【小学生向け】ピアノ発表会で聴き映えする華やかな名曲たち
ピアノ発表会で演奏する楽曲は、誰しも悩んでしまうもの。
特に、曲の好みなどがはっきりしてくる小学生くらいのお子さんの発表会曲となると、どんな曲を選べば発表会映えするのか、考えてしまいますよね。
そこで今回は、小学生のお子さんが発表会の舞台で演奏するのにピッタリのピアノ曲をピックアップしてみました。
どれも比較的難易度が低く、演奏しやすいものばかりです。
楽曲の構成や演奏のコツにも触れているので、ぜひこれから迎える発表会の選曲の参考にしてみてください!
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【小学生向け】ピアノ発表会で聴き映えする華やかな名曲たち(21〜30)
ピアノ・ソナタ K.545 第1楽章NEW!Wolfgang Amadeus Mozart

ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトのピアノ作品の中でも、特に有名なこの一曲。
「クラシックは詳しくないけど、このメロディは知っている!」という方も多いのではないでしょうか。
1788年6月に、ピアノの学習者のためにという意図を込めて作られた本作は、明るく軽やかな雰囲気が魅力的です。
ただ、親しみやすさとは裏腹に、美しく弾きこなすのは決して簡単ではありません。
左手の伴奏とのバランスを取りながら、右手のメロディの音の粒をきれいにそろえるなど、大切な技術が数多く詰まっています。
有名な曲を発表会で披露することは大きな自信になるはず!
弾きこなせた時の達成感は格別ですよ。
こどものためのアルバムより「ポルカ」Louis Heinrich Köhler

発表会で弾むように楽しい気持ちになれる曲をお探しではないでしょうか。
19世紀に教育目的で編まれた全30曲からなるピアノ曲集、アルバム『Kinder Album, Op. 210』に収められた一曲です。
ポルカの軽快なリズムに乗って、まるで舞踏会でくるくると踊っているような情景が目に浮かびます。
この楽曲は、スタッカートで元気に、レガートで優雅にといった音色の変化を学ぶのにも最適です。
聴いている人も思わず笑顔になるような明るさがあるので、これから表現力を豊かにしていきたいお子さまが、発表会で輝く一曲としておすすめです。
人形の夢と目覚めTheodor Oesten

お人形が静かに眠り、夢を見て、目を覚まして元気に踊り出す、そんな可愛らしい物語が目に浮かぶような作品です。
本作は、1862年に公開されたアルバム『Kinderscenen』に収められた一曲で、日本ではお風呂が沸いたことを知らせるメロディとしても親しまれています。
場面ごとに雰囲気ががらりと変わるので、物語の主人公になった気分で演奏できるでしょう。
ゆったりした子守歌、不思議な夢、そして軽快な踊りと、タッチや表現を使い分ける楽しさを知るのにおすすめです。
物語を想像しながらピアノを弾きたい6歳のお子さまにぴったりの一曲ではないでしょうか。
大雷雨NEW!Johann Burgmüller

ヨハン・ブルクミュラーの練習曲集『18の性格的な練習曲 Op.109』に収録されている、ドラマチックでかっこいい作品です。
この楽曲は、まるで一本の映画のように、激しい嵐の到来から雷鳴がとどろき、静かに去っていくまでを見事に描いています。
オクターブのトレモロで表現する雷鳴は、迫力があって演奏効果も抜群!
力強く盛り上げるだけでなく、嵐が遠ざかるようにだんだん弱くしていく表現が難しく、練習のしがいがあります。
物語ティックな曲で表現力をぐっと高めたい、そんな小学生や中学生のお子さんにピッタリの一曲!
発表会で情感を豊かに弾きこなせれば、聴いている誰もがその世界観に引き込まれることでしょう。
乙女の祈りNEW!Tekla Bądarzewska-Baranowska

可憐で華やかな旋律が印象的な、テクラ・バダジェフスカの『乙女の祈り』。
純粋な心でひたむきに何かを願う情景が目に浮かぶような、甘く美しいメロディが多くの人を魅了する作品です。
この楽曲は1856年にワルシャワで出版されて以来、世界中で愛され続けてきました。
アニメ『Classicaloid』で取り上げられたり、東海道新幹線の駅メロディとして使われたりしているので、きっと耳なじみがあるでしょう。
本作のオクターブや7連符などが織りなす装飾的なパッセージは、サロン音楽のような優雅さを感じさせます。
少し背伸びをして大人びた憧れの曲に挑戦したい小学生、中学生のお子さまににぴったりの一曲です。
波のアラベスクNEW!三善晃

きらめく水面を思わせる優雅な旋律が魅力的な、日本人作曲家三善晃の作品です。
1987年に公開されたピアノ小品集『海の日記帳』に収録されているこの楽曲は、アラビア風の装飾模様を意味するタイトルの通り、繊細な音の動きが絶え間なく続いていく情景が目に浮かびます。
嬰ト短調とロ長調が巧みに行き来する響きは、明るさの中にふと影が差すような、少々大人びた切なさを描き出します。
ピティナのコンペティション課題曲にもなる本作は、抑制の効いたペダルワークと豊かな表現力が求められる、まさに聴き映えすること間違いなしの一曲!
憧れの曲を感情が豊かに弾きこなしたい、そんな小学生や中学生のお子さんにこそ挑戦してほしい作品です。
土人のおどり中田喜直

力強くかっこいい曲をお探しの6歳のお子さまには、日本人作曲家中田喜直さんが手掛けた作品はいかがでしょうか。
大地を元気に踏み鳴らして踊るような、野性的でエネルギッシュな光景が目に浮かびますね。
スタッカートやアクセントをはっきりと弾き分けることが、この楽曲が持つ躍動感を表現するポイントになるでしょう。
実際に2004年に行われたコンクールでは、見事1位に輝いたという記録もあります。
本作は音の強弱で表情をつける練習にぴったりで、発表会で少し背伸びしたかっこいい曲を弾きたいお子さまにおすすめです。