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京都の民謡・童謡・わらべうた。歌い継がれる故郷のこころ

日本でも有数の観光地であり、数多くの史跡を有する京都府の民謡・わらべうた特集です。

古くから歴史の舞台となってきた京都にはさまざまな文化があり、一口に「民謡」と言っても作られた年代が幅広く、土地や風習をなぞった色んなジャンルの曲が存在します。

地元の方ならぴんと来るもの、たくさんあるかもしれません。

また関西圏にお住まいなら、歌詞は違うけどメロディーは一緒な歌にも出会えるかも。

京都の歴史を歌からひも解いてみませんか?

京都の民謡・童謡・わらべうた。歌い継がれる故郷のこころ(21〜40)

愛宕さんにまいって

「愛宕さんにまいって」 京わらべうたの会『優女(やしょめ)Yashome』「ねんころり」Kyoto nursery rhyme
愛宕さんにまいって

子供の体に触ってふれあいながら楽しむ曲として歌われているのが『愛宕さんにまいって』です。

愛宕さんとは京都市右京区にある愛宕神社のことで、全国にある愛宕神社の総本社でもあります。

体の部位を別の言葉に変えて歌われている歌詞にそって、子供の頭をなでたり、鼻をつまんだり、ほっぺたを触ったりして遊びます。

愛宕さんのほか、音羽の滝というスポットも登場するので、お子さんと遊びながら京都の街に親しむのもいいですね!

福知山音頭

京都府福知山市に伝わる民謡の一つです。

福知山といえば、1579年に明智光秀を城主として完成した福知山城が今でも立派にそびえ立っています。

南北をつなぐ交通の要衝として栄えたかつての福知山をありありと想像できる歌ですね。

祇園の夜桜

『祇園の夜桜』は、昭和初期に成立した新邦楽の一種である大和楽の曲です。

大和楽は「今までになかった全く新しい日本音楽」を作るために大倉喜七郎さんにより創設されました。

現在はわらべ歌として歌い継がれるというよりも、日本舞踊の伴奏曲として使われることの方が多いようです。

大根切って切りすぎて

「大根切って切りすぎて」 京わらべうたの会『優女(やしょめ)Yashome』「ねんころり」Kyoto nursery rhyme
大根切って切りすぎて

京都に伝わる手遊び歌で、腕を大根に見立て、腕を切るまねをしながら遊びます。

斜めにした腕を階段に見立て、指で歩いて上ったり下りたりし、最後は脇をくすぐるというオチがついているのですが、いつくすぐられるのだろうというスリルが楽しめるんです。

生活の中に根付いた歌という感じがして、懐かしい、古き良き時代を思い起こさせますね。

ひと山こえて

『ひと山こえて』京わらべうたの会「優女(やしょめ)Yashome」The nursery rhyme in Kyoto
ひと山こえて

有名な手遊び歌の一つですね。

きつねとたぬきが登場してにぎやかな感じがします。

山の動物が出てくることから、おそらく山あいの地域で歌われていたんでしょうね。

他の地域ではうさぎが歌われるケースもあるそうですよ。