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【定番】洋楽ミクスチャーロック入門。おすすめの名曲まとめ

「ミクスチャーロック」という音楽ジャンルを目にして思わず反応してしまう方は、おそらく私と同じように90年代に青春を過ごされた洋楽ファンが多いはず。

ロックやメタルにヒップホップ、ファンクにラテンミュージックにレゲエなど文字通りさまざまなジャンルを混合させた「ミクスチャーロック」は和製英語であって、海外ではそのようなジャンルはラップメタルやファンクメタル、クロスオーバーなどといった名称が付けられているのですね。

こちらの記事では日本でいう「洋楽ミクスチャーロック」といえば、な名曲たちをまとめています。

90年代~00年代初頭のストリートな空気感を若い音楽ファンもぜひ味わってみてください!

【定番】洋楽ミクスチャーロック入門。おすすめの名曲まとめ(1〜10)

Youth Of The NationP.O.D.

アメリカのクリスチャン・メタル・バンドであるP.O.D.によって、2001年にシングル・リリースされた曲。

2001年3月にカリフォルニア州サンティーのサンタナ高等学校で発生した、15歳の少年による銃乱射事件からインスパイアされています。

Give It AwayRed Hot Chili Peppers

Red Hot Chili Peppers – Give It Away [Official Music Video]
Give It AwayRed Hot Chili Peppers

日本で最も有名な洋楽ロックバンドの一つ、レッチリことレッド・ホット・チリ・ペッパーズも90年代という時代では洋楽ミクスチャーロックの代名詞的な存在でしたね。

こちらの『Give It Away』は1991年9月にリリースされたアルバム『Blood Sugar Sex Magik』からのリードシングルで、バンドにとって初のビルボード・モダン・ロック・トラックスチャートの1位を獲得。

名匠リック・ルービンさんのプロデュースによるシンプルでドライなサウンドが、多くのリスナーに新鮮な印象を与えました。

ファンキーでアグレッシブ、思わず体が動き出してしまうミクスチャーロックの楽しさが詰まった名曲です!

SabotageBeastie Boys

Beastie Boys – Sabotage (Official Music Video)
SabotageBeastie Boys

歪んだギターリフ、ファンキーなベースライン、速いドラミングが特徴的なこの楽曲は、ヒップホップとロックの融合を象徴する作品です。

権力への抵抗や不正への立ち向かいを訴える歌詞は、当時のプロデューサーへの不満から生まれたとされています。

ビースティ―・ボーイズの傑作として知られる1994年発売のアルバム『Ill Communication』に収録され、スパイク・ジョーンズ監督による70年代刑事ドラマをパロディ化したミュージックビデオも話題を呼びました。

映画やテレビ番組、ゲームでも使用される人気曲で、ローリング・ストーン誌の名曲ランキングにも選出。

音楽ジャンルの垣根を超えた革新性を感じたい方におすすめの一曲です。

【定番】洋楽ミクスチャーロック入門。おすすめの名曲まとめ(11〜20)

Get BackZebrahead

令和の今も日本のファンと固い絆で結ばれている人気バンド、ゼブラヘッドは音楽フェスでも常連の存在です。

高い演奏力と超キャッチーなメロディ、おばかなキャラクターも相まってまさに愛されバンドとして知られていますね。

そんなゼブラヘッドが1998年にリリースしたメジャーデビュー作『Waste Of Mind』に収録されたこちらの『Get Back』は、切れ味鋭いラップと変則的な手法を用いた特徴的なリフ、グルーヴィなビートと耳に残るサビといったようにまさにゼブラヘッドらしい初期名曲です。

ドライブにもぴったりの曲ですから、ぜひあなたのプレイリストに加えてくださいね。

Ma and PaFishbone

アメリカのオルタナティブ・ロック・バンドであるFishboneによって、1989年にシングル・リリースされた曲。

リードシンガーのAngelo Mooreの両親の離婚からインスパイアされています。

曲の主題にかかわらず、ファンキーなリフとパーティーの雰囲気を特徴とした楽曲です。

Rat RaceSKINDRED

ウェールズ出身のSkindredが放つヘヴィで情熱的な一曲。

レゲエ、パンク、メタルを融合した独自のサウンドで、現代社会の競争や物質主義への痛烈な批判を込めています。

「ラットレース」という比喩を用いて、絶え間ない競争に疲弊する人々の姿を鮮やかに描き出しています。

2007年にアルバム『Roots Rock Riot』に収録され、バンドの代表曲として評価を得ました。

ミュージックビデオも話題を呼び、Skindredの音楽性を広く知らしめるきっかけとなりました。

競争社会に疑問を感じている方や、音楽を通じて社会への問題提起を求める方にぴったりの一曲です。

How Can I LiveIll Nino

Ill Nino – How Can I Live [OFFICIAL VIDEO]
How Can I LiveIll Nino

激しいギターリフとラテンのリズムが融合した、情熱的な一曲です。

自己と他者との関係性、そして人間関係の複雑さを探求する歌詞は、聴く人の心に深く響きます。

2003年7月にリリースされたIll Niñoのセカンドアルバム『Confession』からのシングルで、人気映画『フレディVSジェイソン』のサウンドトラックにも採用されました。

本作は、US Mainstream Rock Tracksで26位にランクインする成功を収めています。

自己探求や人間関係に悩む方、そして90年代後半から00年代初頭のミクスチャーロックの醍醐味を味わいたい方におすすめの一曲です。