【2025】インストゥルメンタルの名曲。おすすめのインスト曲
ボーカルの入っていない音楽、いわゆる「インストゥルメンタル」、日本においては「インスト」という略語でも知られているジャンルには、映画のサウンドトラックからクラシック音楽、15秒の短いCM音楽に至るまで、さまざまな楽曲が含まれます。
本記事では、誰もが知っている有名なサントラ曲から、熱いギターインスト、いやしのラウンジ・ミュージックまで、オススメのインストゥルメンタルの名曲を幅広くセレクトしました。
「歌詞がない曲も、意外にいいかも!」と、新たな感覚への気づきにつながれば幸いです。
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【2025】インストゥルメンタルの名曲。おすすめのインスト曲(1〜20)
Auld Lang SyneKenny G

古き良き時代を懐かしむ心が込められた伝統的な名曲を、ケニー・Gさんの滑らかなサックスが優美に奏でます。
スコットランドの詩人がつづった友情を大切にする思いを、インストゥルメンタルならではの透明感あふれる演奏で表現した珠玉の1曲です。
1999年11月にリリースされたアルバム『Faith: A Holiday Album』に収録され、アメリカのR&B/ヒップホップ・アルバム・チャートで第4位を記録した本作は、温かな音色に包まれながら、大切な人との思い出を振り返るひとときを過ごしたい方にオススメの楽曲といえるでしょう。
RydeenYellow Magic Orchestra

日本が世界に誇る名グループ、YMOことイエロー・マジック・オーケストラが世に送り出した大名曲にして代表曲の1つです。
あまりにも有名なメインのフレーズを聴けば、誰もが「ああこの曲か」となることでしょう。
テクノポップの歴史においても重要な楽曲ですし、緩急をつけたパートごとに盛り上がりを見せる楽曲展開は、詳しくない方にとっては無機質とも思われがちなテクノというサウンドのイメージとは違う、キャッチーな作りが素晴らしいですよね。
作曲を手がけたのは、YMOではドラマーを担当しており2023年の1月に惜しくも亡くなられた高橋幸宏さん。
CM曲やゲームのテーマ曲、アニメ作品の劇中音楽としても起用され、多くのカバー・バージョンも存在しています。
この楽曲には誕生までにさまざまな逸話がありますから、興味を持たれた方はご自身で調べてみることをオススメします!
戦場のメリークリスマス坂本龍一

世界のサカモトこと坂本龍一さんにとって代表的な楽曲の1つであり、世界中のアーティストから好んでカバーされているこの曲は、坂本さん自身が出演した1983年の映画『戦場のメリークリスマス』のサウンドトラックとして作曲されたものです。
巨匠、大島渚さんが監督を務め、あのデヴィッド・ボウイさんが主演してビートたけしさんが重要な役割を担うなど、異色の戦争映画として知られる本作で、坂本さんはキャリア初となる映画音楽を手がけました。
映画本編の高い評価もさることながら、英国アカデミー賞の作曲賞を受賞、坂本さんの名前を世界的なものとした重要な楽曲と言えましょう。
どこか異国情緒を感じさせるメロディの素晴らしさは、それこそどこから来たのか分からないほどの美しさでもって、いつ聴いても不思議な感動を呼び起こします。
英雄の証~モンスター・ハンターより~甲田雅人

カプコンが誇る名作ゲームシリーズを代表するインストゥルメンタル曲!
音楽を担当した甲田雅人さんは、懸命に挑戦する冒険心を鼓舞する力強いメロディを生み出しました。
重厚なブラスやハープ、ストリングスによって織りなされる優美な旋律は、プレイヤーの心を高揚させ続けています。
2004年3月の登場以来、トヨタのCMや2020年東京オリンピック開会式でも演奏され、ゲームの枠を超えた感動を届けています。
緊張感と解放感が絶妙なバランスで調和した本作は、自分を奮い立たせたいときや、新たな挑戦への一歩を踏み出したいときにピッタリの1曲です。
SigneEric Clapton

インストゥルメンタルの傑作として名高い、エリック・クラプトンさんの『Signe』は、心穏やかになるアコースティックギターの音色が魅力的です。
アルバム『アンプラグド』からの1992年リリースという時を経ても色褪せないその魅力は、リスナーの心に静けさと安らぎをもたらしてくれます。
アルバムのオープニングを飾るこの楽曲は、フィンガーピッキングの技術をしのばせながら、澄んだメロディーを奏でます。
リラックスタイムや静かなひとときを過ごしたいとき、または穏やかな気持ちに浸りたいときにオススメの曲です。
この上なく優しく、それでいて深い印象を残す本作。
ぜひ耳を傾けてみてくださいね。
JAGUAR ’13春畑道哉

ソリッドでグル―ヴィなリフとテクニカルかつメロディアスなギターを耳にした途端、多くの野球ファンが思わず身を乗り出してしまうのでは?
フジテレビ系のプロ野球中継のテーマ曲として知られる『Jaguar』は、TUBEのギタリストとしても著名な春畑道哉さんが手掛けたギター・インストゥルメンタルの名曲です!
冒頭で述べたように、どこまでもエモーショナルなギター・インストは野球ファンや春畑さんのファンでなくとも、多くの人々の心を熱くさせますよね。
この楽曲ですが、実は1998年にプロ野球中継のテーマ曲として誕生してから2008年に『JAGUAR ’08』と題された新たなバージョンとして発表されるまで、大人の事情で音源化されなかった楽曲なのですね。
今回紹介しているのは2013年にリアレンジしたバージョンの『Jaguar ’13』ということで、現在はこのバージョンを多くの人が聴かれているのではないでしょうか。
とはいえ原曲自体はなかなか音源化されずじまいだったのですが、2014年に『フジテレビ開局55周年記念 LEGENDARY SPORTS ANTHEM』という作品に収録、ようやく原曲も楽しむことができるようになったのです。