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日本の指揮者。おすすめの日本人指揮者

日本人指揮者を知っていますか?

クラシック音楽はヨーロッパを中心にさまざまな国の人から愛され多くの演奏者とそれをまとめる指揮者によって広く普及されてきました。

カラヤンなど著名な指揮者も多く存在し、指揮者によって同じ曲でも雰囲気が変わり、聴きたいコンサートも選ばれるほど重要な存在となっています。

外国の指揮者はすらすら言えても日本人指揮者というとどれくらい上がるのでしょうか。

外国指揮者も素晴らしいですが日本人指揮者も負けてはいません。

首席指揮者や音楽監督、ゲーム・アニメ音楽のオーケストラコンサートでおなじみの指揮者や吹奏楽で人気の指揮者、日本拠点の楽団を立ち上げて日本のクラシック界の魅力を発信する指揮者まで国内外で活躍する日本人指揮者を紹介します。

もくじ

日本の指揮者。おすすめの日本人指揮者(1〜20)

行進曲「威風堂々」第1番 ニ長調/東急ジルベスターコンサート2012藤岡幸夫

4歳でピアノ、10歳でチェロを始めた藤岡幸夫さんは、英国王立ノーザン音楽大学指揮科を卒業しています。

1992年、マンチェスターで開催されたルトスワフスキ・フェスティバルで「管弦楽のための協奏曲」を作曲者の前で指揮すると、「計り知れなく将来を約束された指揮者」と絶賛されました。

力強く歯切れがよい演奏へ導くことが多い指揮者で非常に熱い心を持った指揮者です。

1995年からマンチェスター室内管弦楽団や日本フィルハーモニー交響楽団の指揮を務め、以降2000年から関西フィルハーモニー管弦楽団正指揮者として活躍しています。

これからも素晴らしい活躍が期待されている日本人指揮者の一人です。

交響曲第9番「新世界より」/読売交響楽団山田和樹

山田和樹指揮 読売日本交響楽団(富山公演)15秒CM
交響曲第9番「新世界より」/読売交響楽団山田和樹

1979年神奈川県出身の山田和樹さんは、国内外で活躍する指揮者です。

東京芸術大学を卒業後、幅広いレパートリーと独自の音楽性で多くのオーケストラを指揮し、数々のコンクールで優勝しました。

2009年のブザンソン国際指揮者コンクールでの優勝は日本人として7人目の快挙でした。

東京混声合唱団の音楽監督や、スイス・ロマンド管弦楽団の首席客演指揮者を務め、2017年には芸術選奨文部科学大臣新人賞を受賞。

現在はバーミンガム市交響楽団の首席指揮者として活躍中です。

クラシック音楽ファンはもちろん、新しい才能に注目したい方にもおすすめですね。

ゼルダの伝説 オーケストラコンサート竹本泰蔵

ゼルダの伝説 オーケストラコンサート [Nintendo Live 2024 TOKYO]
ゼルダの伝説 オーケストラコンサート竹本泰蔵

幅広いジャンルで活躍する日本の指揮者、竹本泰蔵さん。

1977年のカラヤン・コンクール・ジャパンで第2位に入賞し、ベルリン・フィルでの研鑽を経て、日本の主要オーケストラで高い評価を得ています。

クラシック音楽はもちろん、映画音楽やゲーム音楽まで、多彩な分野で腕を振るう竹本さん。

「オリジナル・シネマ・サウンズ」を主宰し、映画音楽のコンサートを開催するなど、オーケストラの魅力を広く伝える活動も行っています。

イングヴェイ・マルムスティーンや徳永英明さんなど、国内外の著名アーティストとの共演も多数。

クラシックから現代音楽まで、幅広い音楽を楽しみたい方におすすめの指揮者です。

魔女の宅急便 / Kiki’s Delivery Service/新日本フィル・ワールド・ドリーム・オーケストラ久石譲

JOE HISAISHI & WORLD DREAM ORCHESTRA 2018 Spirited Away Suite 「千と千尋の神隠し」ふたたび Reprise
魔女の宅急便 / Kiki’s Delivery Service/新日本フィル・ワールド・ドリーム・オーケストラ久石譲

現代日本を代表する作曲家、指揮者、ピアニストの久石譲さん。

1984年に宮崎駿監督のアニメ映画の音楽を担当したことで一躍有名になりました。

クラシックと現代音楽を融合させた独特の音楽性が特徴で、ミニマル・ミュージックの影響も受けています。

日本アカデミー賞最優秀音楽賞や紫綬褒章を受賞するなど、数々の栄誉に輝いています。

4歳からヴァイオリンを学び、中学で吹奏楽部に入ったことが作曲家の道を志すきっかけになったそうです。

映画音楽だけでなく、オーケストラの指揮者としても活躍し、自らの音楽とクラシック音楽の再解釈に取り組んでいます。

映像と音楽の関係を探求し続ける久石さんの音楽は、感動的な旋律が特徴で、多くの人々の心を魅了しています。

劇音楽「エグモント」序曲/東急ジルベスターコンサート2022原田慶太楼

東急ジルベスターコンサート2021-2022 カウントダウン 劇音楽「エグモント」序曲
劇音楽「エグモント」序曲/東急ジルベスターコンサート2022原田慶太楼

クラシック音楽の世界で輝く新星として注目を集めている原田慶太楼さん。

1985年生まれの日本人指揮者で、国内外で活躍しています。

2010年にタングルウッド音楽祭で小澤征爾フェロー賞を受賞し、その後も数々の賞を獲得。

2023年には日本人初となるサー・ゲオルク・ショルティ コンダクター賞を受賞し、その実力が世界的に認められました。

クラシックを中心に、オペラやバレエ、ポップス、ジャズなど幅広いジャンルで指揮を行い、子供たちへの音楽教育にも力を入れています。

原田さんの指揮を聴くと、音楽の素晴らしさや感動が伝わってきます。

クラシック音楽に興味のある方はもちろん、音楽の新しい魅力を発見したい方にもおすすめです。

組曲「マ・メール・ロワ」/NHK交響楽団沖澤のどか

東京交響楽団&サントリーホール こども定期演奏会 第78回
組曲「マ・メール・ロワ」/NHK交響楽団沖澤のどか

クラシック音楽界で輝く新星として注目を集める沖澤のどかさん。

青森県出身の彼女は、東京藝術大学を首席で卒業後、ドイツに留学し研鑽を積みました。

2018年の東京国際音楽コンクールでの女性初の優勝を皮切りに、翌年にはブザンソン国際指揮者コンクールでも優勝。

NHK交響楽団やミュンヘン交響楽団など、国内外の一流オーケストラを指揮し、その才能を発揮しています。

2022年には、セイジ・オザワ松本フェスティバルでオペラ『フィガロの結婚』を指揮するなど、活動の幅を広げています。

沖澤さんの指揮には、繊細さと大胆さが共存し、聴衆を魅了します。

クラシック音楽に興味のある方なら、ぜひ一度、沖澤さんが指揮するコンサートに足を運んでみてはいかがでしょうか。