【小学生向け】ピアノ発表会で聴き映えする華やかな名曲たち
ピアノ発表会で演奏する楽曲は、誰しも悩んでしまうもの。
特に、曲の好みなどがはっきりしてくる小学生くらいのお子さんの発表会曲となると、どんな曲を選べば発表会映えするのか、考えてしまいますよね。
そこで今回は、小学生のお子さんが発表会の舞台で演奏するのにピッタリのピアノ曲をピックアップしてみました。
どれも比較的難易度が低く、演奏しやすいものばかりです。
楽曲の構成や演奏のコツにも触れているので、ぜひこれから迎える発表会の選曲の参考にしてみてください!
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【小学生向け】ピアノ発表会で聴き映えする華やかな名曲たち(41〜60)
風の即興曲中田喜直

アルバム『こどものゆめ』に収録された一曲は、まるで風が吹き抜けていくような爽やかな旋律が印象的です。
軽やかで流れるような自由なメロディが心地よく、グリッサンドの技法を取り入れた仕上がりは発表会でも魅力的な要素となっています。
本作は、流麗なフレーズと繊細なタッチが溶け合い、ピアノならではの表現力を存分に引き出した1分20秒の小品。
2011年のピティナ・ピアノコンペティションでC級の課題曲に選ばれた本作は、音楽の楽しさを感じながら技術を磨きたい方におすすめの一曲です。
手の大きさを考慮した自然な運指で、誰もが楽しく演奏できる工夫が施されています。
子供の領分 第1曲「グラドゥス・アド・パルナッスム博士」Claude Debussy

大人が子供らしい気分に浸ることを目的としてクロード・ドビュッシーが作曲した、組曲『子供の領分』の第1曲『グラドゥス・アド・パルナッスム博士』。
ピアノ練習曲に挑戦する愛娘エマの様子を描いた作品とされています。
一生懸命練習する姿は、発表会の舞台に挑む子供たちと共通する部分がありますよね。
保護者の方々はきっと、この曲を立派に弾ききった姿に、大きな成長を感じられるはず。
「かっこいい曲があるよ、挑戦してみない?」とお子さんに提案してみてもいいかもしれませんね。
ファンタジア ト短調 TWV 33-8Georg Philipp Telemann

バロック音楽の大家、ゲオルグ・フィリップ・テレマンが生んだ『ファンタジア ト短調 TWV 33-8』は、きらびやかな宮廷の中で、さまざまな国の多彩な音楽を吸収したテレマンの経験が凝縮された作品です。
生き生きとした旋律と、自由な即興性からは、テレマンが音楽を心から楽しんでいたことがうかがえます。
バロック音楽未経験の子供にとって、複数の声部が重なって構成されたポリフォニー音楽は弾きにくいと感じるかもしれませんが、この作品なら比較的挑戦しやすいはず!
落ち着いた雰囲気の作品が好きなお子さんにピッタリの1曲です。
こどものための連弾曲集「エチュード・アレグロ」中田喜直

ハ長調で書かれた連弾曲は、明るく勢いのある雰囲気で、子どもの豊かな音楽性を育める作品です。
右手の16分音符のパッセージでは音の粒を揃えて弾くテクニック、左手では表現を豊かに旋律を歌わせていきます。
中間部では変イ長調への転調があり、ペダルを使いながらレガートな演奏が要求されます。
最後には華やかなグリッサンドが登場し、本作は1956年に発表会などで人気の高い曲となりました。
発表会やコンクールでレパートリーとして用意される方にもおすすめです。
また、技術的な向上と音楽的な表現力を高めたい方にも最適な作品となっています。
ピアノソナタ 第16番 K.545Wolfgang Amadeus Mozart

ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトのピアノソナタの中でも、特に有名な『ピアノソナタ第16番 K.545』。
「クラシックはよくわからないけれど、この曲は知っている」という方も多いはずです。
親しみやすく発表会映えするオススメの作品ですが、決して簡単に弾ける曲ではありません。
粒をそろえたり、左右のバランスをとったり、気をつけなければならない重要な要素が数多く含まれています。
ただ、このような有名曲を発表会の舞台で披露することは、大きな自信につながるはず!
怖がらずチャレンジしてみましょう!