【小学生向け】ピアノ発表会で聴き映えする華やかな名曲たち
ピアノ発表会で演奏する楽曲は、誰しも悩んでしまうもの。
特に、曲の好みなどがはっきりしてくる小学生くらいのお子さんの発表会曲となると、どんな曲を選べば発表会映えするのか、考えてしまいますよね。
そこで今回は、小学生のお子さんが発表会の舞台で演奏するのにピッタリのピアノ曲をピックアップしてみました。
どれも比較的難易度が低く、演奏しやすいものばかりです。
楽曲の構成や演奏のコツにも触れているので、ぜひこれから迎える発表会の選曲の参考にしてみてください!
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【小学生向け】ピアノ発表会で聴き映えする華やかな名曲たち(11〜20)
トルコ風ロンド OP.68-3Johann Burgmüller

ヨハン・ブルクミュラーのこの曲は、軽快なリズムとトルコ風のメロディが魅力的!
東洋の雰囲気を感じさせるちょっと大人な雰囲気で、ピアノを習う子供たちとって憧れの作品の一つです。
ピアノ初心者の方でも挑戦しやすい難易度ながら、演奏すると聴衆を魅了する華やかさがあります。
1841年頃に作曲されたこの曲は、今でも多くのピアノ発表会で演奏される人気曲。
軽やかな演奏を心がけ、トルコ風の特徴的なリズムを意識して練習すれば、きっとすてきな演奏に仕上がるはずです!
発表会で輝きたいお子さんにピッタリの1曲といえるでしょう。
無言歌集 第4巻 Op.53 第3曲「プレスト・アジタート(胸騒ぎ)」Felix Mendelssohn

ドイツの作曲家フェリックス・メンデルスゾーンの代表作の一つである『無言歌集』。
そのなかでも第4巻に収められているこの曲は、まさに「胸騒ぎ」という名にふさわしい激しい情熱を秘めた作品です。
速く、そして興奮した雰囲気を持つこの曲は、言葉では表現できない感情を音楽で伝えようとするメンデルスゾーンの試みが結実した1曲。
ピアノの技巧と表現力の両方が求められる曲ですが、その分演奏する喜びも大きいはず。
ロマン派音楽の魅力を存分に味わえる本作は、表現力を磨きたいお子さんにピッタリの曲といえるでしょう。
あやつり人形の一人芝居平吉毅州

平吉毅州さんが作曲した、こどものためのピアノ曲集『虹のリズム』に収録されている1曲。
独特なリズムで勢いよく進行していきながらも、どこかコミカルな印象も受ける本作は、明るく元気なお子さんにオススメです!
あやつり人形が一人で舞台に立って演じる姿をあらわす独特のメロディと軽快なリズムは、一度聴いたら忘れられないほどインパクト大!
2拍子に感じる部分と3拍子に感じる部分が入り混じっていたり、左手の休符の入り方が複雑だったり、練習しがいのある要素が多く含まれています。
発表会でかっこよく弾きこなすために、まずは片手でリズムをしっかり把握することからはじめましょう。
ラッパ手のセレナードFritz Spindler

ピアノ初級者の練習曲としてもおなじみの、フリッツ・スピンドラー作曲『ラッパ手のセレナード』。
兵隊がラッパを高らかに吹き鳴らす様子が目の前に浮かび上がるような、躍動感があふれる1曲です。
初級者向けの作品に分類されますが、ラッパの音に聴こえるよう歯切れよく演奏するためには、一つひとつのスタッカートを明確に演奏し、左手の刻みが重くならないよう注意しなければなりません。
楽譜に書いてある音を弾けたらOKではなく、よりタイトルにふさわしい華やかな演奏になるよう練習を工夫しましょう!
子供の音楽-12のやさしい小品 Op.65 第4曲「タランテラ」Sergei Prokofiev

セルゲイ・プロコフィエフ作曲の『子供の音楽-12のやさしい小品 Op.65』の『タランテラ』は、小学生の発表会に最適な選曲です。
この曲は、陽気で速いタランテラのリズムを基にし、生徒たちが弾き応えを感じ取れる楽しい雰囲気を持っています。
しっかりとした指の動きで明瞭な音色を生み出し、ダイナミックかつ澄んだ演奏が求められます。
早いテンポになりがちですが、速さよりも正確性と音の明瞭さが大切です。
バランスを考えつつ、練習を重ねることで子供たちも楽しくマスターできるでしょう。
ホルベルク組曲(ホルベアの時代より)Op.40 第1曲「前奏曲」Edvard Grieg

エドヴァルド・グリーグが1884年に作曲した『ホルベルク組曲』。
『組曲「ホルベアの時代より」』のタイトルでも知られるこちらの曲集は、バロック時代の組曲のスタイルに習って作られており、第1曲目の『前奏曲』にもバッハの『平均律クラヴィーア曲集』のような高貴な雰囲気が感じられます。
細かい音符を正確に演奏するためには、指先への意識やテクニック練習が必須。
部分的に取り出しながら丁寧に練習し、粒がそろった美しい演奏を発表会で披露しましょう!
【小学生向け】ピアノ発表会で聴き映えする華やかな名曲たち(21〜30)
トルコ行進曲NEW!Wolfgang Amadeus Mozart

誰もが知るモーツァルトのこのメロディは、実は名盤『ピアノソナタ第11番 イ長調 K.331』の第3楽章なんです。
この作品は、18世紀後半にヨーロッパで流行した異国情緒があふれる「トルコ風」の音楽で、軍楽隊が勇ましく行進する様子が目に浮かぶようです。
きらびやかで力強い曲調は、大人への憧れを持つ小学生、中学生のお子さんの心に響くはず。
1985年にはCMソングとしても話題になりましたね。
本作は、聴きなじみのあるメロディですが、モーツァルトらしい緻密な音の並びを正確に弾きこなすのは挑戦しがいがあります。
カッコいい曲で発表会の主役になりたい!
そんなお子さんにぴったりの、弾き終えた時の達成感が格別な一曲です!