【小学生向け】ピアノ発表会で聴き映えする華やかな名曲たち
ピアノ発表会で演奏する楽曲は、誰しも悩んでしまうもの。
特に、曲の好みなどがはっきりしてくる小学生くらいのお子さんの発表会曲となると、どんな曲を選べば発表会映えするのか、考えてしまいますよね。
そこで今回は、小学生のお子さんが発表会の舞台で演奏するのにピッタリのピアノ曲をピックアップしてみました。
どれも比較的難易度が低く、演奏しやすいものばかりです。
楽曲の構成や演奏のコツにも触れているので、ぜひこれから迎える発表会の選曲の参考にしてみてください!
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【小学生向け】ピアノ発表会で聴き映えする華やかな名曲たち(61〜70)
華やかなワルツGlenda Austin

アメリカ出身のピアノ教師、作曲家として知られるグレンダ・オースティンさんによる華やかなワルツ。
ジャズとクラシックの要素を融合させたスタイルが特徴的で、演奏者に技術的な挑戦と音楽的表現の幅広さを提供します。
テンポや表現に関する細かな指示が随所にあり、それらを適切に実行することで楽曲の魅力を最大限に引き出せるでしょう。
ペダルの使用や指使いにも注意を払いながら、華やかさを表現することがポイントです。
耳なれない和音にはじめは戸惑うかもしれませんが、自分の演奏を録画して客観的に見直すことで、さらなる上達につながるでしょう。
チューリップのラインダンス平吉毅州

平吉毅州さん作曲の『チューリップのラインダンス』は、キュートでリズミカルなメロディでピアノを習う女の子たちから大人気の1曲。
音に反応してクネクネ動くフラワーロックを連想させる独特なリズムをともなうメロディは、一度聴いたらなかなか頭から離れてくれません!
2013年に出版されたピアノ曲集『虹のリズム』に収録されているこの曲の演奏では、正確なリズム感や軽やかなタッチが求められるため、発表会曲として取り組むことでテクニックの向上につながるはずです。
30の子供の小品 トッカティーナ Op.27-12Dmitri Kabalevsky

子供向けのピアノ作品や、音楽教育に関する著書を数多く残したロシアの作曲家ドミトリー・カバレフスキーの『30の子供の小品 Op.27』。
個性豊かな小品集の第12曲目に収録されている『トッカティーナ』は、歯切れのよいリズミカルな楽曲です。
「トッカティーナ」とは、小さな即興曲のこと。
即興的な軽やかさが際立つ作品であり、スラーとスタッカートをはっきり弾き分けてメリハリを付けることが求められます。
カバレフスキー特有の民俗的なリズムを味わいながら演奏しましょう。
ドラゴンクエストⅤ 天空の花嫁「戦火を交えて」すぎやまこういち
ゲーム音楽の世界で不動の人気を誇る通常戦闘曲が、ピアノ発表会でも映える楽曲となって登場です。
力強い演奏と緊張感のある展開が相まって、男の子たちに大きな支持を集めています。
1992年9月に『ドラゴンクエストV』で公開された本作は、BPM164という速いテンポと4/4拍子のリズムが特徴で、ハ短調の調性が持つ迫力が見事に表現されています。
弦楽器のトレモロや管楽器の濁った和音が生み出す緊迫感は、ピアノ独奏でも十分な魅力を放ちます。
本作は交響曲としても演奏され、ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団による録音など、数々のオーケストラで取り上げられてきました。
発表会で華やかな演奏を目指す方や、音楽の表現力を高めたい方にぴったりの1曲です。
豚飼いの踊りBartók Béla

アルバム『こどものために』からハンガリーの民俗舞曲をモチーフにしたこの楽曲は、男の子が弾くと格好よさが際立つ1曲です。
軽快でリズミカルな打鍵と跳ねるような旋律の組み合わせは、演奏する度に観客の心をぐっとつかみます。
本作は1908年当時にリリースされた教育用ピアノ曲でありながら、舞台映えする華やかさと躍動感を併せ持っています。
ハンガリーの農村で実際に踊られていた舞曲を基にしているため、リズムと表現力が大切。
ピアノの魅力に目覚めたばかりの男の子が、演奏を通じて音楽性を育むのにぴったりな作品といえるでしょう。
人生のメリーゴーランド久石譲

スタジオジブリが製作した映画『ハウルの動く城』のメインテーマ『人生のメリーゴーランド』。
4分の3のワルツのリズムで演奏される、切なさと懐かしさを感じさせるメロディが印象的な曲です。
曲はとても静かに始まり、最後に向かってどんどん盛り上がりを見せていきます。
この強弱やギャップ感をしっかり演奏に落とし込むことで、メリハリがあり、ストーリー性をきっちり感じさせるような演奏になりますよ。
曲の冒頭はルバート気味に演奏し、その後しっかりワルツを刻むことでもメリハリが出るので、原曲なども聴きながら演奏に取り入れてみてくださいね。
幻想曲「さくらさくら」平井康三郎

平井康三郎さんが1971年に発表した『幻想曲「さくらさくら」』は、日本の伝統美とクラシックの要素が見事に調和した楽曲です。
箏曲『さくらさくら』をベースに、ロマン派風のピアノ演奏法を取り入れ、変奏曲として新たな息吹を吹き込みました。
この曲の持つ豊かな表情とリズム感は、子供たちが自らの感性を育むのに最適!
まさに、高学年になり一層の技術向上を目指すお子さんにとって見逃せない1曲といえるでしょう。
「日本らしい音楽、ハーモニー、メロディってどんなもの?」と自分に問いかけつつ、日本のエッセンスを感じながら演奏してみましょう。









