【小学生向け】ピアノ発表会で聴き映えする華やかな名曲たち
ピアノ発表会で演奏する楽曲は、誰しも悩んでしまうもの。
特に、曲の好みなどがはっきりしてくる小学生くらいのお子さんの発表会曲となると、どんな曲を選べば発表会映えするのか、考えてしまいますよね。
そこで今回は、小学生のお子さんが発表会の舞台で演奏するのにピッタリのピアノ曲をピックアップしてみました。
どれも比較的難易度が低く、演奏しやすいものばかりです。
楽曲の構成や演奏のコツにも触れているので、ぜひこれから迎える発表会の選曲の参考にしてみてください!
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【小学生向け】ピアノ発表会で聴き映えする華やかな名曲たち(101〜110)
三つの星Villa-Lobos

ヴィラ・ロボスさんのピアノ曲『三つの星』は、南米ブラジルの心を映す独特な旋律が魅力的な作品です。
3つの小品で構成されたこの曲は、それぞれ独自の色彩をたたえており、聴き手を異国の香りただよう幻想的な世界へと誘います。
縦横無尽に絡み合うラテンのリズムは、多くの子供たちにとってはじめての経験となるはず。
子供たち自身も、自分の感性を探りながら演奏に挑むことができるでしょう。
好みがわかれやすい曲調なので、「この曲ね!」と押し付けず、候補曲の一つとして演奏者本人に提案してみましょう。
ジャングル・フィーバーCatherine Rollin

ピアノ初級者や子供向けのピアノ作品を数多く発表している、アメリカの作曲家キャサリン・ロリンさんの『ジャングル・フィーバー』は、動物をモチーフにした作品が収録されたピアノ曲集『ビーニー動物園』のなかの一曲。
軽快なリズムとロックテイストの曲調が、演奏する本人だけでなく、観客のテンションも盛り上げる、発表会にピッタリの作品です!
左手の伴奏は、3つのポジションをおぼえれば弾けるので、両手奏に慣れていなくても、チャレンジしやすい楽曲といえるでしょう。
勇敢な兵士Cornelius Gurlitt

少年の心をくすぐる行進曲風の力強いリズムは、聴いていると元気がいっぱいになれる作品です。
アルバム『こどものためのアルバム』に収録された本作は、明快なメロディーと一定のリズムを刻む左手の伴奏が特徴的で、聴く人の心をつかんで離しません。
舞台映えする響きとどもに、演奏する楽しさも十分に味わえます。
右手のメロディーがドラマチックに展開し、左手のリズムがしっかりと支える構成は、練習にも最適な1曲。
かっこよさと楽しさを兼ね備えた本作は、ピアノを学ぶ男の子たちにぴったりの作品といえるでしょう。
野ばらに寄せてEdward MacDowell

アメリカの作曲家エドワード・マクダウェルが1896年に作曲した『森のスケッチ Op.51』の中の1曲。
穏やかで心洗われるような美しいメロディが印象的な作品です。
音数はそれほど多くありませんが、メロディラインが左右にちりばめられているため、常にメロディがどこにあるのか意識しつつ、伴奏と音量のバランスをとりながら弾いていくことが大切です。
楽譜のメロディ部分に色を付けて、視覚でも区別できるようにしておくと、より意識しやすくなりますよ!
即興曲 Op.90-4Franz Schubert

気品あふれる洗練された美しさが魅力的な、フランツ・シューベルトの『即興曲 Op.90-4』。
悠久を感じさせる冒頭部の独特なアルペジオから、嬰ハ短調へと移行する中間部にかけて、聴き手を幻想的な音楽の旅へと誘います。
このエレガントな曲は、発表会で大人な雰囲気の作品に挑戦したい高学年の子供たちにとって、表現の幅を広げる絶好のチャンス。
はかなくも力強い旋律が、成長過程にある子供たちの演奏力をさらに引き上げてくれるでしょう。
愛らしいタランテラStreabbog

ピアノを習い始めて間もないけれど、両手をばっちり使ったダイナミックな曲を弾いてみたい……そんなお子さんにぜひおすすめしたい作品が『愛らしいタランテラ』!
アップテンポで力強い8分の6拍子を軸としたなかなか激しく情熱的な楽曲で、ピアノの発表会でも演奏される機会の多い作品です。
「タランテラ」とはイタリア、ナポリ地方の舞曲を指す言葉。
シンプルな構成ながら、情熱的な表現を求められる1曲です。
よく動く右手の強弱を意識しながら、ミスタッチのないように繰り返し練習してみてくださいね。
「子どものためのアルバム」より「タランテラ」William Gillock

