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有名なジャズミュージシャン。ジャズの歴史を飾るプレイヤーたち

「ジャズ」という音楽ジャンルは実に100年以上の歴史を持ち、時代の空気を吸収しながら、革新的な技術を取り入れて発展し、さまざまなアプローチを試みることで、他ジャンルにも大きな影響を及ぼし続けています。

ロックやヘビーメタル、クラブ・ミュージックにいたるまで、ジャズのエッセンスを取り入れて独自のサウンドを鳴らしているアーティストは多く存在していますよね。

今回の記事は、そんなジャズの歴史において貴重なレガシーを残し、その才能とジャンルへの貢献から敬意をもって「ジャズ・ジャイアンツ」と呼ばれる偉大な音楽家たちを紹介します。

これからジャズを聴こう、と考えている方もぜひチェックしてみてください!

有名なジャズミュージシャン。ジャズの歴史を飾るプレイヤーたち(21〜40)

How High The MoonStéphane Grappelli

Stephane Grappelli Plays “How High The Moon”
How High The MoonStéphane Grappelli

ステファン・グラッペリは、1908年生まれでフランス・パリ出身のジャズ・ヴァイオリニストの第一人者で12歳から路上でヴァイオリンを弾き家計を助けていた苦労人ですが、秀でた才能を持ちジャズのみに留まらずクラシック界のヴァイオリニストの巨匠ユーディ・メニューインや現代チェロ奏者最高峰のヨーヨー・マと共演するなど超一流のテクニックと感性を持つアーティストでした。

Fly Me To The MoonDiana Krall

Diana Krall – Fly Me To The Moon (Quartet Performances, Las Vegas)
Fly Me To The MoonDiana Krall

ダイアナ・クラールは、1964年生まれでカナダ出身の女性ジャズ・ピアニスト兼歌手で5度のグラミー賞を獲得し、1990年代以降の最も成功したジャズ歌手で人気実力共に世界トップクラスのアーティストです。

「Fly Me To The Moon」は彼女の素晴らしい演奏と歌を聴ける名曲です。

You’d Be So Nice to Come Home ToArt Pepper

ウエストコースト・ジャズの魂を鮮やかに描く珠玉の一曲。

温かみのある旋律が、帰宅時の大切な人との再会を想像させる、心癒される名演です。

アート・ペッパーさんの繊細かつ力強いサックスが、愛と仲間を渇望する普遍的な感情を見事に表現しています。

1957年にリリースされたアルバム『Art Pepper Meets The Rhythm Section』に収録された本作は、ジャズファンだけでなく、音楽の深い味わいを求めるすべての人におすすめ。

心地よい冬の夜、暖炉のそばで聴きたい一曲です。

Bossa Nova U.S.A.Dave Brubeck

「Bossa Nova U.S.A.」はデイヴ・ブルーベック作で、ピアノのデイブとドラムのジョー・モレロとアルト・サックスのポール・デズモンドが織りなす音の調和感がとても心地いい作品です。

デイヴ・ブルーベックは、1920年生まれでカリフォルニア出身のウェストコースト・ジャズを代表するピアニストです。

InvitationRoy Hargrove

華麗で繊細な都会的なジャズサウンドを作り出すロイ・ハーグローヴは、1969年生まれのアメリカ・テキサス州出身で1990年にウィントン・マルサリスに見出されて、1997年にはアルバム「ハバナ」でグラミー賞を受賞し、現代のジャズ・トランペッターを代表するアーティストです。