くるりの名曲・人気曲
1996年、立命館大学の軽音サークル「ロック・コミューン」で結成されたくるりは、岸田繁、佐藤征史を中心メンバーとして、現在まで活躍中のロックバンドです。
シングル「東京」でメジャーデビューして以来、ロックファンの心をつかんで離さない、ベテランバンドです。
くるりの名曲・人気曲(1〜10)
琥珀色の街、上海蟹の朝NEW!くるり

1996年に京都で結成されて以来、常に音楽の可能性を追求し続けるバンド、くるり。
ロックを基盤に、ジャズやクラシック、エレクトロニカといった多様なジャンルを取り入れた変幻自在な音楽性が魅力です。
1998年にシングル『東京』でメジャーデビューし、映画『ジョゼと虎と魚たち』の主題歌にもなった『ばらの花』などで人気を確立しました。
岸田繁さんの詩的な歌声と佐藤征史さんが紡ぐしなやかなベースラインが生み出すグルーヴは、まさに唯一無二。
時に心地よく体を揺らし、時に知的でスリリングな興奮を与えてくれます。
2007年からは主催フェス「京都音楽博覧会」を毎年開催するなど、その活動は多岐にわたります。
シティポップやブラックミュージックに通じる心地よい揺らぎと、実験的なサウンドを同時に楽しみたい方にぴったりのバンドです。
宝探しくるり

街の風景や人々の暮らしの中に輝く小さな幸せを見つけ出す、温かな視点で描かれた1曲です。
くるりのメンバーが実際に佐賀県江北町を訪れ、その豊かな自然や文化に触れた感動が、まるで宝物を見つけたときのような喜びに満ちたメロディに昇華されているのです。
2022年8月に公開された本作は、江北町の町制施行70周年を記念したテーマソングとして制作されました。
町の玄関口である江北駅の駅メロディにも採用され、地域の人々の日常に優しく溶け込んでいます。
忙しない毎日に少し疲れたとき、くるりが紡ぐ穏やかな音色に耳を澄ませて、あなたのすぐそばにある「宝物」を探してみるのもすてきですよ。
春風くるり

5thシングルで、くるりのベストアルバム「TOWER OF MUSIC LOVER」に収録されている楽曲です。
シングルとアルバムでは音の厚みや長さがすこしちがっています。
春風が見えるという歌詞がとてもすてきで、やさしく切ない雰囲気も春のあたたかさとはんたいに、とても沁みる楽曲になっています。
奇跡くるり

本当に奇跡のように短い曲の中にさまざまな感情が溢れては消えていき最初からなかったかのように振る舞うのが得意な一曲です。
言葉で心を伝えることは本当に難しいのですが、もしかしたら、日本語なら可能なのかもしれないそんな気持ちにさせてくれる曲です。
ワンダーフォーゲルくるり

ストレートなロックナンバーに、ピコピコとした繰り返しの電子音がマッチしている一曲です。
これ以降の電子ロック全てに影響を与えていると言っても過言でないと思います。
ワンダーフォーゲルとは登山をはじめとする野外活動という意味ですが、人生そのものを表しているような気がしてなりません。
「人生、山あり谷あり」それでも、ハローグッバイサンキューと挨拶するのが登山家たちのマナーであります。
Remember meくるり

くるりメジャーデビュー15周年記念、26枚目のシングルです。
11thアルバム「THE PIER」に収録されています。
NHK「ファミリーヒストリー」のテーマソングとして使用されました。
家族のうたで、とてもやさしくあたたかい楽曲です。
東京くるり

くるりといえば、京都のバンドであり、関西弁のMCも魅力のひとつでありますが、デビューシングルのタイトルは意外にも東京です。
しかしこれが、まさしく東京という土地の魅力とそこに生きる寂しさをパーフェクトに表していて、素晴らしいです。
イントロのリフがもう、悲しい。
人の世の儚さに浸りたい方へ。
この曲の魅力は、言葉ではいい表せないのです。