RAG MusicRock
素敵なロック
search

60年代伝説の邦楽ロックの名曲・ヒット曲

60年代の日本に衝撃を与えた邦楽ロックの世界。

ザ・テンプターズの萩原健一さんの渋いハスキーボイス、寺内タケシさんの炸裂するエレキギター、そしてジャッキー吉川とブルー・コメッツが紡ぐ情熱的なメロディ。

若者たちの心を熱く揺さぶったグループサウンズの黄金期から、サイケデリックなサウンドまで。

時代を超えて愛され続ける名曲の数々をご紹介します。

60年代伝説の邦楽ロックの名曲・ヒット曲(21〜40)

君なき世界ザ・ビーバーズ

サイケデリックなロックサウンドと哀愁漂うメロディが織りなす傑作が、1967年11月に発売されたザ・ビーバーズのセカンドシングルです。

切ないメロディは、失恋の痛みを鮮やかに描き出しています。

ツイン・ボーカルの響きと、石間秀樹さんと平井正之さんによるツイン・ギターの妙技が見事に調和した本作は、オリコンチャートで57位を記録。

同年にはテレビ番組『ヤング720』への出演も果たしました。

恋に破れた心を癒やしたい夜、または青春時代を懐かしむ静かな午後に聴きたい一曲です。

ノー・ノー・ボーイザ・スパイダース

ブリティッシュ・ビートの影響を受けた洗練されたコード進行と、魂を揺さぶるロックンロールサウンドが融合した楽曲です。

かまやつひろしさんが手がけた音楽性は、当時の日本のロックシーンに新たな可能性を示しました。

1966年2月にフィリップス・レコードから発売されたシングルで、同年の日活映画『青春ア・ゴーゴー』でも披露されています。

恋愛を題材にしたキャッチーなフレーズが何度も繰り返され、聴く人の心に深く刻まれる印象的な作品です。

斬新なメロディーラインとシャレた雰囲気を持つ本作は、青春時代の甘酸っぱい思い出に浸りたい方や、日本のロック黄金期を代表する名曲を堪能したい音楽ファンにオススメの一曲です。

Tomorrow’s Childエイプリル・フール

日本のプログレッシブロックシーンに新たな地平を開いた伝説的バンド、エイプリル・フールの代表曲。

1969年にリリースされたアルバム『The Apryl Fool』に収録されています。

サイケデリックなオルガンのサウンドやファジーなギターソロが特徴的で、当時の日本のポップロックシーンとは一線を画す実験的な音楽性が魅力です。

細野晴臣さんの卓越したベースラインも聴きどころの一つ。

後にYMOを結成することになる細野さんの才能が、この楽曲でも存分に発揮されています。

60年代カルチャーを色濃く反映した独自の世界観は、現代のリスナーの心も掴んで離しません。

グッド・ナイト・ベイビーザ・キングトーンズ

ザ・キング・トーンズ The King Tones – グッド・ナイト・ベイビー Good Night Baby – 1968 – Japan
グッド・ナイト・ベイビーザ・キングトーンズ

60年代を代表する日本の音楽グループによる名曲は、ドゥーワップとR&Bを融合させた珠玉の一曲。

切ない愛情表現と温かいメッセージが、聴く人の心に深く響きます。

1968年にPolydorレーベルからリリースされ、オリコンチャートで最高2位を記録。

その後、美空ひばりさんや伊藤ゆかりさんなど、多くの著名アーティストによってカバーされました。

第2回日本有線大賞では特別賞を受賞。

静かな夜に聴きたい、心温まるバラードとして、今なお多くの人々に愛され続けています。

いつまでもいつまでもザ・サベージ

サビの印象的なメロディーが心に残る、ザ・サベージの代表曲。

1999年2月にリリースされたこの楽曲は、失われた恋を懐かしむ切ない想いを綴った歌詞が特徴的です。

寺尾聰さんのベースとボーカルが、楽曲の世界観をさらに引き立てています。

佐々木勉さんの紡ぐ言葉とメロディーは、リスナーの心に深く刻まれ、音楽CMでも使用されるほどの影響力を持ちました。

失恋の痛みを癒したい時や、大切な人への想いを再確認したい時にぴったりの一曲。

ザ・サベージの音楽性が存分に発揮された本作は、60年代の日本ロック黎明期を彩る名曲として、今なお多くの人々に愛され続けています。

五木の子守唄スウィング・ウエスト

1960年代のロックシーンに新たな風を吹き込んだスウィング・ウエスト。

彼らの代表作は、日本の伝統的な子守唄をロックテイストで見事に昇華させた一曲。

湯原昌幸さんの温かみのある歌声と、ロカビリーを感じさせる独特のリズムが絶妙なハーモニーを奏でます。

1998年7月にP-Vine Recordsからリリースされたアルバム『ジョンガラ・ビート エレキ・ジャパネスクテイチク編』に収録され、多くの音楽ファンの心を掴みました。

懐かしさと斬新さが共存する本作は、日本のロック黎明期を感じさせる逸品。

静かな夜に一人で聴きたい、心に染み入る名曲です。