ウィリアム・ギロックの『タランテラ』は、軽快なリズムと印象的なメロディで、多くのピアノ学習者から愛されている作品です。
リズムを正確にキープすることや、音の粒をそろえて弾くことが求められますが、曲の難易度としてはそれほど高くないため、ピアノ初心者のお子さんでもチャレンジしやすいでしょう。
8分の6拍子のユニークなリズムが特徴のこの作品では、裏拍を意識して流れが止まらないようにするのも大切。
音が転ぶことなく弾けるよう、指使いにも注目して練習してみてくださいね。
ソナチネ 第3楽章William Gillock

古典的なソナタ形式に基づきながら、明るく快活な雰囲気が魅力の本作。
現代的な感覚も取り入れた親しみやすいメロディーと構造で、ピアノ発表会での演奏に花を添えます。
アルバム『Accent on Analytical Sonatinas』に収録され、ロサンゼルス音楽教師協会のソナタ・コンテストでも課題曲として採用されています。
技術的な要素と音楽的表現のバランスが絶妙で、華やかな演奏効果も期待できます。
小学校高学年の生徒さんの実力を存分に引き出せる本作は、ピアノ発表会で聴衆を魅了するのに最適な1曲です。
ハウルの動く城「人生のメリーゴーランド」久石譲

スタジオジブリの名作映画『ハウルの動く城』のメインテーマとなっているワルツ調の楽曲は、オーケストラの豊かなハーモニーと幻想的な雰囲気が魅力です。
3/4拍子の優雅な旋律は、2004年11月に公開された本作品の世界観を見事に表現しています。
ピアノのイントロから始まり、オーボエやストリングスの美しい旋律が織りなす本作は、ヨーロッパのクラシック音楽の影響を感じさせる格調が高い曲調です。
2021年には歌手のクミコがカバーし、シングルとしてリリースされました。
発表会で演奏したい男の子におすすめの1曲で、聴衆を魅了する華やかさと力強さを兼ね備えています。
幻想曲「さくらさくら」平井康三郎

平井康三郎さんが1971年に発表した『幻想曲「さくらさくら」』は、日本の伝統美とクラシックの要素が見事に調和した楽曲です。
箏曲『さくらさくら』をベースに、ロマン派風のピアノ演奏法を取り入れ、変奏曲として新たな息吹を吹き込みました。
この曲の持つ豊かな表情とリズム感は、子供たちが自らの感性を育むのに最適!
まさに、高学年になり一層の技術向上を目指すお子さんにとって見逃せない1曲といえるでしょう。
「日本らしい音楽、ハーモニー、メロディってどんなもの?」と自分に問いかけつつ、日本のエッセンスを感じながら演奏してみましょう。
【小学生向け】ピアノ発表会で聴き映えする華やかな名曲たち(111〜120)
「虹のリズム」より 真夜中の火祭平吉毅州

力強いリズムと華麗なメロディーが織りなす情熱的な小品は、アルバム『虹のリズム』収録の意欲作です。
8分の6拍子と4分の3拍子が交互に現れる「ヘミオラ」と呼ばれるリズム手法により、スペイン音楽やフラメンコを思わせる野性的な躍動感を生み出しています。
本作は2024年のピティナ・ピアノコンペティションC級の課題曲に選ばれ、多くの若手ピアニストたちが魅了されています。
右手と左手のエキサイティングなやり取りや、スラー、スタッカート、アクセントなどの繊細な表現が織りなす世界観は、演奏者の技量を存分に引き出してくれます。
挑戦的でありながら、3分以内で演奏できる小品として、発表会やコンクールのレパートリーにぴったりの1曲です。
ファイナルファンタジーⅦ ピアノコレクション「片翼の天使」植松伸夫

親しみやすい中にも荘厳さを秘めた傑作ラストバトルテーマのピアノアレンジが、圧巻のクオリティで蘇ります。
ゲームのCG制作技術で制作された映像作品『FINAL FANTASY VII ADVENT CHILDREN』のセフィロス戦でも使用された本作は、クラシックとロックを融合させた斬新な曲調で、合唱とオーケストラの壮大なサウンドをピアノ一台で表現することに成功。
1997年に世に出た原曲の雰囲気を損なうこともなく、むしろピアノならではの繊細さと力強さを加えた素晴らしいアレンジとなっています。
演奏は決して容易ではありませんが、ダイナミックな表現力と華麗なテクニックを存分に披露できる楽曲です。
発表会でかっこよく弾きたい男の子はもちろん、技術を活かした見せ場を作りたい上手な演奏者にぴったりの一曲といえます。
ともだちモーツァルト湯川昭

子供向けのピアノ作品を数多く残した作曲家、湯川昭さん。
本作は、湯川さんの作品のなかでも特に人気が高く、発表会曲やコンクールでも頻繁に演奏される小学生にピッタリの1曲です。
ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトの音楽的特徴を取り入れた楽しい雰囲気が特徴で、演奏を通じてピアノ演奏に欠かせない表現力やリズム感が養われます。
リズムとテンポを正確にとらえ、正しい運指で演奏しましょう。
結婚行進曲Richard Wagner

