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日本の指揮者。おすすめの日本人指揮者

日本人指揮者を知っていますか?

クラシック音楽はヨーロッパを中心にさまざまな国の人から愛され多くの演奏者とそれをまとめる指揮者によって広く普及されてきました。

カラヤンなど著名な指揮者も多く存在し、指揮者によって同じ曲でも雰囲気が変わり、聴きたいコンサートも選ばれるほど重要な存在となっています。

外国の指揮者はすらすら言えても日本人指揮者というとどれくらい上がるのでしょうか。

外国指揮者も素晴らしいですが日本人指揮者も負けてはいません。

首席指揮者や音楽監督、ゲーム・アニメ音楽のオーケストラコンサートでおなじみの指揮者や吹奏楽で人気の指揮者、日本拠点の楽団を立ち上げて日本のクラシック界の魅力を発信する指揮者まで国内外で活躍する日本人指揮者を紹介します。

日本の指揮者。おすすめの日本人指揮者(21〜40)

オリムピック行進曲山田耕筰

輝く朝日  山田耕筰指揮 コロムビア管弦楽団 オリムピック行進曲
オリムピック行進曲山田耕筰

山田耕作と言えば音楽の教科書で有名な作曲家ですよね。

あの作曲家、実は山田耕筰という指揮者なんです。

日本初の管弦楽団を造り、日本に西洋音楽を普及させようと努めた人です。

ニューヨークのカーネギー・ホールで自身の曲を演奏するなど活躍し、日本人音楽家として欧米でも名前を知られた最初の人物であると言われています。

“Kibou” requiem for victims of earthquake in Japan曽我大介

Kibou ~Requiem for victims of the earthquake on 11 March 2011 : 曽我 大介
"Kibou" requiem for victims of earthquake in Japan曽我大介

桐朋学園大学でコントラバスを学んだ曽我大介さんですが、1993年第43回ブザンソン国際指揮者コンクールで優勝し、その後もさまざまな国際指揮者コンクールで入賞してきました。

「”Kibou” requiem for victims of earthquake in Japan」は、2011年3月11日に発生した東日本大震災で亡くなられた方々を追悼して作られた曽我さんの曲です。

交響曲第41番 ハ長調 K.551「ジュピター」より【第4楽章】山田一雄

「ヤマカズさん」の愛称で親しまれた、指揮者で作曲家の山田一雄さん。

朝比奈隆さん等と並んで日本のクラシック音楽界を支えてきました。

現在のNHK交響楽団で専任指揮者となり、1949年にはマーラー氏作曲の交響曲第8番「千人の交響曲」を日本で初めて演奏するなど順調に活動していました。

ところが1951年、常任指揮者にオーストリアの指揮者クルト・ヴェス氏が迎えられ、山田さんの立場に日が当たることはなくなるという辛い経験をした指揮者です。

セント・アンソニー・ヴァリエーション稲垣雅之

現在多数のオーケストラや吹奏楽団で指揮をし、バロック音楽、古典音楽、現代音楽と幅広いレパートリーを持ち活躍されている指揮者、稲垣雅之さんです。

2006年、東京佼成ウインドオーケストラのオーディションに合格し、指揮研究員として活動を始めました。

2008年以降は国際アカデミーに選出されるなど、海外でも活躍されてきました。

交響詩「曼荼羅の華」湯浅卓雄

山田耕筰 交響詩「曼荼羅の華」 湯浅卓雄指揮指揮アルスター管弦楽団
交響詩「曼荼羅の華」湯浅卓雄

湯浅卓雄さんはシンシナティ大学音楽学部作曲理論科、ウィーン国立音楽大学指揮科を卒業した指揮者で、1976年にウィーン・トーンキュンストラー管弦楽団を指揮してデビューしました。

現在は東京芸術大学演奏芸術センターで教授を務め、後進の育成に励んでいます。

交響曲第41番 ハ長調 K.551「ジュピター」より【第1楽章】若杉弘

若杉弘さんは東京芸術大学に入学し、声楽科で畑中良輔さんに師事、そして指揮法を伊藤栄一さんに師事しました。

更に伊藤栄一さんの紹介で小澤征爾さんの師、齋藤秀雄さんに師事しました。

国内外で活躍した後、1995年より2009年7月21日に亡くなるその時まで、NHK交響楽団正指揮者を務める音楽人でした。