有名なジャズミュージシャン。ジャズの歴史を飾るプレイヤーたち
「ジャズ」という音楽ジャンルは実に100年以上の歴史を持ち、時代の空気を吸収しながら、革新的な技術を取り入れて発展し、さまざまなアプローチを試みることで、他ジャンルにも大きな影響を及ぼし続けています。
ロックやヘビーメタル、クラブ・ミュージックにいたるまで、ジャズのエッセンスを取り入れて独自のサウンドを鳴らしているアーティストは多く存在していますよね。
今回の記事は、そんなジャズの歴史において貴重なレガシーを残し、その才能とジャンルへの貢献から敬意をもって「ジャズ・ジャイアンツ」と呼ばれる偉大な音楽家たちを紹介します。
これからジャズを聴こう、と考えている方もぜひチェックしてみてください!
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有名なジャズミュージシャン。ジャズの歴史を飾るプレイヤーたち(41〜50)
TangerineLennie Tristano

レニー・トリスターノの「Tangerine」は、落ち着きがあり洗練されたエレガントな曲です。
彼は、1919年生まれのアメリカの盲目のジャズ・ピアニスト兼作曲家。
独創的で斬新な即興演奏の達人でクール・ジャズの創始者としても有名です。
有名なジャズミュージシャン。ジャズの歴史を飾るプレイヤーたち(51〜60)
RamblinOrnette Coleman

オーネット・コールマンは、アメリカ・テキサス州フォートワース生まれのアルトサックス奏者で、新しいジャズの形態であるフリージャズを創り出して牽引(けんいん)したアーティストです。
「Ramblin」は、彼の感性で演奏するスタイルが表現された曲です。
But Not For MeRed Garland

ミドル級のボクシング世界王座に5度も君臨した伝説のチャンピオン、シュガー・レイ・ロビンソンと対戦したこともあるレッド・ガードナーは、プロボクサーから転身した異色のジャズピアニスト。
楽器を始めたのが17歳の時に父からプレゼントされたクラリネットが最初で、その後にピアノのを始め20歳前半にはプロの演奏家として活動を始めました。
ジャズ界のそうそうたるメンバーのチャーリー・パーカーやレスター・ヤングやマイルス・デイヴィスのバンドで演奏し活躍するなどガーランドのピアノのがいかに優れたものだったか伺い知れます。
ブロック・コードを巧みに操る天才で独自の演奏スタイルを確立し、大人気を誇ったアーティストです。
Lullaby of BirdlandGeorge Shearing

明るいテンポなのになぜか切なくなるスタンダード・ナンバーの美しくい名曲「バードランドの子守唄」を作曲したのが、ジャズピアニストのジョージ・シアリングです。
彼は、ロンドン生まれで3歳でピアノを始めジャズに憧れ、後にアメリカに渡ってクール・ジャズの第一人者として活躍したアーティストです。
Sleepy Slept HereChico Hamilton

チコ・ハミルトンは、ウエストコースト・ジャズシーンを代表するドラマーの第一人者で1921年アメリカ・ロサンゼルス出身のジャズ・ドラム奏者兼バンドリーダー。
アーティストを大成させる手腕にも優れており彼の率いるバンドからジム・ホール(ギタリスト)、エリック・ドルフィー(クラリネット奏者)、チャールズ・ロイド(サックス奏者)などの偉大な演奏家を排出しました。
Straight To The HeartDavid Sanborn

幼少の頃に小児麻痺を患って医師の勧めでリハビリのためにサックス演奏を始めたデイヴィッド・サンボーンは、後に歌うように美しい音色奏でる「泣きのサンボーン」と異名を持つジャズ・フュージョン界きっての名サックスプレイヤーになりました。
楽曲の「Straight To The Heart」は、彼の美しいサックス演奏の魅力が凝縮された曲です。
Now’s the TimeJ.J.Johnson

J・J・ジョンソンは1924年生まれで、アメリカ・インディアナポリス出身のトロンボーンプレイヤーで独自の超絶技巧を編み出し「トロンボーンの神」と慕われたアーティストです。
軽快でアップテンポの明るい曲「Now’s the Time」でJ・J・ジョンソンのトロンボーン演奏を楽しみながら聴く事ができます。