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【死別の歌】大切な人を亡くした歌。大切な人を想って聴きたい曲

恋人や家族、友人など、大切な方との死別をテーマにした曲を集めました。

深い悲しみにくれる曲や、生前の感謝の思いを歌った曲、思い出を見つめ直す曲、亡くなった方目線の曲……。

さまざまな視点から描かれていますが、どれも故人や残された人への愛であふれています。

喪失感で苦しんでいる方や、旅立ってしまった大切な人への思いを整理したい方は、ぜひ聴いてみてください。

別れという事実を忘れることはできませんが、きっと曲を聴いているうちに、ともに過ごした日々を穏やかな気持ちで振りかえられるようになるはずです。

【死別の歌】大切な人を亡くした歌。大切な人を想って聴きたい曲(41〜50)

Lemon米津玄師

米津玄師 Kenshi Yonezu – Lemon
Lemon米津玄師

不自然死を解明するために奮闘する法医解剖医を描いたドラマ『アンナチュラル』の主題歌として、書き下ろされた楽曲です。

米津玄師さんの代表曲の一つとして人気が高く、カラオケをはじめ各種ランキングでも上位に登場していたので、ご存じの方も多いでしょう。

この曲、死を扱うドラマための曲ということで、亡くしてしまった大切な人への思いがつづられています。

中でもとくに注目していただきたいのが、大切な人を残して感じる喪失感をレモンの香りにたとえている部分。

悲しくてやるせない気持ちをこんなにも美しく表現できる米津さんのセンスは脱帽です。

花束を君に宇多田ヒカル

宇多田ヒカルさんのこの曲『花束を君に』は、NHK連続テレビ小説『とと姉ちゃん』の主題歌になっていたこともあり、幅広い世代に愛されている1曲です。

宇多田ヒカルさんが亡くなったお母さんに向けて贈った1曲だとも言われています。

そう思って聴くと、なるほど葬奏曲、ここにはいない誰かに向けて歌っている曲だなと納得できる歌詞ですよね。

悲しいというよりも、愛する人へ感謝の気持ちを伝えたい、という思いの強いさが伝わってくる楽曲です。

幻の命SEKAI NO OWARI

SEKAI NO OWARIがインディーズ時代にリリースしたこの曲は、生と死をテーマに深いメッセージ性が込められた1曲。

Fukaseさんの繊細な歌声とSaoriさんの美しいピアノの旋律が、聴く人の心に深く響きます。

命のはかなさや喪失感を描いた歌詞に、心を打たれた方は多いはず。

2010年2月にリリースされたこの曲は、後にアルバム『EARTH』にも収録。

大切な人を失った悲しみに向き合いたいとき、そっと寄り添ってくれる楽曲です。

満ちてゆく藤井風

Fujii Kaze – Michi Teyu Ku (Overflowing) / Official Video
満ちてゆく藤井風

失った存在の大きさを、切ない歌声と温かなピアノの旋律で包み込んだ、藤井風さんのラブソング。

愛する人との別れを美しく繊細に描き上げ、大切な人との思い出に寄り添いながら未来へと歩んでいけるような心の支えとなる楽曲です。

2024年3月に公開された映画『四月になれば彼女は』の主題歌で、人生の無常と、それでも愛し続けることの尊さを巧みに表現しています。

本作は、大切な人との別れを経験した人や、誰かを深く愛している人の心に寄り添い、さらに人生の意味を問いかけてくれる作品です。

白鳥ゆず

大切な人との最期の別れを優雅に、そしてはかなく描き出したゆずの楽曲です。

アコースティックな温かみのある音色とともに、残された者の深い悲しみと受容の過程が丁寧に紡がれています。

本作は、2004年9月にリリースされたアルバム『1~ONE~』に収録され、ゆずの音楽的成熟を感じさせる作品として高い評価を得ています。

大切な人を突然失った方や、深い喪失感を抱えている方の心に、そっと寄り添ってくれる楽曲といえるでしょう。

おくりびとAI

クリスタルボイスで多くの人を魅了してきた、AIさん。

彼女が映画『おくりびと』のテーマソングに歌詞を付け、歌唱したのが同名の『おくりびと』です。

彼女の美しい歌声はもちろん、久石譲さんが手掛けたメロディーにも注目してください。

それから、もう一つ触れておきたいのが、その歌詞の内容です。

悲しみを刃物に例え、その痛みに苦しむ様子を描く内容に仕上がっています。

同じような悲しみや痛みを感じている方は、目頭が熱くなることでしょう。

千の風になって秋川雅史

『千の風になって』は、幅広い世代の方から愛されている1曲です。

亡くなった人の目線から、「悲しまないで」と歌う歌詞と、秋川雅史さんの神秘的な歌声は、誰もが知っているのではないでしょうか。

実はこの曲、アメリカの故人を追悼する詩「Do not stand at my grave and weep」を翻訳してメロディーを付けたものなんです。

元となった詩を読むと、さらに歌詞の理解が深まると思います。

また、他のアーティストによるバージョンがあることにも触れておきます。