【指揮者】日本の指揮者。おすすめの日本人指揮者
日本人の指揮者を知っていますか?
クラシック音楽はヨーロッパを中心にさまざまな国の人から愛され多くの演奏者とそれをまとめる指揮者によって広く普及されてきました。
カラヤンなど著名な指揮者も多く存在し、指揮者によって同じ曲でも雰囲気が変わり、聴きたいコンサートも選ばれるほど重要な存在となっています。
外国の指揮者はすらすら言えても日本人指揮者というとどれくらい名前が上がるのでしょうか。
外国指揮者も素晴らしいですが日本人指揮者も負けてはいません。
今回は首席指揮者や音楽監督、ゲーム・アニメ音楽のオーケストラコンサートでおなじみの指揮者や吹奏楽で人気の指揮者、日本拠点の楽団を立ち上げて日本のクラシック界の魅力を発信する指揮者まで国内外で活躍する日本人指揮者を紹介します。
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【指揮者】日本の指揮者。おすすめの日本人指揮者(11〜20)
マーラー:交響曲第1番/読売交響楽団飯守泰次郎

「日本のワーグナー指揮者といえば?」の問いに、多くの人が名を挙げるであろう飯守泰次郎さん。
1966年の国際コンクール入賞を機に世界へ羽ばたき、ドイツ・ロマン派の魂を宿した重厚な音楽で聴衆を魅了しました。
飯守さんのキャリアを象徴する功績が、東京シティ・フィルと2000年から4年がかりで取り組んだ楽劇『ニーベルングの指環』全曲上演!
この壮大な挑戦は、ワーグナーの孫から「カペルマイスター」と公認されるほどの評価を得たのだそうです。
文化功労者にも選ばれたそのタクトは、まさに心で音楽を語るかのよう。
重厚長大なドイツ音楽の真髄に触れたい方や、魂を揺さぶるドラマティックな演奏に浸りたい方は、ぜひ飯守さんの世界を体験してみてはいかがでしょうか?
連作交響詩「我が祖国」/仙台フィルハーモニー管弦楽団高関健

巨匠カラヤンのもとで研鑽を積み、1985年に日本デビューを飾った指揮者の高関健さん。
群馬交響楽団や札幌交響楽団など、数々のオーケストラで音楽監督や常任指揮者を歴任した、日本を代表するマエストロの一人です。
交響曲やオペラ、さらには現代音楽の初演まで手掛ける幅広いレパートリーが魅力。
その音楽性は、楽譜を徹底的に分析し、作品の本質を追求する誠実な姿勢に支えられています。
この真摯な取り組みが高く評価され、2018年度には第50回サントリー音楽賞を受賞。
オーケストラ本来の響きを大切にした、緻密でありながらスケールの大きな演奏を味わいたい方にぴったりの指揮者です。
交響曲第6番ロ短調 作品74「悲愴」/仙台フィルハーモニー管弦楽団円光寺雅彦

斎藤秀雄さんやオトマール・スウィトナーさんといった巨匠のもとで研鑽を積み、日本のクラシック界を豊かにしてきた指揮者が円光寺雅彦さんです。
1980年代に東京フィルハーモニー交響楽団の副指揮者としてキャリアを本格化させ、NHKのテレビ番組『名曲アルバム』への出演でその名を広く知られるようになりました。
円光寺さんが作る音楽は、欧州で学んだ洗練された様式と、日本の楽団と長年かけて築いた温かい信頼関係から生まれます。
2010年6月には「オリンピックコンサート」のタクトを振るなど大舞台で活躍する一方、ジュニアオーケストラの指導にも情熱を注いでいます。
演奏と語りで音楽の魅力を伝える円光寺さんのステージは、クラシック音楽の世界に一歩踏み出したい方の、すてきな案内役になってくれるかもしれませんね。
交響曲第7番 イ長調 op.92/東京都交響楽団大野和士

世界を舞台にオーケストラとオペラ、両方の分野で第一線を走り続ける、日本が誇る指揮者の大野和士さん。
1987年のトスカニーニ国際指揮者コンクール優勝を機に国際的なキャリアをスタートさせ、ベルギーのモネ劇場やフランスのリヨン国立歌劇場などで音楽監督を歴任しました。
その功績は、1997年の齋藤秀雄メモリアル基金賞をはじめとする国内外の多数の受賞が物語っています。
大野さんのタクトから生み出される音楽は、緻密な構築美と情熱的な表現力が見事に融合!
新国立劇場では芸術監督として現代オペラの世界初演にも意欲的に取り組み、常にクラシック音楽の新たな地平を切り拓いています。
伝統的な名曲から最先端の音楽まで、深く味わいたい方にこそ聴いてほしいマエストロです!
歌劇「フィガロの結婚」序曲/東京フィルハーモニー交響楽団沖澤のどか

クラシック音楽界で輝く新星として注目を集める沖澤のどかさん。
青森県出身の彼女は、東京藝術大学を首席で卒業後、ドイツに留学し研鑽を積みました。
2018年の東京国際音楽コンクールでの女性初の優勝を皮切りに、翌年にはブザンソン国際指揮者コンクールでも優勝。
NHK交響楽団やミュンヘン交響楽団など、国内外の一流オーケストラを指揮し、その才能を発揮しています。
2022年には、セイジ・オザワ松本フェスティバルでオペラ『フィガロの結婚』を指揮するなど、活動の幅を広げています。
沖澤さんの指揮には、繊細さと大胆さが共存し、聴衆を魅了します。
クラシック音楽に興味のある方なら、ぜひ一度、沖澤さんが指揮するコンサートに足を運んでみてはいかがでしょうか。
「スター・ウォーズ」メイン・タイトル/東急ジルベスターコンサート2022原田慶太楼

クラシック音楽の世界で輝く新星として注目を集めている原田慶太楼さん。
1985年生まれの日本人指揮者で、国内外で活躍しています。
2010年にタングルウッド音楽祭で小澤征爾フェロー賞を受賞し、その後も数々の賞を獲得。
2023年には日本人初となるサー・ゲオルク・ショルティ コンダクター賞を受賞し、その実力が世界的に認められました。
クラシックを中心に、オペラやバレエ、ポップス、ジャズなど幅広いジャンルで指揮を行い、子供たちへの音楽教育にも力を入れています。
原田さんの指揮を聴くと、音楽の素晴らしさや感動が伝わってきます。
クラシック音楽に興味のある方はもちろん、音楽の新しい魅力を発見したい方にもおすすめです。
【指揮者】日本の指揮者。おすすめの日本人指揮者(21〜30)
弦楽セレナード 第1楽章/サイトウ・キネン・オーケストラ小澤征爾

日本を代表するクラシック音楽の指揮者は?
と聴かれて真っ先に浮かぶのが世界的に有名なこの方、小澤征爾さんです。
日本国内では、芸術の発展に功績のある者に授与される文化勲章を受章、また優れた芸術家に贈られるアメリカのケネディ・センター名誉賞を初めて受賞した日本人でもあります。
1973年からボストン交響楽団の音楽監督を務め、2002年からは世界が認めるクラシック音楽の殿堂ウィーン国立歌劇場の音楽監督も務めた偉大な指揮者です。
長野県松本市で行われている『セイジ・オザワ 松本フェスティバル(旧称サイトウ・キネン・フェスティバル松本)』は小澤さんの師匠である齋藤秀雄さんの弟子を呼びかけて1992年に開催され、日本のクラシック界へ多大な影響を与えていきました。





