【小学生向け】ピアノ発表会で聴き映えする華やかな名曲たち
ピアノ発表会で演奏する楽曲は、誰しも悩んでしまうもの。
特に、曲の好みなどがはっきりしてくる小学生くらいのお子さんの発表会曲となると、どんな曲を選べば発表会映えするのか、考えてしまいますよね。
そこで今回は、小学生のお子さんが発表会の舞台で演奏するのにピッタリのピアノ曲をピックアップしてみました。
どれも比較的難易度が低く、演奏しやすいものばかりです。
楽曲の構成や演奏のコツにも触れているので、ぜひこれから迎える発表会の選曲の参考にしてみてください!
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【小学生向け】ピアノ発表会で聴き映えする華やかな名曲たち(71〜80)
クシコスポストHermann Necke

軽快なリズムと躍動感のあるメロディが印象的な珠玉の1曲です。
馬車が草原を駆け抜ける様子や、馬のひづめの音をイメージしながら、左手の速いパッセージと右手の跳躍的なメロディで表現された作品となっています。
ポップな雰囲気ながらも、中間部では優雅で落ち着いた旋律も織り交ぜられ、聴き手を魅了します。
日本では運動会のBGMとして定着し、幅広い世代に親しまれており、1990年代のゲームソフト『ダウンタウン熱血行進曲 それゆけ大運動会』でも採用されました。
華やかで聴き映えのする本作は、手の小さな方でも演奏しやすいアレンジが施されており、ピアノ発表会を盛り上げたい方にぴったりの曲です。
前奏曲集 第1巻 第8曲「亜麻色の髪の乙女」Claude Debussy

クロード・ドビュッシーの魅力をきらびやかに示す『亜麻色の髪の乙女』は、ドビュッシーの繊細さと詩的な美を色濃く反映した非常に美しい1曲。
タイトルに「乙女」とあることからも女の子にふさわしい作品といえますが、美しく情感豊かな響きの旋律が特徴的なことからも、繊細な表現を得意とする女の子のピアノ発表会曲に最適といえるでしょう。
ドビュッシーが曲に込めた思いを大切にしながら、水彩画のような淡い世界観を音に表せるよう丁寧に演奏してみてくださいね。
アングレーズJohann Georg Leopold Mozart

モーツァルト、といってもヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトではなくお父さんのレオポルト・モーツァルトが作曲を手掛けた『アングレーズ』は、17世紀にはやったというリズミカルな2拍子を用いたイギリス風の舞曲です。
バロック時代と古典派の過渡期に作曲された作品ということで、どちらの作風の影響も感じられるというのが特徴的なのですね。
お子さま向けの楽譜にも掲載されることが多い作品ですが、バロック時代の音楽らしく左手で和音の伴奏、右手がメロディ……というのではなくどちらも独立した旋律を奏でる構成にやや難しさを感じるかもしれませんね。
とはいえ基本ができていれば問題なく弾けるレベルですから、上品で華やかなメロディの美しさ、かっこよさをぜひ滑らかに表現できるように頑張りましょう!
「お菓子の世界」より「バウムクーヘン」湯山昭

湯山昭さんが手がけたピアノ曲集『お菓子の世界』の収録曲『バウムクーヘン』は、曲集の中でもひと際やさしい雰囲気で人気が高く、発表会やコンクールで演奏される機会の多い作品。
表情がコロコロ変わる曲想の変化を楽しみながら弾くことで、子供たちの想像力や表現力が磨かれ、よりピアノ演奏の楽しさを実感できます。
コンパクトな曲のなかにテクニックの見せ場も設けられているので、ステージで披露するのにもピッタリ。
ワクワクするような楽曲で、お子さんの表現力を輝かせてみてはいかがでしょうか?
ソナチネ 第8番 第1楽章Muzio Clementi

豊かな響きと軽やかな旋律が印象的なピアノ曲を求めているなら、こちらの作品をおすすめしたいと思います。
ト長調の明るい調性で綴られた本作は、華やかで躍動感のあるメロディと、それを支える力強い伴奏が見事に調和しています。
1797年に出版された教育的作品でありながら、コンサートピースとしても十分に通用する芸術性を備えています。
順次進行を多用した優美な第1主題と、忙しなく動き回る第2主題という対照的な旋律の掛け合いも聴きどころです。
技巧的な面白さと音楽的な魅力を兼ね備えた本作は、ピアノの表現力を存分に引き出したい方や、華やかで力強い曲調を好む方にぴったりの1曲となっています。
華やかなワルツGlenda Austin

アメリカ出身のピアノ教師、作曲家として知られるグレンダ・オースティンさんによる華やかなワルツ。
ジャズとクラシックの要素を融合させたスタイルが特徴的で、演奏者に技術的な挑戦と音楽的表現の幅広さを提供します。
テンポや表現に関する細かな指示が随所にあり、それらを適切に実行することで楽曲の魅力を最大限に引き出せるでしょう。
ペダルの使用や指使いにも注意を払いながら、華やかさを表現することがポイントです。
耳なれない和音にはじめは戸惑うかもしれませんが、自分の演奏を録画して客観的に見直すことで、さらなる上達につながるでしょう。
エチュードアレグロ中田喜直

アップテンポで疾走感あふれる『エチュードアレグロ』は、発表会映えすること間違いなしの楽曲!
この作品は、童謡などの作曲者として知られる中田喜直さんが「子供のためのピアノ曲集を作ってほしい」という依頼を受けて作曲した、小品集『こどものピアノ曲』の中の1曲です。
ワクワクさせてくれる冒頭部分のあと静かな中間部がやってきて、明るい曲調が戻ってきたかと思いきや、そっと終わりを迎える、そんな変化を楽しみながら、勢いよく元気に弾けるとよいでしょう!