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【2025】インストゥルメンタルの名曲。おすすめのインスト曲

ボーカルの入っていない音楽、いわゆる「インストゥルメンタル」、日本においては「インスト」という略語でも知られているジャンルには、映画のサウンドトラックからクラシック音楽、15秒の短いCM音楽に至るまで、さまざまな楽曲が含まれます。

本記事では、誰もが知っている有名なサントラ曲から、熱いギターインスト、いやしのラウンジ・ミュージックまで、オススメのインストゥルメンタルの名曲を幅広くセレクトしました。

「歌詞がない曲も、意外にいいかも!」と、新たな感覚への気づきにつながれば幸いです。

【2025】インストゥルメンタルの名曲。おすすめのインスト曲(21〜40)

Take FiveDave Brubeck

東海岸のジャズが大変に熱気あるものであったのに対し、西海岸のジャズは「ウエストコースト・ジャズ」と呼ばれ、アレンジに凝り、クールな音楽が多い事が特徴でした。

5拍子で書かれたこの曲も、ジャズでは大変に有名なナンバーです。

Out of LimitsThe Marketts

この楽曲を演奏しているバンドのことは知らずとも、何とも言えない哀愁漂うメロディやサウンドを聴いたことがあるという方は多くいるはず。

1961年に結成された、アメリカのインストゥルメンタルバンドによる代表曲です。

この『Out of Limits』は1963年にリリースされ、インストゥルメンタルナンバーでありながらも全米3位という大ヒットを記録しました。

ちなみに楽曲の元ネタは、当時はやっていたテレビドラマ『アウター・リミッツ』のテーマ曲であり、サーフ・ミュージック風にアレンジを加えたものです。

ザ・ベンチャーズのカバーでも知られ、1994年の名作映画『パルプ・フィクション』でも劇中で起用されるなど、時代をこえて愛され続けていますよ。

Playing GodPolyphia

Polyphia – Playing God (Official Music Video)
Playing GodPolyphia

プログレッシブ・メタルやジェントといったジャンルからの影響を感じさせ、圧倒的なテクニックと抜群のセンスに裏打ちされたバンド・アンサンブルから生まれる高品質なギター・インストの名曲を生み出しているテキサス州出身の4人組、ポリフィア。

作品をリリースするごとにメタルのみならずマスロックやEDMなどの要素も柔軟に取り入れた音楽性へと変化、ルックスの良さも含めてメタル以外のリスナーにもファンの多い彼らが2022年の5月に久々の新曲『Playing God』をリリースしました。

ギターはすべてクリーン・トーンで統一され、フラメンコの要素を手に入れた情熱的でパーカッシブなリフ、緩急自在のリズムが生み出すポリフィア流儀のインストゥルメンタル・サウンドはいよいよ唯一無二の領域へと突入!

初期のメタリックなサウンドが好きだったという方は戸惑われるかもしれませんが、自分たちの鳴らす音楽に対して柔軟な態度で取り組みつつ、徹底した美学が根本にある彼らの音楽がどこへ向かうのか、この楽曲を聴きながら期待して待ちたいものですね!

HopoponoGoGo Penguin

GoGo Penguin – Hopopono (Official Video) [Gondwana Records]
HopoponoGoGo Penguin

イングランド、マンチェスター出身のバンド、ゴーゴー・ペンギン。

彼らの『Hopopono』は、プログレッシブなリズムがクセになるピアノインストです。

この曲は一聴すると変拍子のように感じられますが、実際は4分の4拍子に休符をうまく混ぜることで、体感の拍子をずらしているのがポイント。

そのため、音数が少ないにもかかわらずかなりトリッキーな印象を受けます。

ピアノインストが聴きたいけど、ありきたりな曲調には飽きてしまったという方にはピッタリですよ!

energy flow坂本龍一

2023年3月、惜しくもこの世を去ってしまった世界の「教授」こと坂本龍一さんが1999年にリリースしたシングル『ウラBTTB』の1曲目を飾る『energy flow』。

坂本さんが手掛けた有名なインストゥルメンタル・ナンバーといえば『戦場のメリークリスマス』ですが、こちらの『energy flow』の方が好きという人も多いのではないでしょうか。

もともとはCMのために30秒程度の曲として作曲されたものだったのですが、CMを放送したところ大きな評判を呼び、改めて他のパートなども追加した上で先述したシングルとしてリリースされた、という経緯があるのですね。

結果的にインストゥルメンタルのシングルとしてはオリコン史上初の1位を獲得、累計で155万枚も売れた歴史的な名曲へと上り詰めました。

叙情的でどこかノスタルジックな雰囲気を漂わせたメロディの美しさは絶品の一言、当時のキャッチコピーとして使われた「この曲をすべての疲れている人に」という言葉通り、リリースから20年以上過ぎた今も聴く人の心を癒し続けているのです。

Batman ThemeLink Wra

Neal Hefti & his Orchestra and Chorus – Batman Theme (Audio)
Batman ThemeLink Wra

シンプルなブルースのコード進行を軸として、サーフミュージック風のギターや管楽器によるメロディが実に味わい深い、1966年より公開されたテレビドラマ版『バットマン』のテーマ曲です。

ニール・ヘフティさんが作曲を担当し、まさにサウンドトラックのクラシックとして歴史に残る名曲の1つですよね。

『Out of Limits』で知られるThe Markettsといったインストゥルメンタルバンドをはじめとして、ロックやパンク、メタルなどジャンルを問わず、数え切れないほどのバンドやアーティストがカバーしていることでも知られています。

とにかくフレーズの一つひとつが耳に残る楽曲ですから、サンプリングの元ネタとしても大人気、というのも納得ですよね。