【指揮者】日本の指揮者。おすすめの日本人指揮者
日本人の指揮者を知っていますか?
クラシック音楽はヨーロッパを中心にさまざまな国の人から愛され多くの演奏者とそれをまとめる指揮者によって広く普及されてきました。
カラヤンなど著名な指揮者も多く存在し、指揮者によって同じ曲でも雰囲気が変わり、聴きたいコンサートも選ばれるほど重要な存在となっています。
外国の指揮者はすらすら言えても日本人指揮者というとどれくらい名前が上がるのでしょうか。
外国指揮者も素晴らしいですが日本人指揮者も負けてはいません。
今回は首席指揮者や音楽監督、ゲーム・アニメ音楽のオーケストラコンサートでおなじみの指揮者や吹奏楽で人気の指揮者、日本拠点の楽団を立ち上げて日本のクラシック界の魅力を発信する指揮者まで国内外で活躍する日本人指揮者を紹介します。
【指揮者】日本の指揮者。おすすめの日本人指揮者(46〜50)
勇者のマズルカ三澤慶

トランペット奏者、作・編曲家、そして教育や指揮にも携わりマルチに活躍する三澤慶さんです。
三澤さん作曲の「勇者のマズルカ」は、2013年度全日本吹奏楽コンクールの課題曲に選ばれました。
現在も演奏会で演奏されることが多い愛される課題曲です。
ちなみに三澤さんは西武ライオンズの大ファンです。
「カヴァレリア・ルスティカーナ」より間奏曲吉田裕史

吉田裕史さんは、東邦音楽大学特任准教授、大学院講師を務める指揮者です。
日本国内では東京フィルハーモニー、読売日本交響楽団など、また海外でも数え切れないほどのオーケストラで活躍しています。
2007年にはローマ歌劇場カラカラ野外劇場にて「道化師」「ロミオとジュリエット」を指揮し、「イタリア有数の格式を誇る歌劇場主催の舞台で、日本人指揮者として初めて吉田裕史氏がタクトを振った」と世界各地で話題になりました。
「天・地・人」より【人】山本直純

作曲家で指揮者の山本直純さんは、同じく作曲家で指揮者の父、打楽器奏者の弟、ファゴット奏者の弟を持つ音楽一家に生まれました。
クラシック音楽の普及に力を注ぎ、1973年から10年間放送されたTBSのテレビ番組「オーケストラがやって来た」の企画、音楽監督、総合司会者として活躍し、日本人指揮者として日本ではよく知られる指揮者です。
その後、小澤征爾さんとともに新日本フィルハーモニー交響楽団を結成しました。
日本人として初めてボストンポップスを指揮したスゴイ人です。
小澤征爾さんとは同じく日本人指揮者である齋藤秀雄さんの弟子で同時代の同門です。
アルヴァマー序曲戸田顕

戸田顕さんはユーフォニアム奏者として活躍し、その後指揮者、作・編曲家、クリニッシャンとして国内外で活躍しています。
吹奏楽愛好家に非常に人気の高いアメリカの有名作曲家ジェームズ・スウェアリンジェン氏を招聘するなど、日本の吹奏楽教育に多大な影響を与えています。
祝典序曲矢崎彦太郎

音楽への情熱が心残りとなり上智大学理工学部数学科を中退した矢崎彦太郎さんは、東京藝術大学音楽学部指揮科を見事卒業しました。
日本フィルハーモニー交響楽団で小澤征爾さんのアシスタントを務め、その後東京交響楽団、ノルウェー国立放送管弦楽団、ドイツ・ホーフ交響楽団など海外でも活躍されました。
現在は東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団の首席客演指揮者を務めています。