【小学生向け】ピアノ発表会で聴き映えする華やかな名曲たち
ピアノ発表会で演奏する楽曲は、誰しも悩んでしまうもの。
特に、曲の好みなどがはっきりしてくる小学生くらいのお子さんの発表会曲となると、どんな曲を選べば発表会映えするのか、考えてしまいますよね。
そこで今回は、小学生のお子さんが発表会の舞台で演奏するのにピッタリのピアノ曲をピックアップしてみました。
どれも比較的難易度が低く、演奏しやすいものばかりです。
楽曲の構成や演奏のコツにも触れているので、ぜひこれから迎える発表会の選曲の参考にしてみてください!
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【小学生向け】ピアノ発表会で聴き映えする華やかな名曲たち(51〜60)
ワルツエチュードWilliam Gillock

ウィリアム・ギロックの『ワルツエチュード』は、子供が駆け回っているような部分もあれば、優雅にステップを踏んでいる光景が目に浮かぶ部分もある、変化に富んだ作品です。
発表会で「かっこよかったよ!」と言ってもらうためには、聴いている人を飽きさせないインパクトのある演奏に仕上げたいところ。
この曲は、華やかで強弱や表現でたっぷり変化をつけられるので、強く印象に残る演奏に仕上げやすいといえるでしょう。
お友達やご家族をあっと驚かせる演奏をしたいお子さんにピッタリの作品です!
お菓子の世界 第14曲 「鬼あられ」湯山昭

きらきらと硬質なピアノの響きが印象的なアルバム『お菓子の世界』に収録された小品です。
1973年に制作されたこの楽曲は、1分25秒という短い時間の中に、和と洋の要素を見事に融合させた独創的な世界を描き出しています。
イ短調の4分の4拍子で始まり、不協和音とスタッカートを巧みに操ることで、硬くて跳ねるような音の表現を実現。
3声のパートや複雑なリズム、テーマの変奏など、演奏の難しさと魅力を兼ね備えています。
発表会やコンクールで演奏されることも多く、表現力を試される作品として愛されています。
プログラムの締めくくりに効果的な一曲として、クラシック音楽の新しい魅力を求める方におすすめです。
インヴェンション8番 BWV779J.S.Bach

ファンファーレのような躍動感があふれる上行形の分散和音から始まり、明るく元気な雰囲気に満ちた3/4拍子のヘ長調の楽曲です。
上声部と下声部が1小節の時間差で追いかけ合うような掛け合いが生み出す独特のリズムが心地よく、聴く人の心を踊らせます。
本作は教育的な目的で書かれた作品ながら、その音楽的な魅力は聴衆の心をつかんで離しません。
左手の3、4、5指を使うパッセージは少し手強いものの、練習を重ねることで両手の技術向上が実感できる素晴らしい曲です。
明るく華やかな曲調と適度な技術的チャレンジが含まれているため、発表会で演奏する曲をお探しの方にぴったりでしょう。
ソナチネ Op.36-1 より3楽章Muzio Clementi

軽やかなタッチで始まり、明るく躍動感があふれる旋律が特徴の3楽章は、華やかなピアノ発表会を彩る上質な1曲です。
技巧的にも練習しやすく、生き生きとした表現力が存分に発揮できる本作は、1797年の出版以来、多くのピアニストに愛され続けています。
主題の提示から展開、再現という流れが理にかなっており、クラシック音楽の基本的な形式も学べます。
軽快でエネルギッシュな演奏を目指す方に、ぜひチャレンジしていただきたい作品です。
指の独立性を高め、速いパッセージも上手く表現できるようになることで、演奏の楽しさを実感できることでしょう。
【小学生向け】ピアノ発表会で聴き映えする華やかな名曲たち(61〜70)
魔女たちのおどりTheodor Kullak

ドイツの作曲家、テオドール・クラック作曲の『魔女たちの踊り』は、発表会曲やコンクールの課題曲としてたびたび選曲される人気の高い作品です。
魔女たちが輪になって怪しい踊りを踊っている光景が思い浮かぶような不気味な曲調が、なんともかっこいいですよね!
1分ほどの短い曲の中に、音階を弾くために必要な親指くぐりや、指先を使ったスタッカート、隣り合う指を交互に素早く動かすトリルなど、ピアノを弾くうえで必要となる基礎的なテクニックが詰まっている、これからテクニックを磨いていきたい方にもピッタリの作品です!
タランテラ Op.77-6Moritz Moszkowski

モーリッツ・モシュコフスキさんの『タランテラ Op.77-6』は、元気いっぱいの子供たちにピッタリの曲です。
テクニックを要するパッセージがありながらも、一度感覚をつかんでしまえば弾きこなしやすいため、苦労しながらも喜びを感じられ、発表会後には大きな達成感に包まれるでしょう。
この曲の躍動感とリズミカルな魅力は、子供たちがピアノの楽しさを実感する瞬間をもたらしてくれます。
丁寧に練習しつつも、本番はあまり音ミスを気にせず、踊り狂う様子をイメージしながら思いきって弾きましょう!
ソナチネ ヘ長調 第1楽章Anton Diabelli

優雅で親しみやすい旋律と、ヘ長調ならではの明るく開放的な響きが魅力です。
クラシック入門にぴったりな本作は、古典派の音楽様式の基本を学べる素晴らしい曲となっています。
温かみのある音色と流れるような優美な旋律が印象的で、アルベルティ・バス伴奏による穏やかな響きが心地よく、聴く人の心を癒してくれます。
1839年にウィーンで出版された本作は、堅苦しさを感じさせない心温まる表情が随所にちりばめられており、やさしい雰囲気に包まれながらもしっかりとした音楽の構造を持っています。
ピアノ発表会で演奏してみたい方や、クラシック音楽の素晴らしさを味わいたい方におすすめです。