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【日本の軍歌・行進曲】昭和や戦時中の世代に深く心に刻まれている日本の名曲集

勇壮な瀬戸口藤吉の「軍艦マーチ」、桜が散る春に響く鶴田浩二の「同期の桜」、戦友への想いが胸を打つ島津亜矢の「戦友」。

日本の軍歌や行進曲には、祖国への誇り、戦地へ赴く兵士たちの決意、そして帰らぬ戦友への深い追悼の祈りが込められています。

時に力強く、時に哀しく響くメロディーは、戦争の記憶を語り継ぎ、平和の尊さを私たちに問いかけています。

日本の歴史とともに、今なお多くの人々の心に刻まれている珠玉の名曲をご紹介します。

【日本の軍歌・行進曲】昭和や戦時中の世代に深く心に刻まれている日本の名曲集(11〜20)

日本陸軍深沢登代吉

明治の息吹を感じさせる、日本の陸軍を勇壮に描いた一曲です。

深沢登代吉さんが作曲を手掛け、作詞家大和田建樹さんの言葉が乗せられた本作は、兵士たちの使命感や誇りを荘厳な調べで表現しています。

全10番からなる歌詞では、さまざまな兵科の活躍や出征から凱旋に至る物語がドラマチックに展開される様子は、聴く者の心を揺さぶるのではないでしょうか。

1904年7月に初めて世に出たとされ、陸軍戸山学校軍楽隊による格調高い演奏はSPレコードとしても記録されています。

その後も大切に歌い継がれ、例えば1988年発売のアルバム『正調軍歌陸軍編』や、1998年発売のアルバム『軍歌メモリアル~明治維新から130年~』といったコンピレーションにも収録され、そのメロディーに触れる機会がありました。

当時の軍の式典や出征・凱旋の際に広く演奏され、多くの人々を鼓舞した歴史があります。

日本の歩んできた道や、その時代を生きた人々の想いに触れてみたい方にとって、何かを感じさせてくれる作品ではないでしょうか。

国民の意気斉藤丑松

昭和初期の日本の息吹を音楽で見事に捉えた、斉藤丑松さんによる傑作です。

1935年5月に完成した本作は、斉藤さんにとって二番目の行進曲と記録されています。

海軍音楽隊らしい金管楽器と打楽器が織りなす壮麗な響きは聴く者の魂を揺さぶり、中間部での穏やかな旋律との鮮やかな対比が、後に「鹿倉節」と称えられた斉藤さんの作風の特徴を際立たせています。

伝統的な行進曲の形式に第三マーチを加えた凝った構成も聴き逃せません。

作曲後ほどなくして海軍の式典などで広く演奏され、当時の人々の心を鼓舞したことでしょう。

戦前の名演を集めたアルバム『復刻版!

戦前日本の名行進曲集 ~海軍軍楽隊篇~』にもその勇壮な演奏が収録されており、時代を超えて多くの人々に愛されています。

日本の吹奏楽史に刻まれた勇壮な調べに触れたい方や、当時の気概を感じさせる音楽をお探しの方に、ぜひお勧めしたい一曲です。

その力強いメロディは、きっとあなたの心にも深く刻まれることでしょう。

歩兵の本領永井建子

歩兵の本領【全10番歌唱】軍歌
歩兵の本領永井建子

明治の浪漫と気概を伝える、永井建子さんによる珠玉の一曲です。

1911年、陸軍中央幼年学校の行事で披露されたこの楽曲は、若き加藤明勝さんの詞に、永井さんが勇壮な魂を吹き込みました。

その力強くもどこか哀愁を帯びた旋律は、聴く者の胸を打ち、当時の兵士たちの覚悟や祖国への想いを鮮やかに描き出します。

アルバム『軍歌「あゝ陸軍」』やCD『軍歌・戦時歌謡<完全限定生産スペシャルプライス盤>』などにも収録されています。

映画『太平洋の奇跡』で、この旋律が効果的に使われた場面を記憶されている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

日本の歴史の一節を音楽から感じ取りたい方や、心を揺さぶる力強い調べを求める方におすすめです。

愛国行進曲藤山一郎

「軍艦マーチ」を作曲した瀬戸口藤吉による国民的愛唱歌であり、事実上日本の第二国家と言われた曲がこの「愛国行進曲」です。

勇ましいファンファーレともに力強い歌詞と美しい歌声が響きます。

「愛国行進曲」の歌詞は当時の第1次近衛内閣による「国民が永遠に愛唱すべき国民歌」として公募され鳥取在住の印刷屋に勤務する森川幸雄さん、作曲も公募の中から「軍艦マーチ」の作曲として瀬戸口藤吉さんが選ばれました。

本曲に似たような曲として『行進曲「愛国」』がありますが、こちらは軍楽隊で演奏されることを想定した別の曲です。

『行進曲「愛国」』のトリオに本曲のメロディが使われ、「愛国行進曲」ともに親しまれていました。

非常に明るく逞しい曲なので流れれば元気になりますね!

兵士の序楽 (1944)伊福部昭

伊福部昭さんが1944年、30歳の時に手がけられたこの楽曲は、力強いファンファーレで幕を開ける勇壮な行進曲です。

軍の要請という背景がありながらも、伊福部さんならではの東洋的な旋律とダイナミックなオーケストラの響きは、聴く者の心を奮い立たせることでしょう。

長らく「幻の作品」とも呼ばれていましたが、1995年にアルバム『伊福部昭の芸術3 舞』に収録されたことで、その全貌が広く知られるようになりました。

本作は日本の音楽史に関心のある方や、後の映画音楽に繋がる伊福部サウンドの原点に触れたい方におすすめですよ!

困難な時代に生まれた力強さに、きっと心を打たれるはずです。