4人組ロックバンド、きのこ帝国の楽曲をご紹介します。
2008年から本格的な活動を開始した彼らはもともとシューゲイザーから影響を受けたサウンドで活動していました。
現在のゆるふわな感じや、エモい感じからは少し想像できないですよね。
しかし、現在でも楽曲の一部や、楽曲によっては全体的にその面影を感じることができ、音楽ファンの方にとっては面白い発見があるバンドなのではないでしょうか。
そんな彼らのバンド名の由来は、ギターのあーちゃんの性格がきのこのようだったこと、またメンバーがゆらゆら帝国のファンだったことから「きのこ帝国」と付けられたそうですよ。
それでは、きのこ帝国の色気やエモさ、ところどころにちりばめられたシューゲイザーを思わせる魅力のある楽曲をお聴きください。
きのこ帝国の名曲・人気曲(1〜10)
クロノスタシスきのこ帝国

インディーズ2ndアルバムからの一曲。
サビのコード進行はわりと良く聴く進行、と思わせて最後のコードで変化球が来るのがアクセントになっています。
また、ボーカルのメロの終わりや伸ばす部分の歌いかたの癖との相性が良く色気を感じさせる曲です。
ぜひ夜中コンビニへビールを買いに行くときに聴いて欲しい1曲です。
You outside my windowきのこ帝国
かなり明るいアルバムなのでその雰囲気にあった楽曲になっています。
その中でもこの歌詞はキレッキレです。
あらぶっています。
女性のそういうバンドは多々ありますが、なんというか上品なあらぶり方ですね。
そういうのが好きな方には超おすすめです。
スクールフィクションきのこ帝国

インディーズレーベルより初の全国流通アルバム「渦になる」からの1曲。
学生時代特有の箱庭の中にいるような、息苦しさと退屈さを思い出させるような歌詞の曲。
インディーズバンドの魅力としては欠かせない熱意がぎっしり込められており、今一つ現状に納得のいっていない人にオススメです。
爽快な気分になれます。
ラストデイきのこ帝国

2016年11月2日に発表されたメジャー2作目のアルバム「愛のゆくえ」に収録されている曲です。
ありふれた日常の風景や、「君」との会話。
当たり前であるからこそ、終わらないように続いていくことを願う1曲です。
それはたとえそんな日に終わりが来たとしても、という歌詞の最後のニュアンスにグッときます。
疾走きのこ帝国
2014年10月29日に発表されたインディーズ2作目のアルバム「フェイクワールドワンダーランド」に収録されている曲です。
きのこ帝国の楽曲の中では、早い口数で歌われる曲です。
言葉が多くても、ボーカル佐藤千亜妃のいつもの「らしさ」が存分につめこまれている1曲ですね。
怪獣の腕のなかきのこ帝国

メジャー1stアルバム「猫とアレルギー」からの1曲。
おとぎ話のようなタイトルと曲中常に鳴っているチェレスタ系の音色によるフレーズ、イントロのスネアロールによってファンタジーな気持ちに引っ張られますが、歌詞は比喩はあるもののとても日常的であり良い感じに引き立てあっています。
彼女にカラオケなどで歌われるといろいろな意味でもだえそうな曲です。
東京きのこ帝国

きのこ帝国の「陽」の部分が出た1曲で、ある意味ターニングポイントともいえる重要な曲です。
PVに出てくる女性がかわいいので、男性リスナーは要チェックですね。
ギターの音はとても深いディストーションがかかっていておもしろいです。