【小学生向け】ピアノ発表会で聴き映えする華やかな名曲たち
ピアノ発表会で演奏する楽曲は、誰しも悩んでしまうもの。
特に、曲の好みなどがはっきりしてくる小学生くらいのお子さんの発表会曲となると、どんな曲を選べば発表会映えするのか、考えてしまいますよね。
そこで今回は、小学生のお子さんが発表会の舞台で演奏するのにピッタリのピアノ曲をピックアップしてみました。
どれも比較的難易度が低く、演奏しやすいものばかりです。
楽曲の構成や演奏のコツにも触れているので、ぜひこれから迎える発表会の選曲の参考にしてみてください!
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【小学生向け】ピアノ発表会で聴き映えする華やかな名曲たち(1〜20)
演奏会用練習曲中田喜直

中田喜直さんの楽曲『演奏会用練習曲』は、心を揺さぶる美しいメロディと和音が魅力的な作品です。
この曲は、手の小さな小学校低学年の子供たちでも弾きやすいように工夫されていますが、基本的なピアノのテクニックに加え、音楽への深い理解と表現力をもって演奏することがポイントです。
技術的な難しさのみにとらわれず、曲の途中で変わるハーモニーの美しさやメロディの歌心を味わいながら演奏できるよう、楽譜を細かく読み解きながら練習に取り組みましょう。
ポロネーズ第11番 ト短調(遺作)Frederic Chopin

フレデリック・ショパンがわずか7歳で作曲した『ポロネーズ第11番 ト短調(遺作)』は、ショパンの才能の片りんが垣間見える作品です。
親しみやすい旋律と、短いながらもピアノ表現の豊かさを感じさせる構成はまさに圧巻。
テクニック的に難儀な部分は少なく、丁寧なタッチで音の粒をそろえて弾くことで引き込まれる演奏に仕上がるため、ピアノ歴の浅いお子さんでも挑戦しやすい作品といえます。
「今の自分よりうんと幼い頃にこんな曲を作ってしまったショパンって、やはり天才!」子供たちもそう思わずにはいられないことでしょう。
ソナチネ 第9番 第1楽章Muzio Clementi

シンプルで美しいメロディーとリズムが印象的な楽曲です。
軽快で躍動感のある音楽は、聴く人に明るい気持ちを与えてくれます。
ピアノの基本的な技術を学ぶのに最適で、初めてクラシック音楽に触れる方にもおすすめです。
8分程度の短い演奏時間なので、発表会などでも取り入れやすいでしょう。
1797年に発表されたこの曲は、今でも多くの人に親しまれています。
ピアノを学ぶ方はもちろん、クラシック音楽の魅力を知りたい方にも聴いてほしい1曲です。
アクロバットDmitry Shostakovich

偉大な交響曲作曲家として知られるロシアの作曲家、ドミートリイ・ショスタコーヴィチさんが残したピアノ曲『アクロバット』は、アトラクションをクリアしていくときのようなワクワク感に満ちた、疾走感があふれる1曲です。
冒頭の勢いのまま最後まで駆け抜けるこの曲は、発表会で聴き映えする作品を選びたいお子さんにピッタリ!
軽快なテンポの中に右手から左手へのメロディの移行や曲調の変化なども含まれているので、弾き手にとっても聴き手にとっても最後まで楽しめる作品といえるでしょう。
チョコ・バー湯山昭

子供のための楽曲を数多く手がけている作曲家、湯山昭さんのピアノ曲集『お菓子の世界』に収録されている作品。
1分にも満たない短い曲ですが、ジャジーな雰囲気が印象的な発表会映え間違いなしの1曲です。
スタッカートとレガートの弾き分けや、伴奏とメロディのバランスなど、ピアノを学ぶうえで重要な要素がギュッと凝縮された本作への挑戦は、初級から、中級、上級へと腕を磨いていきたい小さなピアニストにピッタリ!
柔らかい雰囲気を音で表現できるよう、表情を豊かに演奏しましょう。
ピアノソナータ第2番 第4楽章「トッカータ」宍戸睦郎

日本の現代音楽の作曲家として知られる宍戸睦郎の作品『ピアノソナータ第2番』は、活発で技巧的なピアノ演奏が求められる楽曲です。
独特のリズミカルな要素とメロディックな展開が見られる4楽章『トッカータ』は、その難易度や表現力の高さで知られています。
三部形式で構成されており、第1部の急速なトレモロと第2部のゆっくりとした部分が対比され、第3部では力強く第1部の要素が再現されます。
現代的で魅力的な響きが特徴的で、技巧的なピアノ演奏を通じて聴衆を魅了する作品となっています。
小学生の発表会曲として選ぶには少し難しいかもしれませんが、大舞台でレベルの高い作品にチャレンジしたい好奇心旺盛なお子さんにオススメの1曲です。