『結婚行進曲』というと多くの方が、メンデルスゾーンの作品をイメージするのではないでしょうか?
メンデルスゾーンの作品も非常に華やかで発表会映えしますが、今回はリヒャルト・ワーグナーのものを紹介したいと思います。
どちらも難易度の低いピアノ曲として知られていますが、ワーグナーの作品の方が、穏やかで繊細な旋イメージが強いかもしれませんね。
そのため、穏やかに演奏するのが得意なお子さんや、表現をたっぷりつけて演奏する曲に挑戦したい方にオススメです。
ピアノ発表会でも頻繁に演奏されるので、ぜひ参考にしてみてください。
アヴェ・マリアFranz Schubert

フランツ・シューベルトの名曲『アヴェ・マリア』。
シューベルトの最晩年の作品として知られている楽曲で、オペラでも積極的に歌われています。
そんな『アヴェ・マリア』は、非常に魅力的な音楽ですが、シンプルなメロディーと和声進行で構成されているため、とっても弾きやすいんです!
ゆったりとしたテンポをキープしながら優雅なイメージで演奏しつつ、単調にならないようしっかり旋律を歌いながら、丁寧で美しい演奏に仕上げられるとよいですね。
主よ人の望みの喜びよJ.S.Bach

教会の礼拝に使うことを目的として作られた名曲『主よ人の望みの喜びよ』。
バロック音楽の代表的な作曲家、そして音楽の父として知られている、ヨハン・ゼバスティアン・バッハの作品です。
ピアノの原曲はないものの、発表会でも頻繁に演奏される作品で、さまざまな難易度の楽譜が出版されているため、自分のレベルに合ったアレンジで演奏できます。
洗練された旋律で聴き映えを狙うのであれば、ぜひ参考にしてみてください。
慣れてきたら、中級、上級レベルのアレンジにも挑戦してみましょう。
人形の夢と目覚めTheodor Oesten

お人形が静かに眠り、夢を見て、目を覚まして元気に踊り出す、そんな可愛らしい物語が目に浮かぶような作品です。
本作は、1862年に公開されたアルバム『Kinderscenen』に収められた一曲で、日本ではお風呂が沸いたことを知らせるメロディとしても親しまれています。
場面ごとに雰囲気ががらりと変わるので、物語の主人公になった気分で演奏できるでしょう。
ゆったりした子守歌、不思議な夢、そして軽快な踊りと、タッチや表現を使い分ける楽しさを知るのにおすすめです。
物語を想像しながらピアノを弾きたい6歳のお子さまにぴったりの一曲ではないでしょうか。
魔法の木William Gillock

20世紀に活躍したウィリアム・ギロックは、ピアノ教師であり音楽教育の分野において多くの作品を残した作曲家です。
「音楽教育界のシューベルト」と称されるほどのメロディの美しさを持ち合わせながら、それほど高度な技術を必要としない彼のピアノ曲は、初級から中級向けのピアニストたちにも好んで演奏されているのですね。
今回紹介している『魔法の木』はいわゆるアウフタクト、最初の小節線の前に現れるフレーズが特徴的で前半は左手が旋律を奏でることもあって、左手の良い練習となるでしょう。
中間部で旋律を弾くのが右手へと切り替わるなど、ある程度ピアノに慣れた方でないと難しく感じる場面も多々ありますが、この楽曲を弾きこなせれば中級者への道が開かれるかもしれません!
子供のアルバム 第2集「少年時代の響き」 2人のおかしなおばさんが、けんかをしましたAram Khachaturian

物語の始まりのようなタイトル『2人のおかしなおばさんが、けんかをしました』からしてインパクト大!
『剣の舞』でおなじみのソ連を代表する作曲家アラム・ハチャトゥリャンの小品集『子供のアルバム 第2集「少年時代の響き」』に収録されている楽曲です。
2分弱のなかに、感情のぶつかり合いや怒りの爆発、諦めなど、さまざまなシーンを連想させるフレーズが含まれています。
変化を最大限に表現できるよう、スタッカートの弾き方やテンポの動かし方、ペダルの使い方などを工夫しましょう。
豚飼いの踊りBartók Béla

アルバム『こどものために』からハンガリーの民俗舞曲をモチーフにしたこの楽曲は、男の子が弾くと格好よさが際立つ1曲です。
軽快でリズミカルな打鍵と跳ねるような旋律の組み合わせは、演奏する度に観客の心をぐっとつかみます。
本作は1908年当時にリリースされた教育用ピアノ曲でありながら、舞台映えする華やかさと躍動感を併せ持っています。
ハンガリーの農村で実際に踊られていた舞曲を基にしているため、リズムと表現力が大切。
ピアノの魅力に目覚めたばかりの男の子が、演奏を通じて音楽性を育むのにぴったりな作品といえるでしょう。



