラクターであるヴァン・ペルト姉弟の名前をタイトルとしたこちらの楽曲は、アメリカのジャズ・ピアニスト兼作曲家として著名なヴィンス・ガラルディさんが1964年に発表したもので、同年にリリースされたアルバム『Jazz Impressions of a Boy Named Charlie Brown』に収録されたものが初出です。
その後、1965年に放送されたテレビアニメ『スヌーピーのメリー・クリスマス』で起用されて以降、世界中の『ピーナッツ』ファンから愛されるスタンダードナンバーとして定着しました。
実質的な『ピーナッツ』のテーマ曲であり、定番のクリスマス・ソングでもあり、日本のテレビ番組などのBGMとしてもおなじみですよね。
イントロのリズミカルなピアノのフレーズを聴いただけで、心も体もウキウキしちゃいます!