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有名なジャズミュージシャン。ジャズの歴史を飾るプレイヤーたち

「ジャズ」という音楽ジャンルは実に100年以上の歴史を持ち、時代の空気を吸収しながら、革新的な技術を取り入れて発展し、さまざまなアプローチを試みることで、他ジャンルにも大きな影響を及ぼし続けています。

ロックやヘビーメタル、クラブ・ミュージックにいたるまで、ジャズのエッセンスを取り入れて独自のサウンドを鳴らしているアーティストは多く存在していますよね。

今回の記事は、そんなジャズの歴史において貴重なレガシーを残し、その才能とジャンルへの貢献から敬意をもって「ジャズ・ジャイアンツ」と呼ばれる偉大な音楽家たちを紹介します。

これからジャズを聴こう、と考えている方もぜひチェックしてみてください!

有名なジャズミュージシャン。ジャズの歴史を飾るプレイヤーたち(11〜20)

Cry Me A RiverElla Fitzgerald

Ella Fitzgerald and Joe Pass – Cry me a river (1975)
Cry Me A RiverElla Fitzgerald

ビリー・ホリデイさん、サラ・ボーンさんと並んで三大ジャズシンガーの一人と称されるエラ・フィッツジェラルドさん。

彼女はこの3人の中でも最も明るくカラッとした歌を歌い、スキャットを得意とするシンガーといえます。

チック・ウェブズ・バンドに見いだされ、童謡をジャズにアレンジした『ア・ティスケット・ア・タスケット』がヒットしたことを皮切りに、糖尿病による闘病が始まる1970年代までたくさんのヒットアルバムを残しました。

Round MidnightWes Montgomery

ジャズの歴史のみならず、多くのギタリストに影響を与えた不出世のプレイヤーとして音楽史にその名を残すのが、インディアナ州はインディアナポリス出身のウェス・モンゴメリーさん。

モンゴメリーさんの代名詞とも言われる、2本の弦で1オクターブ違いの同じ音程をプレイする「オクターブ奏法」を駆使したプレイで、ジャズギターの可能性を広げた功績はあまりにも有名です。

また、モンゴメリーさんはギブソンのギター「L-5 CES」を愛用していたことでも知られています。

残念ながら、45歳という若さでモンゴメリーさんはこの世を去ってしまいますが、彼の残した膨大な音源を聴くことで、独学で学んだという天才的なプレイの数々を楽しめるのは本当にありがたいですよね。

C Jam BluesOscar Peterson

ジャズ・ピアニストの最高峰にして、突出した技巧や独創的なアドリブを持つ「鍵盤の皇帝」ことオスカー・ピーターソンさん。

カナダはケベック州、モントリオール出身のピーターソンさんがジャズの歴史に残した輝かしい財産は、短い文章の中で書き切れるものではありませんが、ミスタッチがほとんどないと言われる卓越したテクニックはもちろん、歌心あふれるハッピーで軽快な演奏はリスナーをいつでも笑顔にさせますよね。

先進的なジャズメンにありがちなトラブルや悪いうわさなどはあまりなく、脳梗塞で左手が不自由になってしまってからも現役としての人生を全うしたピーターソンさんの作品は、広大なジャズの世界へ足を踏み入れる第一歩としても、最適と言えるのではないでしょうか。

What a Wonderful WorldLouis Armstrong

Louis Armstrong – What A Wonderful World (Official Video)
What a Wonderful WorldLouis Armstrong

トランペット奏者にして、特徴的なだみ声で知られる歌手としても著名なルイ・アームストロングさんは、ジャズ界の巨人にしてアメリカが生んだ最高のエンターテイナーの1人です。

「サッチモ」という、なんだかとてもチャーミングな響きを持った愛称でもよく知られていますよね。

トランペット奏者としては、かのマイルス・デイヴィスさんをはじめとする多くのプレイヤーからの尊敬を集め、シンガーとしては1964年の大ヒット曲『ハロー・ドーリー!』が、当時爆発的な人気を誇っていたビートルズの連続1位の記録をストップさせるなど、アームストロングさんの偉業を挙げたらきりがないほどです。

さらには文筆家としても名をはせたのですから、アームストロングさんのような破格の存在は、もう二度と現れないといっても過言ではないでしょう。

In The MoodGlenn Miller

いわゆるスウィング・ジャズ、ビッグ・バンドの代表的な存在の1人として知られているのが、トロンボーン奏者にして作曲家、アレンジャーのグレン・ミラーさんです。

第二次世界大戦中、慰問演奏を続けていたミラーさんは不慮の事故により消息を絶ってしまいますが、1937年に結成された自身の楽団「グレン・ミラー・オーケストラ」は、2020年代を迎えた現代にいたるまで現存し続けています。

ミラーさんがミュージシャンとして活躍していた時期はそれほど長くはなかったかもしれませんが、楽団のテーマ曲でもありミラーさん自身が作曲を手がけた『ムーンライト・セレナーデ』をはじめとして、ジョー・ガーランドさん作曲の『イン・ザ・ムード』など、楽団の演奏によってヒットした曲は多いです。

ミラーさんの名前は知らなくとも、一度は耳にしている曲は必ずあるはずですよ。