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日本の指揮者。おすすめの日本人指揮者

日本人指揮者を知っていますか?

クラシック音楽はヨーロッパを中心にさまざまな国の人から愛され多くの演奏者とそれをまとめる指揮者によって広く普及されてきました。

カラヤンなど著名な指揮者も多く存在し、指揮者によって同じ曲でも雰囲気が変わり、聴きたいコンサートも選ばれるほど重要な存在となっています。

外国の指揮者はすらすら言えても日本人指揮者というとどれくらい上がるのでしょうか。

外国指揮者も素晴らしいですが日本人指揮者も負けてはいません。

首席指揮者や音楽監督、ゲーム・アニメ音楽のオーケストラコンサートでおなじみの指揮者や吹奏楽で人気の指揮者、日本拠点の楽団を立ち上げて日本のクラシック界の魅力を発信する指揮者まで国内外で活躍する日本人指揮者を紹介します。

日本の指揮者。おすすめの日本人指揮者(21〜40)

行進曲「威風堂々」第1番 ニ長調田久保裕一

エルガー(小穴雄一編曲)行進曲「威風堂々」第1番ニ長調 指揮:田久保裕一
行進曲「威風堂々」第1番 ニ長調田久保裕一

音楽教師を続けながらアマチュアオーケストラの指揮をしていた田久保裕一さん。

30歳の時に母親を亡くし、一度きりの人生を後悔しないよう教師を辞めプロの指揮者に転身しました。

1994年、第4回ディヌ・ニクレスク国際指揮者コンクールで日本人初となる優勝、それと同時に審査員特別賞ルーマニア現代音楽演奏賞と聴衆特別賞を受賞する快挙を成し遂げました。

想いの強さは確実に人々に伝わっていく…理想の音楽です。

「四季」より【秋】齋藤秀雄

齊藤秀雄 ヴィヴァルディ「四季」から「秋」 徳永二男1964年
「四季」より【秋】齋藤秀雄

齋藤秀雄さんはチェロ奏者、指揮者、音楽教育者として大変活躍し、日本音楽界に多大な影響を与えた人物です。

1936年、来日したユダヤ系の指揮者ヨーゼフ・ローゼンシュトック氏に出会い、音楽に対する全てを吸収しようと努力した結果、今日まで受け継がれる「齋藤メソッド」が確立されました。

門下生には小澤征爾さん、秋山和慶さん、山本直純さん等世界で活躍する指揮者が大勢います。

パガニーニの主題による狂詩曲増井信貴

名だたる多くの指揮者に師事した増井信貴さんは、1989年にバイエルン国立歌劇場に留学し、数多くのオペラの上演に参加しました。

同年、群馬交響楽団の指揮者に就任した増井さんは1992年にウイーン木管アンサンブルと共演し、その様子がウイーンフィル創立150周年記念ドキュメンタリー番組で取り上げられ全世界で放送されました。

勇者のマズルカ三澤慶

課題曲Ⅰ 勇者のマズルカ/ 三澤慶
勇者のマズルカ三澤慶

トランペット奏者、作・編曲家、そして教育や指揮にも携わりマルチに活躍する三澤慶さんです。

三澤さん作曲の「勇者のマズルカ」は、2013年度全日本吹奏楽コンクールの課題曲に選ばれました。

現在も演奏会で演奏されることが多い愛される課題曲です。

ちなみに三澤さんは西武ライオンズの大ファンです。

アルヴァマー序曲戸田顕

【アルヴァマー序曲】元祖自由演奏会2015
アルヴァマー序曲戸田顕

戸田顕さんはユーフォニアム奏者として活躍し、その後指揮者、作・編曲家、クリニッシャンとして国内外で活躍しています。

吹奏楽愛好家に非常に人気の高いアメリカの有名作曲家ジェームズ・スウェアリンジェン氏を招聘するなど、日本の吹奏楽教育に多大な影響を与えています。

祝典序曲矢崎彦太郎

音楽学科第100回定期演奏会 祝典序曲
祝典序曲矢崎彦太郎

音楽への情熱が心残りとなり上智大学理工学部数学科を中退した矢崎彦太郎さんは、東京藝術大学音楽学部指揮科を見事卒業しました。

日本フィルハーモニー交響楽団で小澤征爾さんのアシスタントを務め、その後東京交響楽団、ノルウェー国立放送管弦楽団、ドイツ・ホーフ交響楽団など海外でも活躍されました。

現在は東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団の首席客演指揮者を務めています。