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有名なジャズミュージシャン。ジャズの歴史を飾るプレイヤーたち

「ジャズ」という音楽ジャンルは実に100年以上の歴史を持ち、時代の空気を吸収しながら、革新的な技術を取り入れて発展し、さまざまなアプローチを試みることで、他ジャンルにも大きな影響を及ぼし続けています。

ロックやヘビーメタル、クラブ・ミュージックにいたるまで、ジャズのエッセンスを取り入れて独自のサウンドを鳴らしているアーティストは多く存在していますよね。

今回の記事は、そんなジャズの歴史において貴重なレガシーを残し、その才能とジャンルへの貢献から敬意をもって「ジャズ・ジャイアンツ」と呼ばれる偉大な音楽家たちを紹介します。

これからジャズを聴こう、と考えている方もぜひチェックしてみてください!

有名なジャズミュージシャン。ジャズの歴史を飾るプレイヤーたち(21〜40)

MistySarah Vaughan

Sarah Vaughan – Misty (Live from Sweden) Mercury Records 1964
MistySarah Vaughan

アメリカの黒人女性ジャズ・ボーカリスト、サラ・ヴォーンは、「女性ジャズ・ボーカリスト御三家」と呼ばれた中の一人です。

中でも彼女の歌声は、その幅広い音域と美しいビブラートにより、力強い存在感を放ちました。

同時代のジャズシンガーとしては珍しく、ポップソングのレコーディングも多く残しています。

Work SongCannonball Adderley

Cannonball Adderley Sextet – Work Song (Jazz Scene, 1962)
Work SongCannonball Adderley

情熱的な演奏でリスナーの心をグッとつかむのはキャノンボール ・アダレイです。

弟のナット・アダレイはコルネット奏者で、共演もしています。

彼の洗練された音選びや、遊び心の感じられるテクニックなど、ソリストとしては尊敬できるところが多すぎるサックス奏者です。

INDIANALester Young

Lester Young, Count Basie – INDIANA
INDIANALester Young

レスター・ヤングは、1909年生まれでアメリカ・ミシシッピ州出身の稀代のテナーサックス兼クラリネット奏者で同時代のチャーリー・パーカーなど偉大なミュージシャン達すべての演奏家に目標とされたジャズ界の巨匠です。

優しく優雅で美しく奏でる音色が素晴らしく、ソロでは独特のテンポリズムを作り出し、多彩で華麗なアドリブ演奏を繰り広げた伝説のアーティストです。

Deep NightSonny Clark

Deep Night (Rudy Van Gelder Edition/1998 Remaster)
Deep NightSonny Clark

ペンシルベニア出身のジャズピアニスト、ソニー・クラークの『Deep Night』という曲です。

夜の世界に迷い込んだかのように美しく、どこか神秘的な1曲です。

決して激しくもなく、派手ではないけれど、音にまとまりがあり、バンド全体を包み込むような寛容な音色で演奏しますね。

31歳の若さで亡くなった後も、ジャズピアニストといえばソニー・クラークと言われるほどの衝撃を残した人物です。

When You’re SmilingBillie Holiday

サラ・ヴォーンやエラ・フィッツジェラルドと同じく御三家として後世に名を残した女性ジャズシンガーです。

ブルースをベースにした歌い方は即興的なアレンジに優れており、究極のジャズ・ヴォーカルと呼ばれ称賛されました。

多くのジャズファンを惹きつけて止まないレジェンド。